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根拠なき楽観者は、やりこめられる

2011-03-22 11:16:05 | 日常のあれこれ
コピーをするとき、濃さの調節をするボタンがある。
濃くしたり、薄くしたりのあのボタン。

このところ、心配性の人はより心配し、
怒りやすい人は、より怒っている、というように
一段階ボタンが濃いほうにシフトしているように感じる。

で、楽観者は、より楽観になるかというと、逆に
少しマイナスになっていると思う。

「大丈夫だよ」などと言おうものなら
どんな根拠でそんなことが言えるのか?と
やりこめられそうである。


人は、どうしてもフィルターをかけて物を見る。
悲観的な人は、悲観的なニュースばかりが目に入る。

怒りやすい人は、怒るタネがどうしても
目に入ってくる。

で、根拠なき楽観者は、その根拠を探そうとしている。

今日、おやじさんが紹介していた文とデータを紹介しよう。
タイトルは「団塊世代は放射能を浴びて育ったな」

以下、引用です。

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青森県六ヶ所村のHPに過去50年間の放射線測定データのグラフがあり、これを見るといくつかの事実がわかります。



半減期の長いセシウム137などの年間降下量がピークを迎えたのは、各国の核実験競争が行われた1964年。そして、この放射線降下量が元のレベルに戻るのに10年を要しています。また1986年にも小さいながらピークがありまして、これがチェルノブイリの影響と推定されるでしょう。

チェルノブイリのデータ値も怖い事は怖いですが、1964年前後のデータは比較にならぬ位に怖いです。1960年代は、青森だけでなく世界中が放射能に汚染された時代でしたが、このときに発育期を迎えた僕らはその時代の牛乳を飲んで育ちました。それに比べればチェルノブイリなんて小さなものです、福島の放射能汚染規模は更に小さい。

僕達団塊世代の小学生時代の常識は「放射能の雨に濡れるとハゲになる」というものでした。まさか放射能と癌の間に相関があるなんて誰も知らなかったんです。それでも何となく広島、長崎、第五福竜丸の経験から、何がしかの健康被害を知っていたということでしょう。

だから、「雨が降ったら必ず傘を差しなさい」と教えられました。

つまり、我々世代にとっては放射能と暮らすのは昨日今日の話じゃないんですな、だからこの程度では驚きません。だからといって、今回の事故は大問題じゃない!なんてことではありませんが・・・

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以上です。


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