佐倉の秋祭り

　あたくしがコドモの頃は10月13日～15日と決まっていた佐倉の秋祭りだが、いつの頃からか10月第二金土日曜日の開催になった。昔は中間試験の直前だったのに、2学期制の現在では後期が始まってすぐということもあり、ムスメは3日間とも遊び歩いている。
　麻賀多神社の大神輿のほか各町内の山車、御神酒所が旧佐倉町を練り歩く。「明神祭り、さーらばっさし（さらば久しい）」、「えっさのこらさのえっさっさ」の掛け声や、お囃子が聞こえると、今年もお米がたくさんとれてよかった、神様ありがとうという気持ちになります。

松茸どびん蒸しと釜炊き松茸御飯 京懐石 美濃吉 そごう千葉店

　ムスコは塾、ムスメは佐倉の秋祭りにおでかけで夫婦2人のお夕飯。夫のリクエストが和食だったので松茸の土瓶蒸しをいただこうと行ってまいりました。土曜日の6時過ぎ、すでに数組の先客がいました。雪月花と3段階の懐石コースのうち今回もまんなかの月懐石￥7,350を注文。今月は「秋麗～あきうらら～」

食前酒：日本酒
先付：小かぶらふくませ 油揚げ 割りだし 柚子こしょう
前菜：秋の彩り七種　
椀替り：松茸どびん蒸し 鱧 銀杏 京水菜
向付：鯛　京湯葉　剣先そうめん
旬菜：甘鯛塩焼き　伏見どうがらし　酢立　又は　和牛朴葉焼　九条ねぎ　伏見とうがらし　
鉢物：豊年蒸し 鴨ロース 粟麩 焼ぐり 三度豆 湯葉 かます 海老
御飯：釜炊き松茸御飯　赤出汁　京漬物　昆布茶
水物：季節のデザート 柚子シャーベット 林檎の甘煮 梅ゼリー 柿 キウイ　水羊羹
　　　　甘味（くずきり）、抹茶

　松茸どびん蒸しはうまいけど、ちょっと塩分が濃いかな。豊年蒸しもちょっとしょっぱかった。松茸御飯も美味しいけど、おこげがなくて御飯が少しべちゃっとしてるんです。それでも、二膳目はお茶漬けにして全部食べちゃいました。
　お腹はいっぱいになったんだけど、夫はどうも満足できなかったらしい。しかも、デザートの前に他のテーブルの伝票を見せられるわ、くずきりもぶつぶつ切れてしまうわ、最後の抹茶がなかなか来ないわでなんだか機嫌が悪いです。ちょっと残念だったので★3つに変更しました。

★★★



店名■京懐石 美濃吉 そごう千葉店 （みのきち）
住所■千葉県千葉市中央区新町1000 そごう千葉店　１０Ｆ
電話■043-242-4185
営業時間■11:00～22:30(L.O.21:30)

本日の朝ごはん－新米５合炊きました！

　日曜日に実家から新米をもらった。でもまだお試しでほんの少しだけ。実家の玄米保管用冷蔵庫にはまだ昨年のお米が入っているので、それを消費してからじゃないと新米への完全移行はできません(>_<)
　とにかくお米をつくってくれたお百姓さんに感謝しながら、朝ごはん・お弁当・お夕飯用にまとめて５合炊いてみた。さわらのおひつに移してから、携帯で撮ってみましたがぼけぼけですね。

　炊き立ては、つやつやぴかぴかで、なにもおかずがなくてもうんまいっ！
　お弁当で冷めたのをそのまま食べても、もちもちでうんまいっ！
　夜は１人分ずつ電子レンジでチンしてから食べても、うんまいっ！

　あたくしがニッポン人でよかった思うのはやっぱり秋の新米の季節です。

本日のお夕飯－パジョン（by夫）

　夫の実家から大量の野菜が届いた。里芋は東北名物「芋煮」にして楽しんだけど、わけぎ２把をどうやって消費するか…これはやっぱり「パジョン（ねぎチヂミ）」にするしかない！卵とアサリと少しの小麦粉でたっぷりのわけぎを焼いて、大判3枚が出来上がり！おともはもちろん、キムチとビールです。

佐倉駅近くの回転寿司 Ｑ衛門

　実家の両親に誘われたので、コドモたちも一緒に久しぶりの家族そろっての外食に行って来ました。2008年9月にＪＲ佐倉駅近くにオープンしたばかりの回転寿司のチェーン店。日曜日の6時前でしたが、すでに順番待ちが10組以上！順番待ち用のベンチには座れましたが、後からもどんどんお客さんがやってきて立って待ってます。6人組の我が家はテーブル席が空くのを待ち続け、席につけたのは40分後でした。

　お皿の種類は下記の7種類、アルコール類は￥525です。
・オレンジ皿　￥98
・緑皿　￥158
・黒皿　￥188
・赤皿　￥248
・白皿　￥288
・銀皿　￥388
・金皿　￥488
　
　Ｌ字型のレーンの内側にはネクタイをきちんと締めた職人さんが何人もいて、威勢の良い声を出しながら次々と注文を受けて握ってくれます。なので、回っているのはどうしても時間が経過してしまっているような…。といっても、あたくしはなま物が苦手なのでアサリの味噌汁￥188、サラダトリオ￥188、梅しそ巻き￥158、黒糖いなり￥98、穴子￥248をいただき、母とうなぎにぎり、たまご、かんぴょう巻きなどを一緒につついたらお腹いっぱい。アサリの味噌汁には大粒のアサリが1ダース入ってましたが、ちょっと塩分がきつかったかな。にぎりのしゃりは少なめでほろりとくずれやすい感じです。
　母とムスメもにぎりをある程度いただいてしまうと納豆巻きなんか頼んでしまって親子三代で非常に安上がりです。本日のお椀はあさりの味噌汁と豚汁しかなかったので、あら汁をいただきたかった母はしょんぼりしてました。
　一方、お寿司大好きな父・夫・ムスコの男性陣は、まぐろくらべ￥488、いかくらべ￥188、輝きトリオ、海賊巻き、中トロなどなどを注文しまくり、その合間に回っているのもとって食べる食べる！1人で10皿以上食べてました。ワサビが多すぎたり、注文が通ってなかったり、頼んでないのがきたり…といったミスはいろいろありましたが、おおむね満足したようです。
　45皿（オレンジ7、緑7、黒13、赤5、白8、銀3、金2）と味噌汁4杯、生ビール1杯でお会計は1万円とちょっと。家族連れで気軽に楽しむにはよろしいんじゃないでしょうか。

★★★☆



店名■すしＱ衛門 佐倉店
住所■千葉県佐倉市大崎台1-16-1
電話■043-483-2888

美味しくて、体にも環境にもよくて、とーっても癒されるオーガニックな石臼挽き手打ちそば 田（でん）

　土曜日の11時、夫と2人でランチに行きました。あたくしの行動範囲からはちょっと離れている八幡宿の手打ち蕎麦屋さん。かねてより、さくら★さんにすすめられ気になっていたのですが、Kyonpa!さんのレビューを拝見して、これは行かねば！と決意し、たまたま千葉市内で朝早くからの用事があったのでそれを済ませてナビに住所をセット！でも「市原市八幡1770-1」はヒットしません。仕方なく「市原市八幡1779」を目的地にして出発です。

　迷うこともなく、道路沿いの看板ですぐに場所はわかりました。なーんだ「市原市八幡1779-1」が正しい場所でした（修正済みです）。駐車場到着が11時5分前でしたが、のれんがかかっていたので口開けの客となりました。
　ヒーリングミュージックがかかる民芸調の店内は手前に大きなテーブルと小さなテーブルが各1、奥に小上がりが6人×1卓、4人×2卓。店内は完全禁煙。トピアリーのあるお庭にも席があります。

　癒し系のおばちゃんが香りのよい韃靼蕎麦茶を持ってきてくれました。あたくしは天せいろ￥1,500、夫は鴨せいろ￥1,500大盛り￥200に、あげ玉と特製天丼たれをつけた半ライス￥100もつけちゃいました。
　メニューには蕎麦や米、鴨、海老から調味料まですべて安心していただけると説明されています。お手洗いも素敵で、コールドプロセス製法の石鹸がおいてありました。これだ！これこそ、エコおばさん歴15年のあたくしが求めていたお店だ！！

　肝心のお蕎麦ですが、とても力強い田舎蕎麦です。薬味は丁寧に刻まれた葱、山葵、大根おろし。つゆは少し辛めでした。天ぷらは獅子唐、茄子、蓮根、茗荷、南瓜と大きな海老。「これ以上はないという油を使っています」とおばちゃんが説明してくれたとおり、からっと軽く揚り、火の通り具合もちょうどよいです。
　鴨汁には、焼き葱ときのこもはいっており、鴨のおだしがとてもうまい！半ライスのあげ玉もからっとして丼たれがもう少しかかっていてもよかったけど、これはこれでちょうどよい塩梅です。

　蕎麦湯も濃くてうまいのでお替りしてしまいました。充分お腹はいっぱいですが、別腹にはまだ入る！そばかんてん￥200とそばがきあんこ￥600を追加。そばかんてんは甘さ控えめでさっぱり、そばがきはふんわり、お塩が多目で甘さ控えめのあんこがたっぷりそえられています。そばがきは残っていた鴨汁につけてもうまかったです。もう大満足！

　このお店のコンセプトに共感できる方は絶対に行くべき！おすすめです！

★★★★☆



店名■いなかそば 田 （でん）
住所■千葉県市原市八幡1779-1
電話■0436-43-2328
営業時間■11:00～15:00

波奈グループの居酒屋さん＠千葉駅西口でランチ 浜庖丁

　平日の午後1時過ぎに1人でランチに行きました。ペデストリアンデッキなどの建設工事がやっと始まりそうな千葉駅西口ロータリーに面した波奈グループの居酒屋さんです。店内は和風モダンな雰囲気で、ススキなどの季節のお花も飾ってあり、なかなか落ち着いたよい感じ。居酒屋とはいえ、女子1人のランチでも全く問題ありません。

　ランチメニューは、
・海老かき揚げ天丼（海老かき揚天丼、小鉢、香の物、みそ汁）￥880
・梅うどんとミニ穴子丼セット（梅うどん、ミニ穴子丼、サラダ）￥850
・きまぐれランチ（一品、小鉢、ご飯、おしんこ、椀）￥800
・旬の魚菜膳（海鮮と茄子のあんかけ、刺身2点、小鉢、香の物、ご飯、みそ汁）￥980
・刺身海味定食（刺身5点、あら煮、小鉢、香の物、ご飯、みそ汁）￥1,080
・いろどり御膳（小鉢5点、天ぷら、サラダ、香の物、ご飯、みそ汁、デザート）￥1,150
・おすすめ浜風御膳（刺身3点、さんが焼き、天ぷら、煮物、サラダ、小鉢、御飯、香物、椀、デザート）￥1,380
　全品コーヒー（HOT or ICE）付きです。

　きまぐれランチはもう終わったとのことで、梅うどんとミニ穴子丼セットを注文しました。デザート付きの千円以上のランチがあるところなど、おじさんだけでなくおばばグループなどにもむいているといえましょう。おしぼり受けにおかれたおしぼりとほうじ茶もでてきますし、さすが波奈グループですね。

　で、10分弱でやってきたお膳もなかなかどうして、丁寧なつくりでした。梅うどんとつゆはきーんと冷やしてあり、こしがあってつるつる、薬味がとろろ昆布・大葉・茗荷・大根おろし・わけぎと5種類もついてきてそれぞれ楽しめます。サラダはレタス、紫キャベツ、ワカメで柚子風味のドレッシング。ミニ穴子丼は穴子はミニでしたが、ご飯はたっぷり、大葉と胡瓜と生姜の甘酢漬けとワサビがのっかって、穴子の下には錦糸卵。穴子が足りないので、香の物（これもありきたりじゃなくてよかった）でご飯を完食してお腹いっぱいです。
　食後のコーヒーはおまけの味でしたが、このお値段でこの内容だったらビジネスランチとしては充分。ごちそうさまでした。

★★★☆



店名■魚菜居酒屋 浜庖丁 （うおさいいざかや はまほうちょう）
住所■千葉県千葉市中央区新千葉1-6-1 （地図を見る）
電話■043-247-5441
営業時間■11:30～14:00 16:00～24:00