toty日記

toty日記です。感想などいただけたら、喜びます。最近mixiに参加、気軽に声をかけてください。

メリーウィドー

2007-02-15 22:35:36 | ことば
保険のコマーシャルのBGMに
メリーウィドーが流されているのは
どうかと思う、という趣旨の日記を

2箇所でみかけ(マリーナ号さんと、一杯のコーヒーからさん)、

確かに、保険で陽気な未亡人はないな~と
思いながら、お二人にご紹介した。

そこでだが、
未亡人ということばも、失礼な言葉で
未だ亡くなっていない人とは、何だ!
と、よく恩師が言っていたのを思い出した。

調べると、
もともと「未亡人」とは中国語で、
「夫が死んでもなおおめおめと生き残っている妻
(本来、妻は夫の死去に伴い後を追って
殉死するべきとの道徳律による)」との意味がある。
本来謙譲語として用いる語であり、
他人が寡婦(後家)に対して用いるのは極めて失礼な用法である。
(Wikipediaより)

今時、おめおめと生き残って等と言おうものなら
大変なことになりそうである。

ところで、未亡人に対する、
妻を亡くした夫ということばはあるのだろうか?

法律などでは、未亡人とは言わず、寡婦という言葉を使うらしい。
寡は、やもめで、男の場合も女の場合もさすという。

検索してみると、「未亡人」という言葉は、
ピンク映画のタイトルなどに多用されて残っているようである。

英語のwidowには、どんな意味あいが含まれているのだろう。
言葉を考え出すと、面白いね。


メリーウィドー! クリック!


写真は、11月のコンサートに出演してくださったコーラス
みねこぺんさん撮影。

最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
柳よ泣いておくれ (マリーナ号)
2007-02-16 05:43:42
”おめおめと生き残った”って表現は凄いなあ。

”英語のwidow”となると、私は柳の木の如くにソヨッとした若き
女性を空想してしまうんだけど、これはおそらく、ジャズのスタン
ダード曲、”Willow weep for me”からの連想でありましょう。
widowとWillowのスペルが似ているから。いい加減な話であります。
返信する
余計なことだけど (k-tak)
2007-02-16 23:06:26
「未亡人」、言われてみれば不思議な表記ですよね。何でこんな文字が使われるのかなあ???

ところで、ピンクの意味する中身、我が国ではもちろんご存知の通り。英語圏でピンクが意味するのは、レッド(赤)よりは穏健という、政治的な意味らしいですよ。 
「所変われば品変わる」の一例ですね。
返信する
柳と未亡人 (toty)
2007-02-19 22:44:07
★マリーナ号さん
そうですね、
willow, widow
似てますね。

おめおめと…
どこかに使いたくなります(笑)

★k-takさん
ピンクには、そういう意味もあるんですか。

ピンク映画と書きながら、
最近は、余りこの表現もしないのかなと
思ったのでした。
今なら、AV?
返信する

コメントを投稿