山形の森 保守醒論

山形から発信する内外の時評ブログ!

阿南に告ぐ、「外交」とは武器・軍事力を使用しない「戦争」である

2006-03-25 23:06:07 | Weblog
阿南惟茂・駐中国大使は、4月1日の離任を前に北京で記者会見し、日中関係の現状について「両国国民の心のかい離という問題が深刻だ。日中双方で心の狭い民族主義的風潮が現れ始めている」と述べ、懸念を表明した。さらに改善に向け、「双方の知恵と時間をかけた辛抱強い努力」の必要性を訴えた。
阿南は、外務省のチャイナスクール(中国語研修組)の中心的存在として、01年1月に中国大使に就任した。
当時、大使就任が予定されていたのは、池田維オランダ大使であったが、女性工作員に篭絡された橋本龍太郎が、北京の意を汲んで人事案を撤回、ごり押しして阿南就任と言う措置がとられ、5年もの異例の長期赴任となってしまった。
前任の谷野作太郎と阿南を併せた8年余の期間は、江沢民の反日政策に符合して侮られた媚中外交を繰り返してきた。
識者の言葉に、「外交」とは武器・軍事力を使用しない「戦争」である。
「戦争」とは武器・軍事力を使用する「外交」である。との言がある。
これらを見ると日本外務省には国益を踏まえた外交は不在のようだ。
自決して敗戦責任を取った父・阿南陸相の教えが戦争遺児・惟茂には届いてないようだ。
父惟幾は、いま売国の徒として現世にある息子に戦後日本の何を感じているだろう。
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安全を基本に「もったいない運動推進」を世界に呼掛けよう

2006-03-25 21:55:05 | Weblog
「もったいない」の日本語が世界各地で使われている。経済大国・飽食の日本では、忘れかけていた言葉かも知れない。ワンガリ・マータイさん(ケニア共和国副環境相)は、「もったいない」運動を提唱し、グリーンベルト活動を行っている。欧州でも「MOTTAINAI」は 通じる国際語と言われる。折しも、支援電気用品安全法の本格施行で4月1日から安全性を示す「PSEマーク」の付いていない電気製品の販売が規制される問題で、経済産業省は、施行直前になって中古品販売業者から、周知不足などによる混乱を指摘され、経過措置などを取り、4月以降も事実上の流通販売を認めることとなった。担当課長は、「大変ご迷惑をおかけして申し訳ない」と述べ、「メーカーとばかり話してきて、循環型社会という大切な役割を(中古品販売業者と)十分話し合わずに進んだのが一番の反省点」とし謝罪した。使用者の安全第一を踏まえることは当然であるが、行政の拙速な瑕疵を認めて撤回の判断をしたことは評価したい。日本人の忘れかけた良き文化「もったいない」を取り戻す切っ掛けになってくれればいいものだ。
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