
最初の写真は、山道でであった鹿。
じっととまって、こっちを見ていた。
お腹が空いたね、次の街でお昼にしょうと、
たどりついた街、Morschach。
入ったレストランは、気さくな家族でやっている食堂風。
近所の人が、お昼を食べにくる感じ。
子供用の椅子と机のセットが、
まるで、ままごとのように置いてある。
小さな子供が、それぞれのテーブルにいっては、
そのテーブルに備え付けの、コースターをせがむ。
はい! と渡すと、
また、くれる。
そのなことをくりかえしているうちに、
注文したスープとガーリックトーストがきた。
サラダは、三人で分け、量的にもちょうどいい。
単品を三人でわけあうのがいいと、だんだんペースがわかってきた。

お昼を食べ終わって、外に出ると、
これから歩いていく道が見える。
牧草地の緑は、このあたりずっと、続く。
湖の向こう側には、新雪をのせた山も見える。

典型的なスイスの家。
どこも、花がきれい。
まわりに、にわとり、うさぎ、あひるなどが、飼われている。

ずっと、降ったりやんだりの天気だったので
画像が暗い。でも、空気は凛とした感じ。
晴れていたら、どんなに…と、想像してください。
約3時間は歩いたが、
写真をとったり、何かととまるので、距離は大したことないと、思う。
でも、高低差はかなりあって、
あそこに行ったら先が下りだといいなと、かなり思った。

途中から、歩き終わりのSisikon近くまで、ずっとついてくる犬がいた。
ちゃんと首輪をつけて、首輪にはお昼を食べた街の名が書かれている。
私達の前へ先回りしては、待っていたり、
戻っていくから、もう来ないのかと思うと、
また、走ってきたり、
かなりの坂を、横に全速力で登っていったり、
木の根元で匂いをかいだり、
ほぼ一時間ほど、私達と同行した。
下の写真の家の前を通った時は、
その家の犬と、凄い吼えあいを始め、
追いかけっこが始まった。
東京の犬と大違いの、真剣みあふれる追いかけっこ、
野生の犬だなと見ていた。
ところが、4~5匹いたその家の猫は、動ずることなく
ひなたぼっこの体制を変えない。
面白い見ものだった。

山から降りてきて、もうすぐ街というあたり。
民家の庭先を歩く。
自由にお持ちくださいと書かれた看板と、
お気持ちだけお願いしますと、缶からがおかれたお店。
小さな青りんご、あんず、ぶどう等が置かれていて、
一緒におかれたビニール袋に、好みの果物を入れ、
一部はその場で頬張る。
甘い果汁がたれてくる。美味しかった。


Sisikonの駅は無人駅。
さて、切符を買おうと思ったら
券売機にいれられる、小銭がない。
両替してくれそうな店もないし、
ATMはあるが、高額紙幣しか取り出せない。
どうしよう、どうしようと言っているうちに、
列車がホームに入ってきた。
しょうがない、のっちゃおうと、三人で乗り込む。
電車はとても新しくて、きれい。
座った席が暖まる間もなく、
Brunnenに到着。
歩いて3時間も、電車ではあっという間。
電車代を払わなくちゃと、駅の中に行き、
事情を話すと、
途中、検札がこなかったんでしょ、
それなら、OKという。
こちらは、払おうと思っているのに、
いいという。
改札というものが、全然行われず、
たまに検札があるだけ。
これも、不思議だ。
ちゃんと、もうかってるんだろうか?

これで13日の後半。(また、続く)
(8月25日記)

旅は続くよ! クリック!
前回、顔を覗かせていた女の子が
気になりましたが、やはり3人なんですね。
街や鉄道でのおおらかさ、
それも、ヨーロッパらしいですね。
木曜日の晩は残念でした!
どこを撮っても絵になるよねー。
旅行記楽しいっ!
リンゴ見た目と大違い美味しいのですよね。
結局電車はタダだったのね、のんびりしていますね。
このあたりまでは、ずっと曇天で
雨まじり。
でも、緑はきれいです。
常に刈り込んでいるのでしょうか。
そうでないと、あの緑にはならないと思います。
木曜日も、その後も、大変残念でした。
記念的コンサートだったのに…
また、どこかでお会いしましょう。
★tamakitiさん
旅行記、一緒に楽しんでくださって
有難う。
だびちゃんも、頑張ってました(笑)
★へたれさん
へたれさんも、思い立ったら
旅立ちそうですね。
是非、お出かけ下さい。
でも、やっぱり、一人はきついかも。
ナビをつとめる人は、必要なようです。
★まーにゃさん
りんご、小さいけれど
まるかじりして、美味しかったです。
見栄えはよくないけど、
素朴だけど。
こういう中で、のんびり生活、
いいでしょうね。