えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

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マスメディアの戦争責任

2011年02月28日 17時35分41秒 | ドンキホーテ
 昨夜2月27日のNHKスペシャル「日本人はなぜ戦争へと向かったか」で、マスメディアの責任を取り上げていました。

 1、大手新聞社の記者らは満州事変が日本軍の謀略だったことを事件直後に陸軍幹部から聞かされていたのに、自らの判断で1945年の終戦まで一切報道しなかった。
 2、信濃毎日新聞主筆の桐生悠々が軍部批判の記事を書いた時、不買運動に抗せず桐生悠々退社。社内での動揺の空気もあまり無し。
 3、国際連盟脱直前、松岡洋右代表が帰国した際、凱旋と歓迎して報道。
 4、日独伊三国同盟締結を主張。
 5、南京陥落を絶賛し報道、半面虐殺の報道は無し。
 6、戦地からの戦場同時放送で戦意高揚。
 7、日米開戦直前には対日鬼面の米国と。
 8、太平洋戦争開戦直後には、新聞社内で万歳三唱。

 マスメディア自身がここまで体系的に己の戦争責任を取り上げたのは、太平洋戦争開戦からちょうど70年経った今ままでなかったんじゃないでしょうか。当時のメディア倫理ではこれらは日常のことだったのでしょう。戦争を二度と起こさないための反省すべきこととして、今後ずっと伝えられるべきです。
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