ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

横浜市内散策 & 中華街で食事

2014年02月22日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2014年2月22日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成25年度第35回(2014年第5回)、「横浜元町&中華街散策」ウォーキングに参加した。
1月30日は親戚の葬儀、2月7日と2月14日は雪のため中止で、3回連続例会には参加していないので、約1カ月ぶりの例会参加である。


この日の目的地は横浜ということで、お得な「休日お出かけパス」を利用することにした。
往復3,280円のところが2,600円になるので、680円が得になる計算だ。
風邪などが流行っているのだろうか、数名が突然の前日キャンセルとなったため、結局21名の参加となった。
常磐線車内風景(来年度のスケジュールに見入る)


9時42分、この日のスタート地、桜木町駅に到着。


目の前に横浜ランドマークタワーが聳える。
70階建て、高さ296.33mで、超高層ビルとしては日本で2番目に高い。
『うわぁ 物凄く高いわねぇ』
ちなみに一番高い建物は「あべのハルカス」だが、完成は2014年3月7日オープンすることになっている。
現在では横浜ランドマークタワーが一番高いことになる。


案内図で確認中
『え~っと どっちに行けばいいのかな?』


9時44分、出発!
この日は中華街で食事の予約をしており、遅れないためにも準備体操は省略だ。


最初に訪れたのは帆船日本丸。
全長97メートル、幅13メートル、最高マストの高さは水面から46メートル、
総トン数2,278トンで138名乗り込み、とのこと。
総帆数29枚は畳1,245枚分もあるそうだ。


内部見学を待っているとみられる団体がいた。
お揃いのユニフォーム?を着て、こちらに手を振っている子供たちもいる。


通常500円のところ、65歳以上は300円(帆を取り外している期間は100円づつ安くなる)となっているが、
この日は残念ながら見学している時間はない。
『せめて帆を張ってるところが見たかったねぇ』
(1月28日から2月24日までは帆は取り外されているとのこと。残念!)


汽車道
桜木町駅前と新港地区とを結ぶ、鉄道廃線跡を利用して1997年に開通した遊歩道である。
明治44年(1911)開通の旧横浜駅と新港埠頭を結ぶ臨港線(通称税関線)の廃線跡を利用し、
その一部にあたる約500mの区間を緑地として整備したもの。
臨港線は当初貨物輸送目的で作られたもので、新港埠頭内の横浜港荷扱所(後に横浜港駅へ昇格)を経由して
岸壁や倉庫の前、さらに横浜税関構内の荷扱所まで結んでいた。
今もその名残のレールが残されている。


汽車道を進む。
ちょうどこの真下辺りの地下を「みなとみらい線」が走っていることになる。
海からの風は冷たいが、風を受けながら歩くのは気持ちが良い。


汽車道から見たみなとみらい地区の高層ホテル郡
左からランドマークプラザ、クイーンズイースト、横浜ベイホテル東急、
ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル
横浜コスモワールドの観覧車も見える。


正面に見えるのは横浜国際船員センター(ナビオス)だ。


ナビオスの横に大きな錨があった。
中近東から日本へ原油を運搬した大型原油輸送船「高岡丸」(全長316m、幅50m、深さ25.5m、載貨重量215,850K/T)に
備え付けられていたものと同型、とのこと。
錨の重量は18,27K/Tで長さは4.8m、幅2.9mだそうだ。
『いやぁでっかいねぇ』


信号待ちをしていたら、突然真後ろで大きな鐘が鳴り始めた。
10時ちょうどを告げる鐘の音だった。


10時5分、赤レンガ倉庫に到着。


赤レンガ倉庫の間を通って岸壁へ向かう。
『ひゃぁ 風が冷たいっ』
さすがにここは冷たいし、強い。


赤レンガ倉庫から見た横浜港
正面に見えるのは大黒大橋か?


左手には海上保安庁の巡視船「あきつしま」が停泊していた。
「あきつしま」は、全長約150m、総トン数は約6,500トンで、巡視船としては世界最大級、とのこと。
海賊やテロにも対応できるように造船されていて、機関砲が4つ備え付けられている。
また、情報収集用のヘリコプターを2機搭載しており、尖閣諸島周辺の警備や
マラッカ海峡での海賊船からの護衛にも参加する予定、だそうだ。
2013年11月29日に就航している。


プロムナードを山下公園へ向かう。


右手に横浜港みらい地区の高僧ビル郡を見ながら進む。


横浜税関
南東北および関東地方にある都県のうち、東京税関の管轄外である太平洋側の地域を管轄する。
昭和28年(1953)に東京税関を分離した。
本関庁舎の塔屋は緑青色のドームがシンボルで、「クイーンの塔」として親しまれている、そうだ。


神奈川県本庁舎
慶応四年(1868)4月11日横浜裁判所が設置され、同年11月5日に神奈川県の行政を司る組織として神奈川県庁が設置された。
140年以上の歴史があることになる。
今でも現役で使っているとは信じがたい。


大桟橋
像の鼻パーク前の港には遊覧船が浮かんでいたが、大型客船ターミナルには大型船は停泊していなかった。


10時26分、山下公園に到着した。
インド水塔は、関東大震災の際に、横浜市がインド商人をはじめとする外国商人の救済措置を積極的に講じた返礼として
インド商組合から寄贈されたもの。
昭和十四年(1939)の建築で、横浜市認定の歴史的建造物。


赤い靴はいてた女の子像
海の方を見て座っている。
♪赤いくつ~はいてた~おんなの子~♪ 異人さんに連れられて行~ちゃった~♪
何となく”物悲しいメロディ”という印象が強い。


フォークダンスのような踊りの練習に夢中な若者たち


山下公園


山下公園には噴水もある。


港には渡り鳥がたくさん浮かんでいた。


氷川丸
日本郵船が昭和五年(1930)に竣工させた日本の12,000t級貨客船。
多くの日本の貨客船が喪失された太平洋戦争でも沈没を免れた数少ない大型貨客船で、
戦後も昭和35年(1960)まで北太平洋航路で運航を続けた。
船内見学は、一般200円のところ、65歳以上は100円となっている。
日本丸同様この日は残念ながら見学している時間はない。
(4月1日からは一般300円、65歳以上は200円になるとのこと)


横浜マリンタワー
横浜港のシンボルともなっているタワー。
かつては灯台としても機能していた、とのこと。
2010年4月1日に”恋人の聖地”に認定されている。


山下公園を後にして、首都高湾岸線を通過。


首都高湾岸線から新山下通りを500mほど進むと、港の見える丘公園への標識があった。


港の見える丘公園への坂道を上る。


この日唯一の坂道だ。
ここ3週間ほど私用や雪などの影響で休んでいるので、4週間ぶりのウォーキングである。
何となく身体が重く感じるのは、鈍っている証拠である。


大仏次郎記念館横を通り過ぎ、港の見える丘公園へ。


港の見える丘公園から見た横浜港
横浜ベイブリッジが印象的である。


動画で見たところ


横浜ベイブリッジをバックに記念撮影


外国人墓地に沿って元町公園方面へ進む。


外国人墓地
墓参の人の姿もちらほら。


山手資料館


山手234番館


エリスマン邸


イエス・キリスト教会


元町から中華街へ向かう。


元町五丁目東交差点付近から首都高神奈川3号狩場線を望む。
左は根岸線石川町駅である。
川を渡ると中華街は近い。


延平門(中華街西門)
当初孔雀門を目指していたのだが、元町で道を間違えて、反対側の延平門へ来てしまった。


西門通りを中華街へ。
ちょうどお昼時のためか、中華街へ向かう人は多い。


11時52分、善隣門に到着。


中華街大通りを永華楼へ。
凄い人の数である。


11時54分、目指す永華楼に到着。
永華楼は善隣門から80mほどの中華街大通りに面したところにあった。
ほぼ時間通りで一安心だ。


昼食風景


昼食のメニューの一部である。
中華風コーンスープを皮切りに、鶏肉と筍の炒め、エビチリ、小籠包、炒飯、もう一品あったような気がするが覚えていない。
最後にデザートの杏仁豆腐が運ばれて来た。
これで一人1,260円は、リーズナブルだと思う。
せっかくなので、男性陣は紹興酒の熱燗を注文。5年もの(3,150円)だそうだが、なかなか美味しかった。


『安いヨッ、おまけしとくヨッ』
女性陣は片言の日本語の焼き栗のたたき売りについつい財布のヒモが緩む。


手ぶらで帰るのも気が引けるので、永華楼の隣の重慶飯店でかみさんへの土産物を買った。
どうやら店の前で試食をやっていたのが効いたようだ。


土産物も買ったことだし、中華街を眺めながら善隣門へ向かう。


善隣門
”親仁善隣”は、周囲の国々や人々と仲良くしよう、という意味があるらしい。


玄武門を抜けると中華街とはお別れである。


横浜公園を抜け、


横浜スタジアム横を通り、


横浜市役所の角を曲がると関内駅は直ぐだ。
(左側は横浜市庁)


『けっこう楽しめたわよねっ』


13時20分、関内駅に到着。
この日はここで解散することに。この日は整理体操も省略ということに。
『皆さん、今日は大変お疲れ様でした』
『帰りは気をつけてねっ』


駆け足で横浜市内を散策した、というのが実感である。
ゆっくりと時間をかけて観て廻りたい、という人には、ルートや場所が参考になったのではないだろうか?
中華街の人出の多さには驚かされた、というのが正直な気持ちである。
また今までは、中華街は高い、というイメージが拭いきれなかったが、ピンからキリまであるようなので、
今度はかみさんと一緒に訪れてゆっくりとそう高くない食事を楽しみたい、ものである。


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コメント
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