旅と祭りのフォトログ

さて、どちらへ行こう 風が吹く

はな・はる・フェスタ2016 水玉連

2016-04-30 21:15:19 | 阿波おどり

 阿波おどりは不変の二拍子であるが、

 

 型にはまった踊りではない。

 

 徳島の宝でもある31の有名連は、

 

 主張や個性に大きな違いがある。

 

 修練を重ねた集団の美を見比べることは、

 

 阿波おどり見物の楽しみの一つである。

 

「水玉連」の結成は昭和21年の夏、70年の歴史を刻む。

 

 ちびっ子踊りの衣装は連のマスコットであるカッパが描かれ可愛らしい。

 

 女踊りは真紅の地に白と紺の縞模様を配した衣装が鮮やかだ。

 

 大入り満員の「あわぎんホール」のステージで、

 

 クラシックスタイルの正調阿波おどりに観客は魅了される。

 

「水玉連」が 阿波の盆へと誘う。

2016年4月 徳島県徳島市

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はな・はる・フェスタ2016 阿呆連

2016-04-27 21:34:11 | 阿波おどり

 「阿波の阿の字は阿呆の阿の字」

 

 俗にいう阿波踊り三大主流・・・

 

 「のんき調」「娯茶平調」そして「阿呆調」

 

 三大主流の中で最も豪快で激しい踊りの「阿呆連」

 

 正調阿波武士の踊りを今に伝える。

 

 激しさの中にも伝統の重みと格調が伝わってくる。

 

 日差しが強い藍場浜エントランス桟敷に「阿呆連」が踊り込む。

 

そろそろ、 行くで~

 

 後追いで捉えた女踊りも美しい。

 

 男は豪快、女も豪快・・それが「阿呆連」の流儀。

 

 この隊形が見たかったのよ。

 

 暴れ踊りとも提灯踊りとも称される男踊り。

 

 三味線は粋な旋律を奏で、

 

男たちは豪快奔放に踊り抜けてゆく。

 

 鳴り物を研究し続ける鳴り物集団の層は厚い。

 

 盗人被りが様になってるね。

 

 初日の藍場浜桟敷のトリをつとめた「阿呆連」

 

肩に染め抜かれた破れ傘が踊る。

2016年4月 徳島県徳島市

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はな・はる・フェスタ2016 うずき連 番外編

2016-04-24 21:18:08 | 阿波おどり

初夏の光が眩しい新町川の畔。

 

ピンクに竹をあしらった肩肌脱ぎの衣装が映える。

 

幸運にも寅さんはCM取材の現場に迷い込んだようです。

 

こちらは只今売り出し中の踊る上戸彩(笑)

 

 立ち姿そのものが絵になる富本連長、昨年はパリ公演、シンガポール遠征と世界を舞台にしたご活躍に脱帽です。

 

 連長様、 お顔をギザギザに写してしまい申し訳ない、お盆までに撮影技量の向上に努めますのでご勘弁を・・(汗)

2016年4月 徳島県徳島市

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はな・はる・フェスタ2016 うずき連 其の三

2016-04-23 21:59:44 | 阿波おどり

♪ 唄を流してサ~ 新町橋を涼し朝風 つれびきのアノ たもとから ヨオイヤサ~ アァヨイヤサ~♪

 

 聴き惚れる「盆流し唄」

 

 古き良き新町橋界隈の情景を謳いあげた小唄の一節。

 

 雅号は鯉恵美、お鯉さんの志を受け継ぐ富本連長は鯉の名をもらった六人の一人。

 

 その表情からは芸事の厳しさが伝わってくるようだ。

 

 「はな・はる・フェスタ2016」のステージ演舞「阿波おどり春舞台」です。

 

 「あわぎんホール」午前の部のトリをつとめた「うずき連」

 

 この連にはいつも華やいだ雰囲気が漂う。

 

 過去を振り返れば2007年公開の映画「眉山」で松嶋菜々子と共演を果たした踊り子さんもいましたね。

 

 2010年はイチロー選手を迎えての「キリン一番搾り」のCMが全国ネットで放映され話題となった。

 

 この男踊りの名人はかつてエジンバラ公の面前で踊りを披露したそうだ。

 

 一昨年に女踊りの踊り子さんが阿波おどりの公式ポスターに採用されたことは記憶に新しい。

 

 多くの連で見かけるちびっ子踊りや女半被踊りを持たない「うずき連」

 

 構成は女踊り、男踊り、鳴り物のシンプルなもの。

 

 だが、メディアやCM業界から一目置かれる存在。

 

 昔から伝承されてきた阿波おどり本来の美しさと、

 

 大人が納得できる伝統芸能としての完成度、

 

 新しいものを積極的に取り入れる進取の気鋭、それぞれが高い次元で調和している。

 

 踊りの中に町がある徳島市、生活の中にはいつも’ぞめき’のリズムがある。

 

今年もお盆の徳島でお会いしましょう。

2016年4月 徳島県徳島市

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はな・はる・フェスタ2016 うずき連 其の二

2016-04-21 22:05:58 | 阿波おどり

阿波の卯月は桜に染まる。

 

恒例となった「はな・はる・フェスタ2016」の人気イベント「春らんまん阿波おどり」です。

 

この日、30度を超える真夏日となった徳島市。

 

「うずき連」が踊り込んできた。

 

桜色に染まる藍場浜桟敷。

 

昼間の流し踊りを楽しめるのはこの時だけ。

 

人気の女踊りに観客は見惚れる。

 

その優雅で上品な演舞は折り紙付きだ。

 

多くのカメラマンの視線を釘付けにしてやまない。

 

 男踊りは白地にブルーの涼しげな衣装。

 

 切れ味鋭い団扇さばきは男の潔さだろうか。

 

 個性豊かな顔技にも注目したい。

 

 撮影する側の余談ではあるが、演舞スケジュールはタイトで撮影のチャンスは一回限り。

 

 お目当ての連を桟敷とステージともに楽しむためには、

 

 昼飯抜きの覚悟が必要となる。

 

次は「あわぎんホール」のステージが待っている。

2016年4月 徳島県徳島市

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