館山 中村屋

　そごう千葉店の「千葉県物産展」に出品されていたので、特製あんパンとメロンパンを買いました。ですので総合評価は控えさせていただきます。

　昔の勤務先では、館山営業所長さんが気のいいおじさまで、たまに本社にくると必ずこちらの菓子パンを「うまいんだぞー」と差し入れてくれたな～としみじみ思い出しました。ショートケーキがはいってるような白い大きな紙の箱にあんパンやクリームパンがはいっていて、お茶の時間に配ってまわるとみんな大喜びだったな～。
　デパートの物産展で４個しか買わなかったので箱入りにはなりませんでしたが、店名入りのポリ袋にいれてくるくるっとひねってから紙袋にいれてくれました。昔から地元の方に愛されているお店だということが伝わってくるようななつかしげな紙袋もいい感じです。

　特製あんパンは、自家製つぶ餡がぎっしり、どっしり。メロンパンはクッキー生地が少し物足りない感じもしますが、パン生地との間にレーズンがはいっていてちょっとびっくり。どちらも美味しくいただきました。

　ちょっと検索したら、楽天市場にも出店してたのでお取り寄せもできるようです。

★★★☆



店名■館山 中村屋
住所■千葉県館山市北条1882
電話■0470-23-2133

引き上げ湯葉というものを初めていただきました。美味旬肴つれづれ

　北海道かに将軍系列の湯葉・豆富・日本料理のお店です。職場の新年会でいきました。
　風情のある入口から靴を脱いであがり、エレベーターにのって宴会場へいくのですが、エレベーターの中まで畳敷きでびっくり。
　でてきたのは全12品（お通し三種、引き上げ湯葉、三段重ね(口代わり、小煮物、田楽盛り)、お造り三種盛り、湯葉グラタン、豆富しゅうまい、海老天婦羅、湯葉サラダ、御飯、赤だし、香の物、水菓子）の引き上げ湯葉コース「ときわ」(6,090)。毎月会費を積み立てているからこそいただけるフルコースのお料理です。

　なんといってもこのコースのメインは引き上げ湯葉で、それ以外の料理はいたって普通というか、それ以下。三段重ねの引き出しに煮物が入っていたりと器は凝っているんですが、かえって食べづらいし、どうやって洗うんだろうと気になるし。湯葉グラタンと豆富しゅうまいにいたってはなんだかお子様向けな感じで繊細さがないし、専門店ならもう少しなんとかならないのかーと思ってしまいました。

　メインの湯葉についてですけれども、私、この年にして引き上げ湯葉初体験です。４人で１つの豆乳がはいった四角い鍋をかこんで、かたまってきたら引き上げてすだちをすりおろしたたれにつけていただきます。一人がいただくと次の人がいただけるまで結構時間がかかります。私は結局3回しか引き上げられませんでした。おしゃべりやお酌に忙しい宴会向きの料理ではないですね。イソフラボンたっぷりでやさしくヘルシーな味わいは気に入りましたが、次も自腹で食べに行くかというと…。もう少しリーズナブルだったらいいんですけど。
　職場のおじさま方は「豆腐と湯葉じゃ食った気がしねぇ」などと言っており、殿方にはボリューム不足のようでもありました。お値段も料理の内容もマダム向きのお店といえましょう。

★★☆



店名■美味旬肴 つれづれ （びみしゅんこう つれづれ）
住所■千葉県千葉市中央区中央3-2-5
電話■043-227-2888

石臼自家挽き蕎麦 源（みなもと）

　日曜日の12時少し前に夫と二人でうかがいました。「千葉のうまい蕎麦73選」に掲載されている手打ち蕎麦屋さんです。国道296号沿いではありませんが、東酒々井交差点の近くで場所はわかりやすいです。以前は同じ国道沿いの佐倉寄りにある「そば源本家」の支店でしたが、今では独立し看板も変わったようです。http://shisui.or.jp/html/gourmet/minamoto.html

　お店の前は駐車場(6台)。店内は、6人掛けと10人掛けの大きな木のテーブルが目立ちます。奥には小上がりも8席あり、全部で28席ほど。店内は禁煙で、お店の脇には喫煙所になるという東屋がありました。お昼前でそんなに混雑しておらずすぐに席に案内されました。

　緑茶と一緒にだされたのは蕎麦の実あられ。ちょっと食べづらいですが香ばしくて美味しいです。お蕎麦は二八と十割の２種、２種盛り合わせの「蕎麦くらべ」、2枚分の「倍」もあります。オプションで天ぷら(500、特上800)、とろろ(300)、おろし(200)、揚げ玉(無料)を好きなお蕎麦につけるシステム。迷った末に、夫は二八の鴨せいろ倍(1,400)、私は蕎麦くらべ(1,000)に天ぷら(500)をつけました。

　最初にきたのは天ぷら。天つゆはついておらず、抹茶塩でいただきます。姫筍、青紫蘇、人参、さつま芋、海老。カラッと揚がっていますが、もう少し衣が軽くてもいいかな。
　お蕎麦には、丁寧に刻まれた葱とわさびがそえられ、おつゆは猪口に入ってるだけです。小さなすり鉢には蕎麦粉が入っていて蕎麦湯を飲むときに入れてくださいとのこと。
　十割蕎麦は太くて噛み応えがあります。二八蕎麦は細めですがコシがつよい。私の好みとしては二八のほうですね。
　鴨せいろ「倍」はほんとにたっぷりの量があります。でもね、鴨汁が薄いんです。薄めずに飲めちゃうんです。鴨南のおつゆとしても薄いです。お蕎麦が手強いだけに負けちゃってます。残念。
　蕎麦粉をいれて蕎麦湯をいただきましたが、粉は最後に残ってしまうんですね。とろりとした蕎麦湯だけでも充分美味しいと思いました。

　蕎麦の実あられ(小さな袋で100で販売もしています)のサービスはうれしいけど、いただくときには一度手のひらにのせるのに、おしぼりがでてこなかったのも残念。食後にお口のまわりも拭けないし。

　店構え、雰囲気、器とどれをとってもご主人の「こだわり」があまりに前面にですぎているというのかなー。私のような素人にはちょっと手に余る感じがなきにしもあらず。
　あ、でもお蕎麦が好きな方には是非おすすめしますよ。

★★★



店名■みなもと （石臼自家挽き蕎麦 みなもと）
住所■千葉県印旛郡酒々井町尾上123-25
電話■043-496-2800

韓式炉端 いふう 千葉店

＜残念ながら閉店しました＞

　駅から近くて便利なデパートの食堂街にある韓国料理のチェーン店です。友達との夕食や職場の宴会で夜の利用は何回かあり、チヂミやプルコギ、マッコリなど美味しくて好印象だったので、熱いものでも食べて温まろうと、平日午後1時過ぎに1人でランチに行ってきました。

　町の焼き肉屋さんとは一線を画すおしゃれな店内はそんなに混雑しておらず、２人用のテーブル席はおひとりさま専用といったおもむき。おじさま１人の隣のテーブルに案内されました。

　ランチメニューは安い順に、陶板タッカルビ定食(1,200)、国産豆乳の豆腐チゲ定食(1,300)、石焼ビビンバとミニ冷麺定食 (1,400)、特選和牛プルコギ重定食(1,800)、韓定食(2,200)。マダム向けの設定とでも言いましょうか、ビジネスランチにしてはお高いですね。ほんとは石焼ビビンバを食べたかったのですが、冷麺が余計だったのとイソフラボン効果を期待して豆腐チゲ定食にしました。

　オーダーして15分後に定食がきました。隣のおじさまにタッカルビ定食が運ばれてから完食されるまでの時間とほぼ同じだったので長く待たされた感がいや増しです。
　トレイには、１人前用の(とはいっても結構大きい)トゥッペギにぐつぐつ煮え立つ豆乳豆腐チゲ、雑穀入りのご飯、きんぴらごぼう、キムチ(少なっ!)、ミニサラダ。小皿に胡麻がはいっていてお好みでいれるよう指示がありました。本場だったら、あと何皿か小さなおかずとキムチもたっぷりつくのでしょうが、日本のデパートだし、まあしようがないか。
　主役のチゲは豆乳なのでまろやかでやさしい味わい、赤くて辛いチゲとは全然違います。豆腐のほかに大根や人参もたっぷり、玉子の半熟加減も塩加減もちょうどよく、かなりの量でしたが、全部いただいてお腹いっぱい、あったまりました。
　お値段相応には美味しゅうございました。

★★★☆


　
店名■韓式炉端 いふう 千葉店
住所■千葉県千葉市中央区新町1000 千葉そごう　１０Ｆ
電話■043-204-8970

真鴨を食べにはるばると干潟八万石へ 嘉儀屋

　旭市(旧香取郡干潟町)にある天保年間 創業200年という鴨料理の老舗http://kagiya3.com/info.htmlまではるばると季節限定の「真鴨」を食べに行ってきました。江戸時代に干拓された「干潟八万石」とよばれる穀倉地帯は飛来する鴨の絶好の餌場だそうで、冬の間だけ(11/15～3/31)天然の鴨料理が味わえるお店です。
　実は、鴨好きの夫と昨年も1度訪れたのですが、大きな宴会がはいっていて入店できなかったので、今回は予約をしてはりきって出かけました。
　
　1階のお座敷は4人掛けの座卓が6卓とカウンター席が8席ほど。畳や内装もちょっとくたびれて、お琴のBGMが流れているにもかかわらずTVがついているというミスマッチな雰囲気。日曜日の12時半近くでしたが、先客はいませんでした。
　お目当ての真鴨料理は、鴨くわ焼き膳・鴨すき焼き膳・鴨鍋膳・鴨ハリハリ鍋膳の4種類で各2,730(小鍋付き、味噌汁付きだと2,310)、合鴨だと各1,890(同1,345)です。私は真鴨のくわ焼き、夫は小鍋付きの鴨ねぎ丼(1,575)と鴨せいろ(1,050)にしました。

　まず鉄鍋ののったコンロが運ばれ、続いて鴨肉・野菜・ご飯・小鍋・サラダ・香の物ののったお膳がきました。「初めてですか？」と聞かれ、そうだと答えるとおばちゃんが焼き始めてくれたので、写真を撮る間もなかったのが残念。野菜はねぎ・白菜・春菊・もやし・えのき、焼きあがったら秘伝のたれ(大根おろしいりのポン酢)でいただきます。真鴨は脂のしつこさもなく柔らかくて美味しいのですが、合鴨とどう違うのかと問われれば私には正直よくわかりませんでした (夫は絶賛していましたが)。
　小鍋は鴨ハリハリ鍋だそうですが、水菜は火をとおしすぎてくたっとしてるし鴨肉は細切れしかはいっておらずちょっと期待はずれ。これで400～500円増しというのはちょっと…。鴨ねぎ丼と鴨せいろは合鴨で、夫がつけた美味しい順番は「くわ焼き＞鴨せいろ＞鴨ねぎ丼」。

　食後にデザートのシャーベット(手作りじゃない市販品風のやつね)がきましたけれど、サラダもそうですが、別になくてもいいなー。鴨はたしかに美味しいけど、その他のレベルは普通以下という感じ。真鴨をどうしても食べたい！という方以外にはおすすめできないといったところでしょうか。

★★☆



店名■嘉儀屋 （かぎや）
住所■千葉県旭市萬歳1586
電話■0479-68-2007

ボリューム満点の中華ランチ 中国遊膳 匠

　平日の午後1時過ぎに1人でランチに行きました。京成線の線路沿いで千葉駅と新千葉駅のちょうど中間あたり、繁華街からは離れた静かなところにある中華料理店です。
　店内は4人掛けの四角いテーブルが10卓近くでしょうか。中華料理のまわるテーブルはありません。OLさんのグループが3組とあと何人かの男性客もいます。結構はやってるんですね。BGMはポップス系で中華料理店というよりは喫茶店の雰囲気。女性比率が高いのもうなずけます。私が案内されたテーブルからは「HOTELの中華で勤めていた」というシェフと助手1人が料理をする厨房の様子が見えました。

　ランチはすべて950円で、あんかけ焼きそば(五目・海鮮・野菜・高菜入り豚肉の4種)・スープそば(焼きそばの4種＋担々麺・蒸し鶏と葱細切り・ワンタン麺の7種)・あんかけご飯(焼きそばと同じ4種)・炒飯(五目・高菜・エビの3種)か日替わりのA(豚肉のピリ辛炒め)・B(エビと玉子のふんわり煮)(ABはおかわり自由のライスとスープつき)から選びます。すべてにサラダとデザートがつきます。
　種類が多くて悩みます。他のテーブルを見ると日替わりよりも単品のほうが人気のようですが、なんとなくえびと玉子のふんわり煮を選んでみました。

　すぐにレタスのサラダがきました。それを食べおわってしばらくしてメイン登場。これが想像以上のボリュームでびっくり！エビは普通なんですけどね、卵はたぶん３～４こくらい使ってるんじゃないでしょうか。中年のおばさんにはちょっと食べきれる量じゃありません。ふんわり熱々で結構いけるのですが、美味しくいただけたのは半分までで、あとは残したら申し訳ないという気持ちだけで胃に収めました。
　いただけなかったのはご飯です。つやもなくぱさついていて残さざるをえませんでした。五目あんかけ焼きそばにすればよかったと後悔…。
　デザートはクコの実が２つのった小さな杏仁豆腐。なめらかな食感と上品な甘さで美味しかったです。お腹一杯なのにもっと食べたい！女性には料理半分でいいから杏仁豆腐をおかわり自由にしてほしいわ～。
　食後に美味しい中国茶でもでてくればまだ満足できたのですが、それもなかったのが残念。
　千葉駅からも近いですし、とにかくお腹一杯になりたい方にはいいと思います。

★★☆


　
店名■中国遊膳 匠 （チュウゴクユウゼン タクミ）
住所■千葉県千葉市中央区登戸2-1-26
電話■043-244-5678

週替わりで二種類の変わり蕎麦が楽しめるお蕎麦屋さん 蕎花(きょうか)

　日曜日の12時少し過ぎに夫と二人でうかがいました。車がないとたどり着けない場所にある手打ち蕎麦屋さんで、お店の前は駐車場になっています。
　店内はカウンターが8席、4人掛けテーブル2卓、小上がり席が4人掛け2卓、2人掛け1卓の全26席。明るくきれいな店内にはBGMはなく、ＴＶがついており、なぜかすっぽんのいる水槽がありました。

　こちらは手打ちの二八蕎麦のほかに週替わりの変わり蕎麦が楽しめるお店ということで、三色天せいろ(1,600)を頼んでみました。今週は「柚子切りと青紫蘇切り」です。夫はいつものとおり鴨せいろ(1,200)を大盛り(200)で。新メニューというワタリガニのから揚げ(300)もつけちゃいました。

　店内は満席ではないものの、次々とお客さんはやってきます。1時少し前に売り切れになって本日の営業は終了してしまい、それから来たお客さんは入れませんでした。日曜日にのんびりしてたら間に合いませんね。

　お蕎麦は、どれも細くてコシがありつるつるといただけます。薬味は丁寧に刻まれた葱とわさびと大根おろし。おつゆは甘めであまり辛くありません。柚子の香りが口の中に広がる柚子切りは特に美味でした。紫蘇は緑色はきれいでしたが香りはあまり…。
　天ぷらは、椎茸・シシトウ・インゲン・茄子・かぼちゃ・海老2本で大根おろしと天つゆがついてきました。油切れが悪く、衣が重いです。お蕎麦が美味しいだけに残念。
　鴨せいろのおつゆも甘めでした。蕎麦湯で薄めていただいても、普通に美味しいのですが、インパクトにかける感じで全部は飲み干せませんでした。
　ヒットだったのはワタリガニのから揚げ。塩味もちょうどよくてお酒をいただきたくなりました。メニューにはおでんなんかもありましたが、でもここってお昼しか営業してないし、車がないと来れないし…。
　
　変わり蕎麦はいろいろあるそうです。次はどんな変わり蕎麦がでてくるか楽しみです。

★★★☆



店名■蕎花 （きょうか）
住所■千葉県八街市八街は105-290
電話■043-441-1508

子連れOK！人気のらーめん屋さん 麺屋青山臼井店

　成田で人気のらーめん屋さんの支店だそうです。土曜日の午後1時少し前に夫と二人で行ってみました。京成臼井駅北口からすぐですが、お店の前に3台(うち軽1台)、裏に4台の駐車場があるので車でも大丈夫です。
　店内はカウンターが7席、4人掛けテーブル1卓、6人掛けテーブル1卓(でも真ん中におはしなど置いてあってペア2組席として使用)、小上がりの6人掛けが1卓です。相席にはしないようで、満席ではないものの店内には4人ほどベンチで待っていました。
　まず、自動販売機で食券を買います。月替わりの限定担々麺を買おうとした途端○が×に…。普通に、味玉らーめん(780)、らーめん(680)、餃子 (350)、ちゃーしゅー飯(250)をチョイスしました。ココナッツプリン(250)も気になったけど、カロリーが気になるので我慢がまん。

　ほどなく席に案内され、食券をわたすときに5種類からスープを選びます。こってりは鶏の白濁ベースで醤油・魚介・にんにく油の3種、あっさりは鶏ガラベースで醤油・魚介の2種。夫は迷った末に「白濁・魚介」、私は一番あっさりの「鶏ガラ・醤油」にしました。
　お店の奥には製麺室があり、こってりは中太麺、あっさりは細麺です。
　鶏ガラ醤油の味玉らーめんは、上品なストレートの細麺にほんとにあっさりしたスープで、飲み干せるほどでした。でも！普通のらーめんにも玉子が半分のっていて、丸ごと玉子ののってる味玉らーめんは100UP、玉子が１つ200というのはちょっと納得いきませんね。
　夫がいただいた白濁魚介スープは、煮干粉の味が強すぎて私はちょっと苦手。夫もにんにく油にすればよかったと後悔していました。中太麺は細麺より美味しかったです。
　餃子は5つでお肉たっぷりでしたが、もう少しジューシーさがほしい。ちゃーしゅー飯は炙ったお肉が美味しいと夫はわしわし食べてましたが、中年おじさんには脂分が多すぎ、カロリーオーバーです。　
　
　土曜日ということもあり、店内は小さなお子さん連れの家族が多かったです。子ども用の椅子がテーブル用・お座敷用と用意されていますし、こちらのお店のうりであるつけ麺は子どもでも食べやすいので（子どもの残した麺を親が美味しく食べられるメリットもありますね）子連れで楽しめるお店だなーと思いました。

★★★



店名■麺屋 青山 臼井店 （めんや あおやま）
住所■千葉県佐倉市稲荷台1-10-2 １Ｆ
電話■043-461-5898

コストパフォーマンス最高のお蕎麦屋さん あまね

　日曜日の11時20 分頃夫と二人でうかがいました。テーブルがまだ2卓あいていたので、運よくすぐに座れましたが、その後どどっとお客さんがやってきて順番待ちの名前を記入していました。店内のベンチで座って待てるのは数人なので、それ以外の方は外で待つことになります。
　「諸事情により一部メニューの価格を改定しました」とのことで、せいろは620、追加のつゆは60です。が！値上げしてもこんなにコストパフォーマンスのよいお蕎麦屋さんはないですね。

　夫は鴨せいろ(900)、私はせいろで、みなさまおすすめの丼たれつきのごはん(100)も頼んでみました。普通のせいろにデフォルトでキスと野菜天２品がついてきてしまうということは、天ぷらがいらない人はどうするのだろうといらぬ心配をしてしまいます（隣のテーブルの方は天ぷらお持ち帰りのパックをもらっていました）。
　
　しばし待ってやってきたせいろの天ぷらは、キスのほかに舞茸・茄子・ピーマン・さつま芋2つでさくっと軽くて充分美味しい！ちなみに海老天は1本200なので、追加で注文すればもうりっぱな天せいろですね。
　そばつゆは辛めで、天つゆは別についてこないので（当たり前か）、結局天ぷらは全部ごはんにのせて甘辛い丼たれをかけていただきました。ほとんど夫にとられてしまいましたが、100とは思えぬ美味しいミニ天丼でした。
　おそばは他店の大盛りくらいの量があり細くて少しかためです。鴨せいろは夫がいたく気に入ったようで、ごはんを食べたにもかかわらず大盛り(100)か追加せいろ(300)でもよかったと言っていました。鴨汁もそば湯でうすめて二人で全部飲み干しました。

　夫婦で充分満足して、手打ちの他店で大盛りの鴨せいろをいただくよりお安く済んでしまうとは！コスパ最高といえましょう。　

★★★★



店名■あまね
住所■千葉県佐倉市上志津原245-2
電話■043-489-7031