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ヨーデルを岳沢小屋で聴く! お花畑編

2012-09-02 12:00:25 | 歌・コンサートなど
高山植物が群れ咲くところは、お花畑と呼ばれ、
登山中の疲れをいやしてくれる、ほっとする所。

岳沢小屋で一泊したあとは、帰るだけなので
のんびりと、お花畑までエンツィアンのみなさんと一緒にでかけた。

アルペンホルンの石川さんは、
衣装を着て、絶好の背景の中で写真を撮りたいようで
他の人は普通の恰好。



小屋の人も一緒に、まず、第一花畑に。



石川さんはとても気さくな方で、
こちらの質問攻めにも、丁寧にこたえてくれる。

コンサート当日も、
いろんなところで、音の響き方を確かめるように吹いていらしたが
夕暮れに響く音は、本当に素敵だった。


昨年は、朝6時ごろ吹いたら
鳥たちが自分たちのテリトリーを荒らされたと思ったのか
一斉に鳴き出してトンでもないことになったとの話に

じゃあ、今年もやって!と頼んだのだが
いや~、飲みすぎちゃって、今朝は起きられませんでした。
には、みなでにやり。

お花畑では、鳥たちも今年は認めてくれたのかな、などと
そんな話も面白い。

普段のコンサートでは、テューバも吹いていらっしゃるが
今回は下の車に置いてきたそう、

音大なのにワンゲル部だったそうで、
だからアルペンホルンも似合うのですね。

このアルペンホルンは、お手製だそうで、
管の中は機械であらかじめ削られ、まわりは、角材なのだそうだ。

周りを厚みが一定になるように削っていき、
最後は、籐椅子のような籐のツルを巻きつけてある。



長さは3m40cmで、つなぎ目が二か所、(上の写真でわかる)
三分の一の長さで運ぶ。

国によって、基本の音に、違いがあって、
どこだかは、F管、どこだかはG管(ドイツと、イタリアだったかな?)



山から下りてきた人が、山の上の方でも聞こえましたよ、
歩きながら楽しんでいましたと、声をかけてくれる。


お花も。











シシウド。花火のよう。







ほとんどのお客さんは穂高めざして、6時にはいなくなってしまう中、
のんびりと穂高をながめ、朝焼け、夕焼けを堪能。そして、下山。


楽器類を歩荷して下さった小屋のNさん、
上高地について、周りを見渡して、「下界ですね!」

上高地に来ている人はきっと、下界とは思ってないでしょうが、
全く同感。

厳寒期は小屋を閉める話を聞いて、
その間はどうするんですか?

「旅です。」
「どこに?」
「ネパールあたり」

う~ん、やっぱり仙人に近い人だった。



続く(おまけ編)


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