ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

早春?の雪入ふれあいの里から三石森林公園

2016年03月11日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2016年3月11日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成27年度第33回(2016年第9回)、「雪入ふれあいの里から三石森林公園」ハイキングに参加した。
2013年11月22日(金)以来となる。

第一集合場所の土浦市民会館駐車場
『いやぁ 今日は今までで一番寒い感じだなぁ』
会長は、既にフードを被っている。
予報ではこの日の最高気温は7度だったが、実際の最高気温は5度だった。
(翌日の天気予報で確認)


9時36分、「雪入ふれあいの里」に到着


「雪入ふれあいの里」駐車場は、当会の車が占有した状態だ。


この日の参加者は18名。
昨年5月15日の筑波山(17名)以来の20名割れである。
やはりこの日の寒さが、出足をくじけさせたのだろう。
写真には写っていないが、小雪が降っている状態なのでやむを得まい。


久しぶりの会長の掛け声で準備体操


『脚の屈伸~っ』


9時48分、出発!
この日の先導役を買って出たのは、「雪入探検隊」と称してここ「雪入ふれあいの里」で
ボランティア活動をしているE子さんだ。


皆さん後に続く。


先ずは拾光寺(じっこうじ)観音を目指す。


薄暗い杉林を進む。


拾光寺観音を示す道標が整備されている。
「雪入探検隊」の労力の賜である。


しばらく進むと


9時55分、拾光寺観音に到着。
案内によると、十一面観音菩薩像には、寛保三年葵亥年(1743)石塚次郎左ェ門之建と刻まれている、とのこと。
『なかなか立派な観音様だなぁ』


案内は、続けて次のように記されている。
拾光寺という寺があったという記録はないが、上方に平らなところがあり、
山崩れの時に、古銭が流失したことがあった。
一説によると、中志地区の雲集寺が、元は雪入にあって、山火事で焼け落ちたと伝えられている。
しかし、その寺跡の所在は定かではない。(千代田風土記 雪入の研究)


全員お参りを済ませ、拾光寺観音を後にして、


山道を下る。


途中から剣ヶ峰コースへの”近道”を進む。
「雪入探検隊」により整備されたというこのコースは初めてだ。
湿った急斜面で靴が滑って難儀する場面や、


大木が横たわったままの所などもあり、歩き易い道ではない。
しかし、初めてのコースを歩くという点では、気分が高揚する。
『いろんなコースを歩くのって楽しいよねっ』


途中、剣ヶ峰コースの近道(健脚向け)への分岐点があったが、
「いやしの里」を通ることにしているため、いったん舗装道路へ出た。
『ここは何度か歩いたことがあるねっ』


途中から、E子さんの推薦で「いやしの里」への近道を進むことにした。。
「青年の家」経由の舗装道よりも近いそうで、保沢(なるさわ)新道というらしい。


成沢新道は、昨年12月に整備されたそうだ。


落ち葉に埋まった緩やかな上りが続く。


緩やかなつづら折の上りを


15分ほど進み、最後の急坂を上ると、


「青年の家」と「いやしの里」の中間点に出た。


砂利道を「いやしの里」へ向かう。


10時43分、「いやしの里」に到着。


「いやしの里」駐車場で一息入れる。


見晴らし台へ行ってみると・・・


あいにくの天気で見晴らしはあまり良くない。


小休止の後、10時57分、剣ヶ峰へ向けて出発!


剣ヶ峰へは、直登コース(パラボラコース)と眺望コースがあるが、
直登コース(パラボラコース)を希望する人はいなかったため、眺望コースへ。


眺望コースを進む。


緩やかな上りの眺望コース


桜の木にいろいろな名前が付けられていた。
石抱桜(いしだきざくら)
石を抱いている? ような状態から名付けられたのだろう。


眺望コースと言っても木々に隠れて眺望は殆ど望めない。


誰が名付けたか、弁天桜(七福神桜)
『羨ましいほどEカップしてるわねっ』


円周率桜
幹回りが3.14mあるというので、そう名付けられた。
もう1本あるという。


11時16分、眺望コース唯一の眺望ポイントを通過。
中央に見えるのは、「青年の家」だ。
『もうちょっと晴れてくれればねっ』


剣ヶ峰を目指す。


11時26分、眺望コース最後の急坂前に到着。
『ここはまだ剣ヶ峰じゃなかったっけ?』


剣ヶ峰への急坂前で呼吸を整えて、


11時28分、剣ヶ峰を目指す。


かつての木の階段は朽ち果てて上り難い。
『階段を整備してくれれば上り易いのにねっ』
「雪入探検隊」ボランティアの皆さん、よろしくお願いします。


剣ヶ峰への急登の途中に雪入翁桜(ゆきいりおきなざくら)が。


11時34分、剣ヶ峰広場(345m)に到着


最後尾のグループも到着。
『いやぁ この急坂には参ったよっ』


剣ヶ峰広場から雪入の集落を見下ろす。


雪入の集落
『ここはなかなか見晴らしが良いねっ』


11時38分、あきば峠を目指して出発!
ここからはOさんが先導役だ。


急な下り坂
ロープに掴まりながら慎重に下る。


雑木林の尾根をあきば峠へ。


大黒桜(七福神桜)


剣ヶ峰からあきば峠を目指すこと約20分、


12時1分、あきば峠に到着した。


そろそろお腹が空くころだが、お昼は三石森林公園で摂ることにしているので、
その前に浅間山を目指すことに。


12時5分、恵比寿桜(七福神桜)


続けて布袋桜(七福神桜)を通過。


黒文字平
ここは何度か通ったことはあるが、”黒文字平”のことは知らなかった。
筑波山・八郷がよく見える、と案内されている。
また、ベンチには、2016.2.22(雪入探検隊)の名前が。
『つい最近のことじゃないっ』


12時12分、”西弓弦月岡小幡????”と刻まれた道標前を通過。
裏には”御成婚記念大正十三年”とあるから、昭和天皇の御成婚(大正13年1月26日)
を記念して建てられたものであることが分かる。


12時15分、石噛桜コース分岐点を通過


12時18分、浅間山への表参道前に到着したが、浅間山(345m)への登頂を希望する人はいない。
浅間山へは、粘土質の急登の参道を上る必要があるため? それともお腹が空いたから?


急登の表参道を諦め、より緩やかと云われる裏参道へ。


12時24分、浅間山裏参道分岐点。
しかし、『お腹空いちゃったっ』や『早くお弁当食べたいなっ』の声が大きい・・・
まあ、この天気では見晴らしはあまり期待できないし、浅間山登頂は次の機会に、
ということで、三石森林公園へ向かうことにした。


三石森林公園を目指し、森林コースを進む。


以前に比べ、笹などがきれいに刈られていた。


ボランティアで作業をしている「雪入探検隊」の人がいた。
この人達のおかげで余分な笹や雑木が刈られ、コースが整備されているのだ。
『ご苦労さまですっ』 『頑張ってっ』


美肌桜
木の表面がすべすべしている感じである。


三石森林公園へ


木製の階段を下って行くと、


水辺エリアがあった。


砂防ダムに貯まった水に緋鯉が2匹泳いでいた。(繁みに邪魔されて見えない)
E子さんによると、2匹の鯉はいつも寄り添うように泳いでいるそうだ。


三石森林公園の「もりの小屋」へ向かう。


12時45分、「もりの小屋」に到着。


「もりの小屋」から八郷方面の眺望。


E子さんの好意で、「もりの小屋」で食事をすることに。
普段は鍵がかかっていて入れないが、この日は管理人に頼んで特別に開けてもらったのだ。


『今日は外で食事をするのは厳しいよねっ』
『ほんとに助かったよっ』


コーヒーのサービスも・・・
湯呑茶碗で飲むコーヒー、熱くて美味しかった。格別な味がした。


食事も終わり、身体も温まった。


13時33分、ゴールの「雪入ふれあいの里」目指して出発だ!


近道は避けて歩き易い車道を下る。


車道を下った入口の所に「みかえりの滝」があった。
かすかに水の音が聞こえる。


以前来た時は水は確認できなかったが、この日はひとすじの流れが見えた。
『うんっ あれは立派な滝だなっ』に納得。


「雪入ふれあいの里」へ


13時48分、あきば峠への分岐点を通過
『こっちへ行くとあきば峠なんだねっ』


剣ヶ峰のパラボラアンテナが見える。


13時51分、眺望大桜前を通過。
『この桜の木が一番大きそうだねっ』


続いて天空桜下を通過。
『花の咲く時期に見てみたいよねっ』


寿老桜(七福神桜)
ここでえ再び七福神桜にお目にかかれるとは。


七曲では、河津桜が咲いていた。
『満開にはあと少しだねっ』


福禄桜(七福神桜)
残すところは、毘沙門桜ということになるが、果して・・・


14時3分、雪入まで500m地点を通過


雪入を目指す。
『あとちょっとだねっ』


雪入ネイチャーセンターが見えた。


14時15分、「雪入ふれあいの里」駐車場に到着
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』


七福神桜の最後の一つ、毘沙門桜にはお目にかかれなかったのはちょっと残念。
コースのあちこちに七福神桜以外のいろんな名前の桜も点在することが分かったので、
次は是非とも桜の咲く時期に歩いてみたいものである。

E子さんの計らいで、三石森林公園の「もりの小屋」を開放してもらったのには、感謝したい。
この冬一番の冷え込みという中で、部屋を提供してもらったのは、本当に有り難かった。
熱いコーヒーが殊の外美味しかった。

この日の万歩計は、16,000歩を少し超えていた。

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コメント
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