旅と祭りのフォトログ

さて、どちらへ行こう 風が吹く

京都・京極界隈

2011-06-30 20:40:08 | 京都散歩

安産の神様として知られる「染殿院」 提灯の灯りがひときわ印象的です。

 

歴史と風格漂う店構えの漢方薬老舗。

 

こだわりのミリタリーショップもある。

 

全国的に有名な大衆食堂はレトロの極み。

 

こちらはセンスのよい古書の店。

 

京の台所、錦小路の賑わい。

 

明日から京都は「祇園祭」で華やぐ。

2011年6月 京都市中京区

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法金剛院・夏のプレリュード 其の三

2011-06-27 20:50:23 | 京都散歩

沙羅双樹です ‘ナツツバキ’ とも称されます。

 

法金剛院の表門脇の沙羅双樹が咲き始めておりました。

 

 朝に花をつけ、夕べに散り急ぐ一日花。

 

「 沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす」と平家物語の冒頭に詠まれた花です。

 

 水無月の雨に、ことのほか似合う花でもある。

 

やはり、この花は落花こそが美しい。

2011年6月 京都市右京区

 

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法金剛院・夏のプレリュード 其の二

2011-06-26 12:17:53 | 京都散歩

法金剛院の境内東側は池泉廻遊式浄土庭園となっており、花菖蒲、紫陽花が見頃を迎えておりました。

 

簡素な表門をくぐると、清楚なユリの花がお出迎え。

 

この季節になると、ハナショウブ、アヤメ、カキツバタの明確な区別が悩ましい。

 

花鳥風月を愛でる風流人の感性には及ぶべくもないが、移ろいゆく季節の彩を感じ取りたい。

 

くちなしの花の~花の香りが~

雨に濡れた、くちなしの花が盛りを過ぎようとしている。

 

白無垢の紫陽花が、深緑の苔庭に際立っておりました。

2011年6月 京都市右京区

 

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法金剛院・夏のプレリュード 其の一

2011-06-24 20:17:31 | 京都散歩

四季を通じて観光客が絶えない京都の観光名所から、少し距離を置く‘花園’の地に「法金剛院」がある。

 

‘関西花の寺第十三番霊場’として名高く、紫陽花が見頃をむかえておりました。

 

紫陽花の花言葉は「移り気」・・・

 

梅雨空の下で日ごとに色を変えてゆく。

 

そぼ降る雨が最も似合う花でもある。

 

薄紫、薄紅、青、紅、白・・・雨に咲く色とりどりの紫陽花はこの時節に欠かせない。

 

本堂を背景にガクアジサイが水無月のやさしい雨に濡れておりました。

2011年6月 京都市右京区

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「嵐電」は昭和の香り

2011-06-22 19:25:08 | 京都散歩

久々に「嵐電」に乗ってみた。

速くて便利な新幹線とは対照的にガタン、ゴトンとレールのきしみ音を奏でながら走る。

 

遮断機のある踏み切りとレトロな電車の組み合わせは昭和の面影が漂ってくる。

 

料金は全区間均一200円、各駅の発車時刻は10分間隔と分りやすい。

 

限りなく人間の生活に密着した、優しい電車である。

 

正式名称は京福電気鉄道(株)嵐山線、支線に北野線がある。

 

高名な歌舞伎役者であり、人間国宝でもあった十三代目・片岡仁左衛門は大の鉄道ファンとしても知られている。

だが新幹線に対しては「新幹線が出来てからは、旅に風情がなくなった」と嘆いた。

 

昭和57年に公開された「男はつらいよ・寅次郎あじさいの恋」では新緑の京都が美しく描かれている。

十三代目・片岡仁左衛門と渥美清の絶妙な絡みも懐かしい。

小雨に煙る休日は「嵐電」に乗って、紫陽花の名刹を訪ねてみよう。

2011年6月 京都市右京区

 

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