宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2007/06/13
(続き)
17:15頃に「大漁船」を出て付近を散策し、戻ってきたのは17:45。さっき入ったお店の隣の隣、「よっちゃん」に入ります。



比較的狭い間口の右側に焼き台があって、焼き方のお父さんが「いらっしゃい」と声をかけてくれます。そして縄のれんをくぐってお店に入ると右側にカウンター、左側と奥にテーブル席といった配置。カウンターの中には料理担当のお父さんと若い女性の店員さんが2名。「いらっしゃいませ、お一人ですか?」とアジア系と思しきアクセントで聞いてくれます。カウンターにはお二人ほど先客がいらっしゃって、ボクは一番左隅へ着席。まずは「酎ハイ」(300円)を注文し、メニューをいろいろと悩みます。



突き出しは生キャベツに、恐らくしゃぶしゃぶ用のゴマだれがついてます。そして壁一面に貼られたメニューを眺めながら、一瞬「カレー煮込み」(400円)の文字に目が留まりますがためらいます。それでも、焼き物を「タンもととハラミ」と店員さんにお願いしつつ、やっぱりすぐ出る系のおかずも頼まなきゃと思い、「カレー煮込みもお願いします」と結局頼んじゃいました。そしてやっぱり、カレー煮込みはあっという間に出てきました。



牛すじ肉がごろごろと入った煮込み。一口食べると、これがまたたまらなく旨いのです。ビックリしました。頼んで正解です。思わず店員さんに「これ旨いですね~」と感動を伝えてしまいました。そんなカレー煮込みに感動していると、焼き物も思ったより早く焼けてきました。



「タンもと」(2本200円)と「ハラミ」(2本200円)。初めていただくタンもとは、こりこりとしたハラミといった感じの味でした。どちらもオイリーでジューシー。辛子がぴったり合いますね。一杯目の酎ハイを飲み干し、二杯目は「レモンハイ」(300円)をいただくことにしました。



かなりレモン濃いめのレモンハイ。ちょっとボクには酸っぱいくらい、レモンがたくさん入ってます。時間差で出勤の女性店員が到着して、フロア係は3人体勢に。そしてまかないの食事を料理係のお父さんと一緒に召し上がってます。すると気のせいか、お客さん達の注文の声もあまり上がらなくなりました。



18時を過ぎた頃の店内は半分ほどの入りといったところ。これから満席になる前に腹ごしらえ、といったことのようですね。それでもあっという間に食事を終え、それを見計らったようにうしろのテーブルから飲み物の注文が。ボクも便乗して、今度は再び酎ハイをいただくことにしました。



どちらかというとこちらの絶品おかずたちには、中立的な味わいの酎ハイのほうが合うような気がします。そして3杯目を飲み始めた頃、隣にお客さんがやってきて座るなり「酎ハイと煮込み」と。さっと出された煮込みを、お皿を持ってかきこむように食べてます。その姿が、直視している訳ではないのですがオーラ的に、なんとも旨そうに、幸せそうに食べている感じがひしひしと伝わってくるのです。酎ハイを飲みつつあっという間に煮込みを完食。そしてなんと「煮込みおかわり」と。相当好きなんですね。でもこの絶品カレー煮込みなら、普通の煮込みもきっと絶品なのでしょう。一瞬、頼んじゃおうかなとも思ったのですが、さすがにボクのペースだと煮込み一皿で酎ハイ2杯なので、ちょっと食べ切れませんね。そうこうしているうちにお隣さん、煮込み二皿酎ハイ1杯を完食して「ごちそうさま」とお会計をされて去っていきました。なんだか夢のようなあっという間の出来事。ボクも残りの煮込みと酎ハイをやっつけてごちそうさまをします。



お会計は1,900円。ということは突き出しは200円なのですね。おねえさんから「また来てくださいね~」と声をかけられ、焼き方のお父さんから「ありがとうございました!」と声をかけられ、気持ちよく空を見上げるとまだまだ明るい青空でした。時刻は18:34。1時間弱のまったりタイムでした。一人飲みでも十分満足できるお店ですが、今度は何人かでお邪魔していろんなおかずをいただいてみたい、そんなお店でした。
(おわり)

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