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奈良・京都の旅5-笠置寺

2019-12-03 11:24:21 | 奈良・京都の旅
笠置寺。今回のメインはここの見学。

ある山寺の歴史 笠置寺 激動の1300年 改訂版」を著した方の案内という
贅沢な旅だったのですが、

Kさんは、この地で生まれ、Kさん小学校4年生、兄(現在のご住職)が中1の時に
父が盲腸のために急逝なされ、その時からお寺を守る運命にみまわれたそうだ。

もちろん、後見のお坊さんはいたものの、
小さなときからお寺を背負っていた環境は、想像するだけでも大変だ。

村にお葬式が必要になると、小学校で授業を受けているKさんのもとへ
知らせが入り、兄とともに住職としての務めをはたしてきたとのこと。

その経緯を知る村の人々は、その姿に涙したそうな。

長じて大阪で大学に入り、その後東京の銀行に勤めたため
笠置寺とはしばらく離れていたが、

笠置寺のことを調べるうちに、本格的に調べたいと定年をまたずに
研究生活に入る。

古文書をひもとき、(はじめは読み解くことができなかったが
分かる文字をワープロで書き起こし、わからない文字は伏字で記入しているうちに

はじめはわからなかった文字が読めるようになって、
寺に伝わっていた笠置寺縁起を3年かかって、書き起こしたとのこと。)

笠置寺の入り口に隣接する収蔵庫には、
Kさんが、おひとりで読み解いた古文書、貴重な像、その他資料がある。

見ていた仲間が、これだけのもの、普通に自由に出入り出来て
セキュリティーは大丈夫なの?と心配していた。

境内の様子は、
私がここに書くより、リンク先のホームページをご覧いただいたほうが
分かりやすいと思う。

ここからは、今回の秋の風景をいくつか。









































木にカンフル剤?





こういう岩を見ると登りたくなる、ロッククライミング好きな方もいた。





紅葉公園。



















このあたりから、弥勒摩崖仏の上からの風景。





足元に、隙間があって、踏み外したらと思うと怖い。



(続く)


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