森歩き 事務局日誌

森に山に、森林ボランティア活動に、面白い物があれば何でも見に行きます。

下判田里山観察会 お花見

2013年04月14日 | 自然観察会
例年 4月の下判田里山観察会は観察会の後、サクラの下でお花見となっています。
あ~それなのに 今年はサクラが見事に散って葉桜です。 
それでも花見弁当がありなのが 下判田里山観察会です。

今日はとても暖かかったので カエル ぴょこぴょこです。

ミツバチたちも元気にお仕事。ここのミツバチも少なくなって大変な時期もありましたが
元気な様子に 一安心。
で、モニ1000の調査をしながら、お昼の食材を集めながら、虫少年のチョウチョ取りしながら観察会は続きます。

そうです、今日は観察会で集めた野草を天ぷらにして頂きます。

こんなんやら

次々に衣をつけて 揚げていくと 美味しいですよ。 春の野原の味。
食べたのは  オドリコソウ・キランソウ・スギナ・ノビル・ツクシ・ワラビ・フキの葉っぱ
       スイバ・タラノメ・タケノコ・レンゲ・スミレ・ナノハナ・サクラの若葉、、
       最後にツツジの花
最後にお茶を一服  メンバーにお茶の先生がいらしてお薄をたててくれました。

  う~ん、食べ物の話ばっかになってしまった。
  自然観察会らしいことも 書かなくては。

チョウチョ も 飛んでました。  ふふ どこでしょう?

コノハチョウです。  最初の写真で見つけた貴方は えらいっ

サクラソウ保全活動

2013年04月13日 | 猪の瀬戸湿原保存の会
今年もサクラソウのロープ張りの季節です。
昨年は2箇所同日に行なったのですが、今回猪の瀬戸は竹切りもするので
1日仕事となりました。

竹はもちろん ロープを張るときの支柱にするのです。 
200本は用意すること!  代表からの指令です。
22名の参加者 セッセ せっせ  あっというまに300本用意できました。

それを よいしょ よいしょと担いでいって ロープの支柱にします。

お日様あびて たくさんのサクラソウが 待っていてくれました 
     ちょっとお 今年は遅いではないの?

     サクラソウさん 去年のこの頃はまだつぼみだったでしょう。

お山も ピンクの花盛り なんとか昼過ぎには終わりました。
ロープには 「国立公園内立ち入り禁止」の札を下げます。
今年は道沿いのロープには「マムシに注意」の添え書きをした札をさげました。
 ホントですよ。マムシはいますよ。 
     なんて親切なんでしょう。

小さい お父さん

2013年04月12日 | 自然
オオイタサンショウウオが新しく産卵したという連絡が Iさんからあって
 4月なのに?って 物見高く てけてけ  
 本当はサクラの調査が目的ですが それはまた 話が落ち着いてから

ここんとこ少し寒い日が続いているからなのか 4月の9日には6対あったそうで

数えると全部で 8対ありました。2つ卵塊が増えてます。

お父さんオオイタサンショウウオが顔をだしてます。

ちょっと 小ぶりです。 小さいお父さん。多分若い成体なのでしょう。
冬の初めに池に現れるオスは もっと大きくてごっついのです。

今年生まれたオオイタサンショウウオの幼生と並ぶと 小さいのがよく分かります。
産卵されている卵塊もやや小ぶりで、 もしかしたら小さいお母さんが産んだのかしら。

 今ごろ産卵しても ここにいる先に生まれた幼生のご飯になるばかりでしょうに。
 早くに産卵した場合 寒さが厳しすぎて凍る場合もあるし、そんな時には後から
 産卵したのが 生きていく。のでしょうか。
オオイタサンショウウオのリスクマネンジメントは オオイタサンショウウオのみ知る。
生き物達は 見れば見るほど 次ぎの疑問を出してくるので、飽きる暇がありません。

で、上野の森をぐるっと歩いて

変な トガリアミガサタケを見たり

いなせな背中なんだけど

横顔はちょっと怖い 武蔵の国の股旅モン ムサシアブミを見て帰りました。
 

豊後大野市自然図鑑

2013年04月11日 | 書籍紹介
素敵な本を頂きました。 「豊後大野市自然図鑑」

豊後大野市が「豊後大野市自然史友の会」に依頼して出来上がった図鑑です。
内容は豊後大野市の自然環境の解説からはじまって
たくさんの生き物の写真(すべてカラーです)とその説明。
子ども達も読めるようにルビが振ってあります。

とてもステキな本です。
この冊子を手にできた豊後大野市の子ども達は幸せだなあと思います。

え?みんなが生き物好きとは限らないって。
でもね、生き物好きの子は夢中になるだろうし、そうでもない子どももこんな生き物がいるって自然に興味をもつかもしれません。

実はね、昔虫好きの子どもだったころ、見つけた生き物を図鑑で調べてもなかなか分からなくて、挙句に九州にはいるはずも無いものだと思ったり、
そう、あなたも経験ありの 「新種を見つけたにちがいない!」になったりしてたのです。
まずは、この図鑑で身近な生き物をクリヤすればあとはどんどん面白くなる。

身近な生き物がどんどん名前がわかってくると、まだ見ていない虫に会いたいと
恋焦がれたり、うろうろ遅くまで外にいたり、 とまあ、ありがちな話です。

この本の作成のための調査には子ども達もたくさん参加しています。
表紙の絵もそのメンバーの藍澤くん兄弟です。
いい絵です。こんなステキな生き物がいるんだという気持ちが伝わってきます。

大分県のほかの市町村も作ったらいいなあと思います。

モニ1000 沢水調査開始

2013年04月08日 | モニ1000
4月になりましたので、植生は調査スタートです。 久住に行こう!

お山に近づくと、、、お山が白い! もしかして 雪?
車の表示で外気温3度C  

雪が うっすら積もってます。寒いっ なんでかーと言いたい。4月なのに冬。
装備が春用なので 寒さが身にしみます。
それでも

センサーカメラを3台設置して デジタルに替わったので撮れる枚数が飛躍的に増えました。 その分整理も大変だと担当のM氏。
植物の調査の終わりごろに 草原にシカが飛び出してきました。 
センサーカメラには前から写っていたのでいるのは分かっていたのですが、
こんな昼間から 出てこんで欲しいです。

 雪はなかなかやみません。

写真にはうまく写らなかったのですが 雪がふぶいているところです。
サクラの木とふぶき、、サクラ吹雪が目にはいらんか。