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生野朝鮮初級学校公開授業

2022年12月10日 14時26分18秒 | コリア
 みなさん こんにちは

 11月16日生野朝鮮初級学校の公開授業を参観してきました。同校は日本の小学校に対応していて、児童は1年生から6年生まで154人。同じ敷地の幼稚園は38人。合計192人が学んでいます。教職員はバスの運転手さんを含めて20人。ギリギリじゃないでしょうか。実際、校長先生は「教員たちは朝早くから夜遅くまで勤務している。それは『民族の誇りを持った人材を育てる』との強い思いからだ」と。

 日本の小学校に出されている補助金が支給されていません。財政的に困難を極めていて、公立小学校にあるプールや保健室はありません。給食も月一回、児童の母親らで作るオモニ会が作っています。
 一般財団法人アジア・太平洋人権情報センター (ヒューライツ大阪)のウエッブページなどによると、
 大阪府は2010年3月、府内の朝鮮学校に対し、補助金交付の前提として(1)金正日総書記の肖像画を撤去する、(2)在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)との関係を断つ、(3)日本の学習指導要領に準じた教育を行う、(4)財務状況を公開する、という「4要件」を提示しました。学園側はこれに対応した結果、2011年3月、「要件を満たした」と判断された初中級学校の2010年度補助金が予定通り交付されました。 
 しかし、府は「4要件」の内容に新たな規制要件を設けて実施を求めるようになりました。そして、2012年2月に朝鮮民主主義人民共和国で行われた迎春公演に朝鮮学校生徒が出演したことをきっかけに、府は3月29日付で2011年度補助金の不交付決定を出しました。市も30日に不交付を決めました。
 これに対して、大阪朝鮮学園 は補助金交付を求め、大阪地裁に提訴。最高裁まで争いましたが、2019年に棄却されています。

 みなさんの中には、いまだに朝鮮学校では朝鮮の最高指導者らの肖像画が飾られていると思っていらっしゃる方も多いんじゃないでしょうか。授業は朝鮮語で行われ、朝鮮の歴史も学んでいますが、日本の地理や歴史、日本語も学びます。子どもたちは活き活きと学校生活を送っています。目は輝いていました。民族のルーツを学び、日本社会とは言わず国際社会の中で民族の誇りを持て生きていける人材を育んでいます。
 日本と朝鮮半島の歴史を考えた時、在日朝鮮人として日本に住む子供たちの教育施設としてふさわしい学校だと思います。
 

 こうやって学校の中を見学するのは初めてでした。色々な気づきがありました。公開授業やバザー、発表会など年に数度、地域に学校を開放しています。ぜひ一度行ってみてください。『偏見?』が解けるはずです。

 最後の昼食懇談会で、オモニ会のお母さんらが作ったビビンバをいただきました。ほんとおいしかった。
 

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