旅と祭りのフォトログ

さて、どちらへ行こう 風が吹く

御柱祭 其の二

2022-05-30 20:47:46 | その他

里引きは長持ち、騎馬行列、笠踊りなど、諏訪の国ならではの伝統芸能が披露される

 

連の名札に大きな御幣、おかめの面を表面に飾り立てた長持ちに

 

長さ8メートルから10メートルの檜の棹を通して担ぐ 棹のしなる音が祭情緒を誘う

 

町内には20を超える長持保存団体があり

 

それぞれ独自の衣裳で道化の扮装をしたりして目立つように工夫する

 

広場からは御諏訪太鼓保存会が打つ太鼓が響き

 

祭り気分はいやがうえにも盛り上がる

 

騎馬行列がやってきた

 

祭りに華を添える伝統の歴史絵巻

 

女児の草履取衣裳が豪華だ

 

古の武者行列を想像させます

 

江戸時代の風情を伝える衣裳や所作が御柱を迎える

2022年5月 長野県下諏訪町

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御柱祭 其の一

2022-05-29 15:56:03 | その他

祭礼の正式名称は「式年造営御柱大祭」

 

7年にいちど巡りくる寅と申年の春

 

樅の大木を深山から切り出し、里を曳き回し社殿の四隅に御柱を建てる祭礼行事

 

「諏訪大社」は全国の諏訪神社の総本社にして国内最古の神社のひとつ

 

諏訪湖の南に上社があり前宮、本宮と、北に下社の春宮、秋宮と合わせて四社で構成される

 

下社・秋宮境内から諏訪湖をのぞむ

 

下社・春宮では建御柱の真っ最中

 

当然ながら物見遊山の県外者は境内へは入れません

 

場外より証拠写真として一枚・・・ 無理がありますね

 

気を取り直し下社里曳き行事を楽しもう

2022年5月 長野県下諏訪町

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垂井曳山まつり2022 其の五

2022-05-25 20:19:41 | 垂井曳山祭

日が落ちると曳山は提灯を纏う

 

祭りを締めくくる優しい提灯のあかり

 

大切に受け継がれてきた伝統の輝き

 

提灯に先導され

 

静かに進む

 

芸を終えた曳山には熱気が残っている

 

美しい光景だ

 

垂井の町に祭りが戻ってきた

2022年5月 岐阜県垂井町

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垂井曳山まつり2022 其の四

2022-05-24 21:49:14 | 垂井曳山祭

伊吹山を背景に曳山が迫りくる

 

伝統の曳山祭りには古い町並みが似合う

 

若衆の掛け声が響く宿場町の午後

 

二番山東町「鳳凰山」の芸題は「釣女戎詣恋釣針」

 

大名が太郎冠者を連れて西宮の戎神社に行くことになった

 

夢の中のお告げでは、汝の妻となる娘は西門の方向にいる、釣竿をおろして吊り上げるように

 

竿をおろすと被衣を目深にかぶった娘が釣れた

 

被衣をとれば 何と、美しい上臈

 

よ~し! わしも美女を釣り上げてみせるぞ~

 

釣れた! 釣れたぞー!!

 

お目出たい、お目出たい さて、参ろうか

 

太郎冠者はいるか

 

夜になったら、もう一度西宮戎神社へ参る 供をせい

 

えーっ また行くのですか・・ 私は乗り気ではないのですが・・

 

主人の命令である

 

あ~ 逢いたかった

 

今宵は幻想的な曳山舞台で愛を語ろう

 

私たちも情熱的に楽しみましょう

 

今夜は逃がさないわよ

 

トホホ・・・

 

子供歌舞伎の舞台で度々演じられるコミカルな狂言

 

宿場町の路地裏が華やぐ、風薫る夜の芝居見物でした

2022年5月 岐阜県垂井町

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垂井曳山まつり2022 其の三

2022-05-22 21:03:07 | 垂井曳山祭

三番山西町「攀鱗閣」の芸題は「鳥辺山恋譚」

 

作者は岡本綺堂、大正ロマン漂う恋愛至上主義の名作

 

将軍のお供で京に来て一年、菊地半九郎は祇園の遊女・お染と馴染む

 

「京の鶯を買いたいのよ」「その鶯を江戸に連れて行くのか」「籠から放してやればよいのじゃ」

 

坂田市之助と酒宴中に弟の物堅い源三郎が来て口論に

 

酔いも手伝って武士の意地から決着をつけることに

 

二人は四條河原で果し合いに

 

果し合いとは・・お考え直しくださいませ

 

半九郎は源三郎を斬ってしまう

 

切腹しようとする半九郎をお染が止め

 

ひとり来て ふたり連れ立つ極楽の 清水寺の鐘の音

 

水面に月の光がきらめく四條河原の暗がりに

 

濁りに沈んで濁りに染まぬ

 

清いおとめと恋をして

 

祇園の三味線も

 

色酒に遊ぶ喧噪も

 

過ぎし日を 初めて逢うた あの日を思い出す

 

ここが芝居の見せ場、泣かせどころ

 

僕たちの芝居は明るく締めよう

 

ありがとうございました!! 

2022年5月 岐阜県垂井町

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