toty日記

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さがさん追っかけ旅行その6

2007-03-09 22:38:19 | さがさん追っかけ旅行
いよいよ、今回の旅行の目的、
久留米文化センターで「誰かがどこかで歌ってる」を見る。

久留米駅から歩いて、文化センターへ行く途中、
こんな看板がでていた。

(コンサートの帰りに、この看板をみると、
さがゆき+だるま食堂が連想されて、大笑いしてしまったもの)

さがさん、これ見たかな? などといいながら
文化センターにつく。

20分前くらいだったが、
すでに、幕前に永六輔がでて、お話をしている。
あ、もっと早く来ればよかったと悔やまれた。

たびたび、六輔さん、「まだはじまってません」といいながら
八大さんの生の声と演奏が入った録音テープを説明し、
すでにしっかりとお客さんをつかんでいる。

土曜の午前、いつもTBSの永六輔の番組を聴いているので
初めて見たとは思えない親近感がわく。


最初は坂本スミ子の「夢であいましょう」で始まる。
往年の声量と、明るさと、大阪弁で、
変わってないな~と、思わせる。

次は、地元で活躍しているMAMIさんというJAZZの方、
響く歌を披露。

その次が、さが+渋谷コンビ。
紹介の時、お奨めしたいCDですと、
「See you in a dream」を、掲げて説明。

言葉を大切にしたCDと、
最大級の褒め言葉だと思いました。

言葉の大切さを何時もいっている永さんだから。

その前に、渋谷さんだけで登場の後、
戦後、永さんがラジオから覚えたという「テネシーワルツ」
全ての音に母音がある英語に、会場が沸き、
渋谷さんのピアノを無視して、どんどん進む歌が
ご愛嬌として入る。


渋谷さんは、いつもの通りのシャツにGパン、
さがさんは、黒を主とした妖精のような衣装。

黒い帽子、ふわりとふくらんだスカートの前部がちょっと短め。
そして、黒いブーツで、かわいい。

お二人は、その前のMAMIさんの歌と対照的に、
そぎ落とした音で綴る。

黄昏のビギン
上を向いて歩こう
雨の遊園地
一人ぼっちの二人

十数年、お二人で練りに練って作り上げてきた
歌が響く。

雨の遊園地では、空色の傘をくるくるまわして
舞台を右に左に歩きまわるさがさん。

普段、ライブハウスでは一箇所でじっと歌うことが多いので
(ケロフクは、例外だが)
舞台からおっこちないかと、心配してしまう。(親心に近い…)
でも、無事歌い終わり、みなの心に暖かな気持ちが残る。

そのあと、永六輔さんご推薦の「だるま食堂」。
お笑いなのだが、歌はしっかりとしている三人組。

色とりどりのカツラをつけ、
はと胸でっちりを強調したコスチューム?

テンション高く、
永さんが、今まで出た人たちは確立されたものをもっているけど
この人たちは、見なかったことにしてくださいと、
しきりに言っていたが、実に面白かった。

会場を沸かせるすべをしっかり持っている。

あまりにその姿が印象的だったので
終わった後に、出演者がそろってロビー横に集まっていらしても、
素になったその三人組がわからなかった。

その後、またぐっと陽気に
坂本スミ子がラテンを歌う。エルクンバン・チェロ♪
アドロ♪

そして、楢山節考の主題歌、親を眠らす子守唄
小さいながら、舞台を狭く感じさせる大きさ、歌の力か!

次に、
デュークエイセスの
ジェリコの闘い
夢あいメドレー
 夢であいましょう、いつもの小道で、
 こんにちは赤ちゃん(原作のお父さんバージョン)、
 ふるさとのように、帰ろかな、目を閉じて、遠くへ行きたい
 おさななじみ、どこかで、歌え!君のうたを

いつも、さがさんのしっとりした歌を聴き続けていたので
「どこかで」のオリジナルはこんなだったっけ?と思うほど、
明るく響く。
そして、おさななじみ~その後
 おさななじみが、おじいさんや、おばあさんになって
 孫を目に入れたり出したりの歌詞や
 
 最後に、おさななじみの思い出は、
 青い…、りんご? みかん? ぶどう?
 と、思い出せなくなくて戸惑う歌詞になっている。

 これ、絶対、山吹にもって帰って、
 k-takさんにやってもらおうよと、Aさんと囁きあう。

大好きな「女ひとり」
「筑波山麓(男性)合唱団」
(男性は、タイトルにはないんですね…初めて気付きました)
Dry bones
Memory

デュークエイセス独特のハーモニーと、リズム感とで
「夢であいましょう」の番組を見ていた頃を
思い出しました。

姉と一緒に、どの歌も口ずさめるほどに覚えたな~
このコンサートを一緒に見たかったな~

まわりの席にいらっしゃるお客さんみなが、
青春の日に帰っているなと思ったのです。

最後のフィナーレは、全員が出てきて
夢であいましょうを歌う。

あとで、さがさんが、渋谷さんたら、
「うれしげにのあと、なんだっけ?」
と、心配そうに歌詞を確認していたのよと、教えてくれましたが
横一列に出演者が並んで、渋谷さん、照れているかのようでした。


東京から、Iさん、vivianさん、
そして、空色クレヨンさんが現地から参加。

本当に楽しいショウでした。
中高年層には、こたえられない内容でした。

帰り、Aさんとあの内容を見たい人は
もっと、いっぱいいるだろうな~、
もし、豊島区でやるとしたら
会場は芸術劇場か、
主催は豊島区と教育委員会
後援に、あの店、あの企業と、勝手に想像。

きっぷもぎりぐらいはやるから

誰かにこんなのやらない?と
焚きつけたいね、と話していました。
私たちって、観て満足じゃないのよね…と
またまた、妄想をふくらましていたのです。

夢はね、見続けると叶うのですよ。

坂本スミ子さんの健在ぶり、
デューク・エイセスの厚みのある声の力、
前にすわっていた白髪のおばあさんの
拍手っぷり、
思うところがいっぱいあるステージでした。

これで、追っかけ旅行も完。
長々のお付き合い有難うございました。


実は、今日、また、さがさんの母校でのコンサートに行ってきました。
その後、鵠沼のあちこちをお散歩、
ビールで乾杯、でいっぱいお話し、
江ノ電に乗って、海を見て、帰ってきました。
横須賀線の車内では、私うとうと、さがさん譜面見。

よかったら、夜「なってるハウス」だからと、
誘われましたが、ダンナがスキーに行く用意に手間取り、
夜の部はあきらめました。

さがさんは頑張ってます。すごい!

今日のことは、また明日くわしく。


夢であいましょう!