えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

歳月は人を変える

2006年03月24日 23時10分09秒 | ドンキホーテ
 「歳月は人を変える」に、今度はタケやんさんがコメントを。

「この世に産まれてきて進化しなければ、産まれてきた意味がないと思います。  これだけの情報社会に生きてるわけですから、本人が気づかないうちに変ってると思います。
 仏覚という言葉があります。 あぁ~  そうか!  と言う時ありませんか? みんな心の中に宿題を持っていると思いますよ~」

 「本人がきづかないうちに変ってると思います。」
 は、同感ですが、
 「この世に産まれてきて進化しなければ、産まれてきた意味がないと思います。」
 は、私の考えと少し違います。

 進化しなくったって、変らなくったって、もっと言えば退化したって生まれてきた意味はあります。
 進化しようがしまいが、生まれてきた意味、価値は変りません。

 受け売りですが、ある冊子で、慶応義塾大学保健管理センターの大野裕さんが仰っていました。
 「私たちは今、『何をするか』『何ができるか』に価値を置きすぎてきたようにおもう。人間は存在すること自体に価値があるはずなのだが、今のように忙しい社会ではそのことが忘れられがちである。そうしたときに生き方のペースをスローダウンしながら、周りの現実をバランスよく見ていく。その中で、自分自身が、そして周りにいる人たちが『そこに存在している』。その価値を認め、尊重する。そうした生き方が今、必要である」

 
 私がこのことに気付いたのはほんの最近です。
 それまでは「一生懸命」だったり、「人のため」、「家族のため」に努めていることが、価値があると考えていました。が、そんなことはありません。
 一生懸命でなかっても、進化しなくても私の価値は変りませんし、私の意味もあります。
 またいつもの話になりますが、「幸せ」とも関係がありません。

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2 コメント

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司元さんと全く同感です。。。  (ぴーちぱい)
2006-03-25 21:36:24
産まれること。。。人はそこから始まっているのです。 そして、産まれること自体すごく尊いことなのです。 産まれられなかったり障害を持って産まれたり。様々な産まれ方は有りますが産まれたこと自体がすばらしく価値があるのです。

だって、未来は産まれた命の中にこそ有るのですから。 退化たり進化したりを繰り返し人は生きている。正しかったり間違ったり。

間違ったらまた、正しい道へもどればいい。

間違えて罪を背負って生きてはいけないのなら罪を償えばいい。 

今ここに生きている命の存在を認め合うことが大切なのです。 

産まれたから出会えた。。。

でも。。。。命は今だけではない。

きっと遠い遠い命のルーツの果て、今に届いているんだと思います。



私はそんな小説「ぼくがうまれる理由」を出版しました。



きっと司元さんの知人の方は、変わったのではなく、年とともに見えてくるものが増えたんですよ。

本当は今までずっと見てきたはずなのにね。

最終、みんなたどり着くのは、「命」だと思います。 幸せは産まれてきたことをいとおしいと思えることだと・・・私は障害を持つ息子に教えられました。 

えへへ・・・。





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RE:司元さんと全く同感です。。。  (ぴーちぱい) さん (司元)
2006-03-25 22:40:42
 ぴーちぱいさん いつもいつもコメントありがとうございます。



 「未来は産まれた命の中にこそ有るのですから。 」

 「命は今だけではない。きっと遠い遠い命のルーツの果て、今に届いているんだと思います。」





 そうでしたね。

 これが、あの本のテーマでしたね。



 このコメントで、再認識しました。 
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