JR東日本の大人の休日倶楽部パスを使って1泊2日で山形県赤湯温泉に行ってきました。
目的は、里山十帖の岩佐十良さんがクリエイティブディレクターとなって2017年8月に全館リノベーションした
山形座 瀧波に宿泊すること。
源泉かけ流しの露天風呂付きのお部屋に土曜日に2人で泊まって約7万円もする高級旅館ですが、館内の雰囲気もお料理も非常に洗練されておりました。
ウエルカムドリンクは、ずんだシェイク or 冷酒。
赤湯駅からの送迎車の中でどちらかを聞かれ、インカムで車内から到着と注文を伝えてくれたので、スムーズにでてきます。
花笠踊りのパフォーマンスや、
社長の蕎麦打ち見学と
日本酒の試飲も楽しいですね。
夕食はカウンターで。
薫風「早苗 萌えるころ」
・山形の恵み
置賜 村山 最上 庄内
山形県の4つの地方の恵みをいただく前菜。
置賜の冷や汁
村山のアカミズ
最上のモクズガニとオカヒジキ
庄内の岩もずく
・水ぬるむ
梅山葵
山葵の飛竜頭。輪島塗のお椀も美しい!
・清流から
最上川下り
カジカ、ヤマメの甘露煮、塩引き鮭のなれ寿司、庄内のノドグロ
最上川の上流から日本海までのお魚が並びます。
・里と海
焼野菜 庄内の旬肴 山のソース
庄内浜のアイナメ
花ズッキーニ、クキタマネギ(市場に出荷されていないのでこちらでしかいただけない野菜だそうです)、シオデ(山菜の王様、見た目はアスパラガスみたいです)、岩のり
「山のソース」とは出羽国の保存食でアケビのかわですって!
・水潤
米澤豚一番育ち 飯豊と蔵王
豚肉でオカヒジキを巻いて、豆乳と麹と味噌で煮たもの
土釜に着火
沸騰したら菜箸をさします。
・山野の香り
米沢牛
米沢牛のイチボにクロモジとケールの葉、醤油麹とわさびを添えて。
付け合せは山形セルリー
・瀧波の芋煮汁
地鶏の濃厚なお出汁とわらびの入った夏の芋煮汁。胡椒がきいています。
・馳走
南陽のお米を土釜で
目の前で土釜を火にかけ、沸騰したら菜箸をたてて圧力をかけて炊き上げた有機コシヒカリ。
一粒一粒がきっちりと立って、ぴかぴかつやつや、おかずいらず。
残りを塩むすびにしてもらって、翌朝いただきましたが、それも美味でした。
・お楽しみ
社長の手打ち十割蕎麦。
デザートは豆腐クリームのババロア。
クロモジ茶でさっぱり。
スポットライトを浴びた料理長が説明をしてくれる料理は、地産地消のオンパレード。
とても楽しい食事でした。
日本酒マリアージュはハーフ(2,000円)でもOK。
あたくしがいただいたグレープリパブリックの白ワイン1,200円も美味しゅうございました。
“
うきたむ”の朝食「大庄屋箱膳」
秘伝豆の豆腐
母ちゃんのおかず
上杉伝来の保存食“糧もの”
山形の朝の定番“漬物納豆”
米を主食に育った放し飼い鶏卵“コッコー卵”
東北のお魚
米沢牛の時雨煮 お供色々
南陽産のお米(つや姫)
田舎の味噌汁
目覚めのお飲み物(甘酒)
朝食の炊きたてつや姫も美味しかったし、「佐藤錦をご自由に」もうれしかったです。
ごちそうさまでした。
<施設編>へ続きます。
★★★★
食べログ
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店名■
山形座 瀧波
住所■山形県南陽市赤湯3005
電話■0238-43-6111
チェックイン15:00、チェックアウト11:00