年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

時空を超えたスト-カ-かも

2020年01月22日 | 福神漬
歴史の人物の足跡を辿るとそこに子孫などが住んでいると、もしかすると時空を超えたスト-カ-かもしれないとふと思った。西川口の河鍋暁斎記念美術館は子孫が館長をしている。そこへ福神漬の歴史を調べている人が何の脈絡もなく数回訪問している。多分美術研究者でも関連性は知らないだろう。事実河鍋暁斎の研究者は瓜生政和のことは知っているがその河鍋暁斎画伝の評価は低く、飯島虚心の評伝の方が評価が高い。従って瓜生政和の研究が少ない。福神漬を命名した梅亭金鵞は瓜生政和と同一人物で戯作者であった。この戯作者ということで評価が低い。飯島虚心は旧幕臣で
函館戦争に参加し、維新後朝野新聞が支援した(洋々社談)の編集者となった。ここが飯島の学者としての評価が高かった理由だろう。
 読者受けを狙う瓜生と評伝を意識している飯島との差が信頼性の差となった気がする。
コメント
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