えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

在日の知恵を活かした多文化共生

2019年10月21日 14時46分18秒 | コリア
 みなさん こんにちは

みなさん こんにちは

 大阪市は廃校する小中学校の跡地を原則売却する方針です。しかし生野区西部地域で廃校になる9つの小中学校は、防災拠点として活用しながら、民間での運用を考えています。その学校をどんなふうに利用するか区民が議論を深め合う会議「みんなの学校」が先月区役所で開かれ参加しました。

 10人弱のグループに分かれ討論。多文化共生の施設に、モノづくりの拠点に、音楽やエンターテイメントの場になどなど、様々なアイデアが出されました。私のグループは多文化共生施設を提案。その核は「在日韓国朝鮮人の経験値を活かした多文化共生」でした。

 生野区は戦前から朝鮮半島出身の方々が多く住み、今も約5人に一人が在日韓国朝鮮人の方です。そして今、その在日コリアンの方々に加え、ベトナムや中国など外国からの居住者も増えてきてさらに多文化な町に移りつつあります。

 外国からの新たな方々は、言葉の壁、文化習慣の違いなどから不自由、不便を強いられています。そんな方々にとっても住みよい街にするには、すでに長年住んでいらっしゃる在日コリアンの方々の知恵を活かす。そこにこそ、いわゆる日本人も在日コリアンの方もそしてそのほかの民族の方もともに住みやすい街が生まれる。そんな発想からの提案です。

 グループの中で、この言葉「在日韓国朝鮮人の経験値を活かした多文化共生」が出るまで、私は「在日韓国朝鮮人を念頭に置いた」という発想でした。それは在日の方々を今も不便、不自由を強いられている方々で、その方々への対応こそが多文化共生への一歩と。あくまでマジョリティとしてマイノリティの方への施策が重要。意識はしていなくても主体はマジョリティーにあるとの考えでした。しかし、私たちのグループには在日の方も半分ほどいらっしゃいましたが、、その方々から「在日の経験を活かした多文化共生」の言葉が出てきました。まだまだ障害はあるけれど、その障害を乗り切ってきた我々の知恵を活かせと、自らが主体となる宣言です。今更ながら、目からうろこでした。

 ヘイトスピーチがあったり、まだ在日の方々の生きづらさは残っています。しかしだからこそ、そんな中たくましく生きてこられた在日の方々の知恵が今後の生野の多文化共生に役立つ。教えてもらえる会議になりました。

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