7月14日の黄昏時、
「中洲流」最後の流れ舁き。
凄まじい清い水が飛び交う。
当然ながらカメラも洗礼を受けた。
博多川を渡り川端商店街へ、
「土居流」も追い山にむけ最後の調整。
日付は変わり7月15日の午前1時過ぎ、
櫛田神社を目指し「土居流」が動き出す。
酔客で賑わう中洲では、
午前1時50分 「中洲流」が歓楽街を後にする。
粋な弓張り提灯が語りかけてくるようだ。
山笠は命たい!!
オッショイ オッショイ
払暁の土居通りには山笠が並ぶ。
さあ、櫛田神社へ参ろう。
境内に身を置けば、
喧騒の中にも厳かな空気が漂う。
この行事が伝統の神事であることを実感する。
櫛田神社祇園宮にたいする奉納神事なのです。
運命の午前4時59分にむけ徐々に興奮は高まり、
櫛田神社周辺は人波で埋め尽くされ、身動きもままならない。
2018年7月 福岡県福岡市