うっすらと雪化粧した城下町の朝。
「国宝・犬山城」から程近い旧市街地の一角に「日輪山・常満寺」があります。
椿に雪は寒の風情でもある。
尾張の銘椿「常満寺椿」が咲き始めました。
見頃は1月中旬から2月中旬。
冬枯れの時節に優しいピンクの一輪・・・
花びらを愛で、やわらかな春の光を思う。
2011年1月 愛知県犬山市
うっすらと雪化粧した城下町の朝。
「国宝・犬山城」から程近い旧市街地の一角に「日輪山・常満寺」があります。
椿に雪は寒の風情でもある。
尾張の銘椿「常満寺椿」が咲き始めました。
見頃は1月中旬から2月中旬。
冬枯れの時節に優しいピンクの一輪・・・
花びらを愛で、やわらかな春の光を思う。
2011年1月 愛知県犬山市
人間国宝を辞退した陶芸家、河井寛次郎の美意識が随所に宿る格調高い居間。
この重厚な空間で人間国宝の歌舞伎役者、十三代目・片岡仁左衛門と寅さんの絶妙な絡みは見応えがある。
マドンナ役、いしだあゆみの紺絣の着物姿が華を添えていた。
山田洋次監督は、この作品のラストシーンを国宝の彦根城で締めくくっている。
2012年1月 京都市東山区
京都の五条坂に高名な陶芸作家・河井寛次郎の作品を展示する記念館がある。
「河井寛次郎記念館」は彼が暮らした住居兼工房を往時の姿のまま保存、一般公開されている。
ここは昭和57年に公開された映画「男はつらいよ・寅次郎あじさいの恋」の舞台ともなった場所。
映画の名場面を温めつつ、30年の歳月を経ても変わることがないロケ地を訪ねてみました。
2012年1月 京都市東山区
振袖に襷掛けの凛々しい立ち姿が冬空に映える。
胴造りから始まり、弓構え、打起し、引分け、会、離れ、そして残心。
弓道の流れるような一連の所作は美しい。
華やぎと喧騒の中で物事に動じない不動心は清々しい。
2012年1月 京都市東山区