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武満の系図、山口まゆさん

2016-04-24 23:05:46 | 歌・コンサートなど


土曜日(23日)、N響のCチクルス。

指揮 : レナード・スラットキン
語り : 山口まゆ(女優)
アコーディオン : 大田智美

ベルリオーズ 歌劇「ベアトリスとベネディクト」序曲

武満 徹 系図(ファミリー・トゥリー)― 若い人たちのための音楽詩(1992)
1. むかしむかし 2. おじいちゃん 3. おばあちゃん 4. おとうさん
5. おかあさん 6. とおく(谷川俊太郎の詩集『はだか』より抜粋)

ブラームス/交響曲 第1番 ハ短調 作品68

前日39度の高熱になり、行かれるかどうか迷ったのだが
頑張って行ってよかった。

N響には珍しい、詩の朗読が含まれる曲で、
山口まゆさん、知らなかったのだが

(最近話題の女優さんとのことだが、
おそらくN響の聴衆は殆どの人が彼女の出る
ドラマを見る年齢層と違うような気がする)

まだ、15歳というこんな大きな舞台に一人で心細くはないのだろうかと
おじいさんおばあさんが、孫を見守る雰囲気になる。

白いシンプルなワンピース、
語りだすと、

その声の質、自然で聴きやすい語り方に
すっかり、魅せられて、

ことばが、一つ一つ飛び込んでくるかのように聞こえる。
適度な速さ、くせのない抑揚、とてもよかった。

全部暗譜(暗記というべきか?)
朗読詩というものが、新鮮に感じたのかもしれない。

で、こういう配役を考えるのはどのあたりの方なのだろうかと、
考えたりする。

指揮者はアメリカ人(ニューヨークでの初演でも指揮した!)で、
多分この少女の存在を直接は知らないだろうから。

語り手は、12歳から15歳の少女が望ましい、と武満は語っているそうだ。

あと、アコーディオンもこの曲には使われていて、
これもオケでは珍しいのでは?



夜、ひぐまりが帰国しているとのことで、十数人で集まる。
集まったうち、身内に100歳以上が一緒に生活しているという人が4人。
これって、すごくない?

この日は、前日高熱を出してウンウン言っていた手前、
早目に帰宅。大丈夫、風邪もおさまったようだ。



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