8月に思うこと

　能登のみなさん　こんにちは

　昨日は79年目の終戦（敗戦）記念日でした。この時期、新聞やテレビで様々な戦争特集が組まれています。日本に住む多くの人たちが戦争と平和について思いを巡らせる時期です。この夏、私は二つのことが気になりました。

　ひとつは8月6日の広島平和記念式典にイスラエルの大使が招待された一方、8月9日の長崎の平和記念式典では招待が見送られたことです。どちらもロシアのウクライナ侵攻を機に、ロシアとベラルーシの正体は見送っています。アメリカ、イギリス、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、欧州連合（EU）の大使が長崎の式典を欠席しました。ちなみにパレスチナ代表を広島はそもそも招待しておらず、長崎は招待しています。いろんな意見はありますが、私は長崎の対応を指示します。

　もう一つ、14日のNHKBS4Kの「昭和の選択　敗戦国日本の決断　マッカーサー直接軍政の危機」で、占領当初、米国は日本に直接軍政を敷こうとしていて「①英語を公用語にする②軍票の発行③占領軍裁判所の開設」を準備していましたが、日本のギリギリの交渉の結果、中止しました。初めて知りました。番組の最後に二人の解説者が、「本土は米軍の軍政が敷かれることはなかったが、戦争で一番被害の大きかった沖縄は軍政が敷かれた。そのことは忘れてはならない」と沖縄の痛みを強調しました。

　そうであるなら、いわゆる日本人は、日本の植民地支配の末に日本の敗戦により南北分割統治（北朝鮮はソ連の間接統治、南朝鮮は米国の直接統治）され、朝鮮戦争を経て南北に分断された朝鮮半島のことを深く胸に刻み続けないといけません。

　そのNHKの番組は以下のように再放送されるようです。

8月19日(月) 午後1:30〜午後2:30　BS4K
8月19日(月) 午後9:00〜午後10:00　BS
8月21日(水) 午前8:30〜午前9:30　BSK

　番組HPはこちらです。

https://www.nhk.jp/p/heroes/ts/2QVXZQV7NM/episode/te/4MJW61938G/

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