旅と祭りのフォトログ

さて、どちらへ行こう 風が吹く

博多祇園山笠2018 追い山前夜

2018-07-29 16:14:48 | 博多祇園山笠

 7月14日の黄昏時、

 

 「中洲流」最後の流れ舁き。

 

 凄まじい清い水が飛び交う。

 

 当然ながらカメラも洗礼を受けた。 

 

 博多川を渡り川端商店街へ、

 

 「土居流」も追い山にむけ最後の調整。

 

 日付は変わり7月15日の午前1時過ぎ、

 

 櫛田神社を目指し「土居流」が動き出す。

 

 酔客で賑わう中洲では、

 

 午前1時50分 「中洲流」が歓楽街を後にする。

 

 粋な弓張り提灯が語りかけてくるようだ。

 

 山笠は命たい!!

 

 オッショイ オッショイ

 

 払暁の土居通りには山笠が並ぶ。

 

 さあ、櫛田神社へ参ろう。

 

 境内に身を置けば、

 

 喧騒の中にも厳かな空気が漂う。

 

 この行事が伝統の神事であることを実感する。

 

 櫛田神社祇園宮にたいする奉納神事なのです。

 

 運命の午前4時59分にむけ徐々に興奮は高まり、

 

 櫛田神社周辺は人波で埋め尽くされ、身動きもままならない。

2018年7月 福岡県福岡市

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博多祇園山笠2018 博多っ子純情

2018-07-27 22:15:08 | 博多祇園山笠

山笠キッドのお出ましだ。

 

神妙な直立不動の大人たち、背後に控える子供たちが笑わせてくれます。

 

好奇心旺盛な子供たちは遊びの天才だ。

 

こうして、舁き出し時刻まで和んだ時間が流れてゆきます。

 

 今日の注意事項を頭に入れたら、

 

「土居流」 いざ、参る!!

 

 今度は真夏の太陽が眩しい中洲。

 

 勢い水を浴び子供たちがはしゃぐ。 外せない「博多祇園山笠」の名場面と思っている。

 

 舁き手衆の緊張をよそに子供たちはすっかりお楽しみモード。

 

 しかし、周りをベテランの大人たちがしっかりと護り統制を保つ。

 

 幼児のころから山笠に親しみ、

 

 カッコイイ山のぼせに成長してゆく。

 

俺についてこい!!

2018年7月 福岡県福岡市

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博多祇園山笠2018 追い山もどき

2018-07-25 17:39:14 | 博多祇園山笠

 もちろん「追い山もどき」といった公式行事はございません。

 

 流れ舁きで行われる櫛田入り練習のひとコマです。 一番山の誇りにかけて「西流」が飛んでゆく。

 

 「土居流」の子供たちが出発します。

 

 招き板を掲げ櫛田神社の清道をひと回り。

 

 男見るなら文月の博多。

 

 直線をフルパワーでダッシュ!!

 

 櫛田神社の楼門前をかすめ、

 

 清道へ、

 

 清道を囲む桟敷席は県外者にとっては高嶺の花、入手困難なプラチナチケットです。

 

 しかし、山笠の櫛田入り練習時は無料で開放されます。

 

 ガイドブックに詳しい日時の記載は無いが、ネット情報で多くのファンが詰めかける。

 

 大観衆を背景にリハーサルとは思えない迫力ある光景が展開する。

 

 777年の伝統を担ぎ、

 

 男たちは7月15日の本番に臨む。

 

 清道を取り囲んだ舁き手衆が迎える中で、

 

 「大黒流」の櫛田入りです。

 

 夕刻の5時を過ぎても熱気が冷めない清道。

 

 「博多祇園山笠」の主要行事は7月1日から15日まで、

 

 ハイライトは7月15日早朝の「追い山」

 

 リハーサルとはいえ桟敷の特等席で堪能させてもらった。

 

 熱気が桟敷席の前を全力疾走してゆく。

 

 半端ない力の熱波、夜の直会で英気を養ってもらいたい。

2018年7月 福岡県福岡市

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博多祇園山笠2018 飾り山めぐり

2018-07-23 23:04:16 | 博多祇園山笠

 山笠浮かれで汗を拭う、心地良き博多の夏。

 

 「尾張名古屋保城」 徳川宗春公も登場し愛知県から訪れた山のぼせには嬉しい限り。

 

 「天神ソラリアプラザ」の吹き抜け部分に建つ飾り山はファッショナブルで格調高い。

 

 多くの人が行き交う天神地区は新天町、表題はお馴染みの「サザエさん」です。

 

 「大丸エルガーラ」のアーケード内に建つ天神一丁目、表題は「黒田関ヶ原之陣」

 

 天神から中洲までは炎天下の散歩。

 

 西日本一の歓楽地に建つ中洲流、表題は「長政関ケ原武勲」 博多では黒田の人気は高い。

 

 複合商業施設「博多リバレイン」前に建つ飾り山、表題は「蒙古襲来博多湾」

 

 明治通りを横断すれば川端商店街のアーケード、川端中央街の表題は「アサデス。KBC」

 

 上川端通が建てる走る飾り山、表題は「義経八艘飛」

 

 見送りの表題は「京鹿子娘道成寺」 艶やかです。

 

 櫛田神社へたどり着きました。 境内に建つ飾り山の表題は「日本武尊討熊襲」

 

 「キャナルシティ博多」のサンプラザステージに建てられる飾り山は美しい。 見送りの表題は「ゴジラ博多上陸」

 

 まるで手筒花火かと思わせる噴水のアトラクション。

 

 飾り山の周囲は吹き抜けになっているため上下左右360度、どこから眺めても豪華。 表題は「激闘三太刀」

 

 「グランドハイアット福岡」のラウンジからグラス片手に眺めるのも一興ではあるが、

 

 寅さんの好みはこちら・・・ うまか~

2018年7月 福岡県福岡市

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博多祇園山笠2018 集団山見せ 其の二

2018-07-20 22:22:50 | 博多祇園山笠

 四番山「土居流」 表題は「歌舞伎十八番 暫」 人形は鎌倉権五郎景政。

 

 紺の久留米絣は寅さん好み。

 

 「集団山見せ」には所要時間の計測はなく比較的なごやいだ雰囲気のお披露目行事。

 

 五番山「大黒流」 表題は「吾在俱」 人形は黒田長興。

 

 福岡市の要請で昭和37年から始まった「集団山見せ」

 

 舁き山笠が博多から福岡へ入る唯一の行事。

 

 赤い締め込みが存在感を放っております。

 

 六番山「東流」 表題は「思君慈母成鬼神」 人形は吉岡妙林尼。

 

 高速山笠「東流」 子供たちの走りっぷりも速い。

 

 七番山「中洲流」 表題は「開運七福人」 大黒天、毘沙門天、恵比須天、寿老人、福禄寿、弁財天、布袋尊が宝船に乗って777年の伝統を祝す。

2018年7月 福岡県福岡市

コメント (2)
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