アル・ゴア元アメリカ副大統領が出演し、「地球温暖化問題」について考えるドキュメンタリー映画「不都合な真実」を先日見る機会がありました。地球温暖化問題等の環境問題は人類にとり最も重要な課題の一つであります。政治家として常に念頭に置き、かつ行動すべき課題であることを再確認しました。
これまで公害問題など深刻な問題を日本は経験し、かついくつもの課題を克服してきました。あるときは政治指導で、またあるときは「市場の失敗」という形で放置せず「公害問題に真剣に取り組むことが企業の長期的利益につながる」という形でこの問題を市場経済に組み込んで、問題を解決していきました。現在環境技術や資源効率化技術は、日本企業の強みの一つになっています。
温暖化ガスの排出規制は、京都議定書成立により前進しましたが、米国や豪州などの先進国と中国、印度等の多くの途上国はその枠組み外ということで多くの課題を積み残しております。特に最大のCO2排出国の米国の加盟を強く求めることは、日本の役割です。この点日本政府は、機会あるごとに米国政府に強く要求すべきと考えます。
昨今の日本の直面する最大の問題は、少子化とそれに続く人口減少問題です。年金財政を維持したり、国の活力を維持するためには、出生率を増やすことは緊急的な課題であります。しかし地球環境維持の観点からすると、爆発する人口を抑制することが緊急の課題です。個別の国の利益と地球益の間に矛盾が生じ、その調整こそが21世紀の人類の課題でしょう。日本の少子高齢化対策の一つとして、移民を入れることを議論すべき時だと考えます。移民問題は、日本にとり「不都合な真実」になりかねない課題です。
これまで公害問題など深刻な問題を日本は経験し、かついくつもの課題を克服してきました。あるときは政治指導で、またあるときは「市場の失敗」という形で放置せず「公害問題に真剣に取り組むことが企業の長期的利益につながる」という形でこの問題を市場経済に組み込んで、問題を解決していきました。現在環境技術や資源効率化技術は、日本企業の強みの一つになっています。
温暖化ガスの排出規制は、京都議定書成立により前進しましたが、米国や豪州などの先進国と中国、印度等の多くの途上国はその枠組み外ということで多くの課題を積み残しております。特に最大のCO2排出国の米国の加盟を強く求めることは、日本の役割です。この点日本政府は、機会あるごとに米国政府に強く要求すべきと考えます。
昨今の日本の直面する最大の問題は、少子化とそれに続く人口減少問題です。年金財政を維持したり、国の活力を維持するためには、出生率を増やすことは緊急的な課題であります。しかし地球環境維持の観点からすると、爆発する人口を抑制することが緊急の課題です。個別の国の利益と地球益の間に矛盾が生じ、その調整こそが21世紀の人類の課題でしょう。日本の少子高齢化対策の一つとして、移民を入れることを議論すべき時だと考えます。移民問題は、日本にとり「不都合な真実」になりかねない課題です。