年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

墨田ひきふね図書館でナタマメを調べる

2020年01月25日 | 福神漬
雨天続きでひきふね図書館へ行けなかった。ここは墨田区では新しい図書館で緑図書館より郷土資料は多い。
スカイツリ-のあったところは明治の初めの東京府の物産調査で唯一刀豆が産物として記録に残る。江戸東京博物館1999年3月刊行 (東京府志料)に見る明治初期の物産一覧
なたまめ 上木下川村(121ぺ-ジ)
今の押上1-3丁目、墨田4丁目、京島1-3丁目、文化1-6丁目、東墨田1-3丁目にあたる。
ナタマメ 30荷 9円
このひきふね図書館は京島地域にあるので明治の初めはナタ豆の産地ということになる。他の江東方面の区域で普通に栽培されていた刀豆は明治の物産調査で記録された地区しか区史には出てこない。
戦後に発行された江東の区史では明治の産物調査を引用しているようで刀豆の文献はほとんどない。
 農家の自家使用の本草と考えた方が良いのではないのだろうか。そうすると薬効が気になる。あるいは花の部分なのだろうか。
コメント
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