ずらりと並んだ弓張提灯が祭り気分を盛り上げる。 一番偉いのは奉行かな?
「拳母祭り」の本楽です。
ラグビーワールドカップで燃えた豊田市がさらに熱く盛り上がる。
自動車の町として世界的に有名な豊田市。 昭和31年までは拳母市と称していた。
「拳母祭り」は拳母神社の例祭として寛永年間から五穀豊穣を祈り開催されている伝統の祭礼行事です。
午前10時、号砲と共にその年の先頭を務める花車から勢いよく境内に駆け込んでゆきます。
今年の華車を務める「竹生町」
お目出度い紅白の紙吹雪が令和を祝します。
半端ない紙吹雪は視界を遮り観客の頭上に容赦なく降りかかる。
時には山車全体がすっぽりと覆われてしまう。
山車の姿は前面から捉えても魅力的だが、
後追い撮影の方が「拳母祭り」らしさを表現できるのかも知れない。
お祭り日和の拳母神社鳥居前。
紺地に金刺繍の大幕、繡橙色の紙吹雪が絶妙のカラーコーディネート。
山車が通過する度に紙吹雪の積もる量も増えてゆきます。
ずいぶん深くなったね。
スリップしたらあかんぞ!!
綱の先頭は私たちに任せて!!
秋空にピンクの傘、紙吹雪が彩鮮やかに舞う。
幾何学的美しさの後部梶棒を操る楫方衆の見せ場。
拳母神社境内に整列を終えた8輌の山車は愛知県有形民俗文化財に指定されている芸術品。
これから山車の周辺では様々な芸能が奉納披露されます。
2019年10月 愛知県豊田市