旅と祭りのフォトログ

さて、どちらへ行こう 風が吹く

浪花の渡し船

2019-12-27 21:58:56 | 関西紀行

 旅は大阪環状線の西九条駅から始まった。 新鋭323系電車で桜島線終点の桜島へ。

 

 大阪湾岸には現在も8カ所で渡し船が運航されている。 天保山渡船は此花区桜島から対岸の港区天保山を結び、約3分のお手軽な船旅が楽しめる。

 

 映画「男はつらいよ」では寅さんが連絡船や渡し船を利用する場面が度々登場する。 船の名が「桜」とは粋な計らいだ。

 

 観光船とは違い無料で利用できるところが寅さん好み。 地域に密着した生活の足として欠かせない。

 

 目の前を「サンタマリア」が横切って行った。

 

天保山は江戸時代に遊興地として整備され夏の遊船、冬の雪見と遊覧客で賑わい大阪随一の名所として発展する。

 

 坂本龍馬とお龍が日本初のハネムーンに旅立った地でもある。

 

 慶応4年に天保山沖で挙行された観艦式を明治天皇はこの場所から観閲された。 

 

 昭和の風情が懐かしい天保山渡船場より再開発著しい大阪の高層ビル群を望む。

 

 寅さん、これからどこへ行くの?  そうよな~ あの雲と相談して決めるよ。

 

正月は映画でも見るか。

2019年12月 大阪市港区、此花区

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神戸ハーバーランドの灯

2019-12-23 20:18:38 | 関西紀行

 クリスマスの灯りは港町が似合う。

 

 かつては外国航路の出船入船で賑わった神戸港。

 

 西洋文化の面影が残るエキゾチックな建造物が点在する。

 

 お洒落な「チャペルアニヴェルセル」

 

 再開発されたハーバーランド地区にはショッピングセンターや文化施設、最近では豪華なタワーマンションも建設されている。

 

 ホワイトイルミネーションで飾られたカルメニ正面玄関。

 

美しい「神戸ガス燈通り」

 

 跳ね橋を過ぎれば海の香が感じられます。

 

 大観覧車のゴンドラから港を眺めてみたい。

 

 窓を開ければ 港が見える

 

 メリケン波止場の 灯が見える

 

夜風 潮風 恋風のせて 今日の出船はどこへゆく  Merry X’mas from KOBE

2019年12月 兵庫県神戸市

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神戸ルミナリエ2019

2019-12-16 20:25:04 | 関西紀行

 街が煌めく時節。

 

元町駅から並ぶこと約1時間・・・

 

 やっと、たどり着いた光の回廊。

 

 神戸の町を彩る冬の風物詩「神戸ルミナリエ」です。

 

Luminarie With LOUIS VUITTON

 

 一流のブランドショツプが集まる旧居留地。

 

 洗練された格調高いイルミネーション。

 

 東遊園地に出現した巨大な光の宮殿。

 

 そんじょそこらのイルミネーションとは一線を画す芸術作品。

 

 華やかな彩に鎮魂の想いを添えて。

 

洒落たセンスが光る神戸です。

2019年12月 兵庫県神戸市

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅燃ゆる京都2019 建仁寺

2019-12-11 20:17:04 | 京都散歩

 祇園の町に鎮座する京都最古の禅寺。

 

 山号は東山、臨済宗建仁寺派の大本山「建仁寺」

 

 俵屋宗達の最高傑作として名高い国宝「風神雷神図屏風」を有する。

 

本坊中庭にある「潮音庭」

 

 紅葉の見頃は遅く、

 

 京都の紅葉名所が散紅葉になる頃に見頃を迎える。

 

 中央に三尊石その東には座禅石。

 

 周りに紅葉を配した枯淡な四方正面の禅庭。

 

 方丈北庭の隅には手水鉢が置かれ、質素な紅葉が枯山水の庭に紅を添える。

 

 納骨堂裏側より紅葉越しに方丈を望む。

 

 「大いなる哉 心や」 ここにいるだけで、こころ静かに自らと向き合える。

2019年12月 京都市東山区

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅燃ゆる京都2019 勝林寺

2019-12-08 13:35:13 | 京都散歩

 'インスタ映え'するお寺らしい。

 

 「勝林寺」の夜間特別拝観です。

 

見事な紅葉と和傘のコラボレーション。

 

 毘沙門天を祀る「東福寺」の塔頭「勝林寺」

 

 境内には本堂が建つのみの小さなお寺だが、

 

 秋の紅葉シーズンには足を運びたい。

 

 和傘を用いた巧みな演出。

 

 多くの女性やカップルで賑っていた。

 

 静かな本堂奥の枯山水庭園。

 

浮かびあがる紅葉に行燈と和傘を添えて。

2019年11月 京都市東山区

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする