恋は櫓の上から始まる。
左義長時雨に浮き囃子。
今年の一番太鼓は下長淵区です。
重厚な櫓上で繰り広げられる浮き太鼓。
お気に入りの櫓を訪ね歩き、さぎっちょ娘の笑顔から、
渋いベテランの浮き姿まで、
楽しかった二日間を振り返りたい。
2018年2月 福井県勝山市
恋は櫓の上から始まる。
左義長時雨に浮き囃子。
今年の一番太鼓は下長淵区です。
重厚な櫓上で繰り広げられる浮き太鼓。
お気に入りの櫓を訪ね歩き、さぎっちょ娘の笑顔から、
渋いベテランの浮き姿まで、
楽しかった二日間を振り返りたい。
2018年2月 福井県勝山市
祭りを訪ねる旅はゆっくり走る列車を利用したいものだ。
福井から勝山まで「えちぜん鉄道」に乗車することを楽しみにしている。
車窓からは九頭竜川にかかる美しいトラス橋「小舟渡橋」を眺め、
列車の最前部から楽しむ雪国ならではの鉄道風景・・・まるで子供やね。
しかし、今年は風景が違う。 2月上旬には北陸地方で記録的な大雪となり福井でも147センチの積雪を記録。
2月9日には勝山市に災害救助法が適用され、
市内のスーパーやコンビニで商品が品薄状態となり、ガソリンスタンドも燃料不足で給油制限が行われたことは全国ニュースでも報道された。
このような状況で開催が危ぶまれた「勝山左義長まつり」だが、
住民や関係者の並々ならぬ苦労のおかげで開催されることが決定。
奥越に春の訪れを告げる祭りが始まりました。
2018年2月 福井県勝山市
札幌から小樽へ。
「小樽雪あかりの路」です。
厳寒の2月、小樽運河に浮かぶ数百の浮き玉。
夜の雪は静かに優しく降り積もる。
今年で20回目を迎えた「小樽雪あかりの路」
「さっぽろ雪まつり」につづく北海道の風物詩として定着し、
海外からも多くの観光客が訪れます。
かつては「北のウォール街」とよばれ繁栄を極めた小樽の町。
ノスタルジックな伝統建築群は小樽の文化遺産。
氷点下の街並みに愛らしい雪だるまとキャンドルが並びます。
幻想的な灯りのイベントは全国に数多く存在するが、
詩情豊かな冬の小樽で開催されるこの行事は訪れた旅人を優しく包み込む。
会場の一つ「手宮線跡地」・・・かつて石炭や海産物の積み出しで賑わった鉄道の線路が公園として整備されている。
夕暮時からボランティアスタッフにより灯りが点灯され始めます。
浮き球や石油ランプ作りから始まった小樽のガラス工芸。
季節の押し花をあしらったガラスに氷のオブジェが小樽らしさをアピール。
氷点下10度のフィールドを幻想的に彩ります。
市民やボランティアの手作りによる灯りは優しく暖かい。
We Love OTARU
♪俺の小樽の 年月を 辿れば 心に 雪が降る♪ 「俺の小樽」by石原裕次郎
2018年2月 北海道小樽市
朝の銀杏並木から眺める「北海道庁旧本庁舎」
アメリカ風ネオバロック様式の傑作にして、重要文化財に指定されている。
「赤れんが庁舎」として広く親しまれており、その堂々とした姿は北海道の象徴。
前庭には約1000本の樹木が植えられており、朝の雪景色は清々しい。
凍り付いた池にはマガモが遊んでおります。
「赤れんが庁舎」を後にして「大通公園」へ急ごう。
「さっぽろ雪まつり」期間終了後のお楽しみは大雪像の取り崩し場面。
ファイナルファンタジーXIV”白銀の決戦” 名場面に登場する龍と重機の格闘場面です。
おっと!! パワーショベルがやられそうだ!! もっとパワーを!!
パワーショベルと竜の戦いは果てしなく続くのでした。
白い札幌で見かけた日常風景は道外からの訪問者にとって純白の非日常風景でした。
2018年2月 北海道札幌市
石原裕次郎の「恋の町札幌」に登場する時計台、今ではビルの谷間で控えめに佇む。
すこし歩けば札幌テレビ塔、この界隈の町割りは名古屋と似てますね。
「すすきのアイスワールド2018」です。
テーマは「氷を楽しむ」
趣向を凝らした氷の彫刻や氷彫刻コンクール作品がすすきのを彩る。
展示された氷像の数は約60基。
「大通会場」の大雪像とは異なった美しさと繊細さが楽しめます。
氷像のアクセントになるは歓楽街のセクシーな看板。
「ミス氷の女王」の撮影会もあったようだが見逃してしまった・・・残念。
降り積もる雪に氷像の除雪が必要なようです。
職人の技が光る氷像群はいずれも完成度が高く、まさに氷点下の芸術作品。
東京以北で最大の歓楽街「すすきの」
見事なクリスタルは夜が更けると妖艶な表情を見せ始める。
どこかの店に入って温まりたい気分だ。
そこで、会場近くの味噌ラーメンの名店「けやき」へ・・・幸福の一杯にレンズが曇ってしまった。
2018年2月 北海道札幌市