梅小路蒸気機関車館では大正から昭和にかけて活躍した蒸気機関車が保存展示されている。
その数19輌、かつて日本全国津々浦々で活躍した名機達である。
使い込まれたアナログの機器は実に美しい。
いぶし銀の動輪直径1,520mm
お召し仕様機C58の優美な姿。
汽車が活躍した時代、今日の鉄道車両では味わえない旅情が漂つてくる。
2012年6月 京都市下京区
梅小路蒸気機関車館では大正から昭和にかけて活躍した蒸気機関車が保存展示されている。
その数19輌、かつて日本全国津々浦々で活躍した名機達である。
使い込まれたアナログの機器は実に美しい。
いぶし銀の動輪直径1,520mm
お召し仕様機C58の優美な姿。
汽車が活躍した時代、今日の鉄道車両では味わえない旅情が漂つてくる。
2012年6月 京都市下京区
便利ではあるが、何かと複雑な世の中です。
瓢箪とナマズに纏わる禅問答はさておき。
趣のある露地を進めば・・・
優雅な昭和の名庭「余香苑」が広がる。
蒸し暑さが残る梅雨の晴れ間で・・・
季節の花々を愛で・・・
穏やかな時間が過ぎてゆきます。
梅雨空から夏の光。
雨傘から日傘へ・・・夏は来ぬ。
2012年6月 京都市右京区
京都洛西は花園の地に妙心寺塔頭・退蔵院はある。
年間を通して四季折々の花が訪れる者を優しく迎えてくれる。
京の禅寺は格調高い美術館。
砂紋が美しい「陰の庭」
対峙する「陽の庭」
こちらは「元信の庭」
禅の名庭と季節の花々を楽しもう。
紫陽花が見頃を迎えております。
青もみじを揺らす初夏の風、穏やかな水無月の休日である。
2012年6月 京都市右京区
洛西、花園の古刹にふさわしい格式が漂う法金剛院。
「蓮の寺」として有名で、7月は早朝から開門を待つ観蓮者の列ができる。
6月中旬から7月上旬にかけては紫陽花が見頃を迎える。
梅雨時のうっとうしさを晴らしてくれる紫陽花の花。
特別名勝・池泉廻遊式浄土庭園では色とりどりの紫陽花が楽しめる。
一年の花暦には欠かせない。
紫陽花の花言葉は「移り気」花の色がよく変わることから「七変化」「八仙花」とも呼ばれる。
日差しの下でクマバチのホバリングが始まった。
梅雨晴れに手水鉢の水光る花園の昼下り。
2012年6月 京都市右京区
築地塀に囲まれた広大な境内に質素ながら格調高い塔頭が並ぶ。
妙心寺は臨済宗妙心寺派大本山としての風格漂う大寺院。
沙羅双樹の寺として名高い東林院は妙心寺の塔頭のひとつ。
今年も「沙羅の花を愛でる会」が始まりました。
朝に咲き夕刻から夜にかけ花姿そのままに散り落ちる一日花。
散りてこそ美しき夏椿。
「沙羅双樹の花の色盛者必衰の理をあらはす」とは平家物語の一節。
形あるものは必ず壊れてゆく、形美しきもの永遠に保てず。
御住職の法話によれば、皮肉にも京都議定書が採択された年に樹齢300年の沙羅の古木は朽ち果てたそうです。
「佛さへ 身まかりませし花の色 見ていま沙羅に おもえ諸人」
2012年6月 京都市右京区