京都鉄道博物館 懐かしき昭和

広大な吹き抜け構造の本館にはＪＲ西日本を代表する名車両が並ぶ

 

長距離電車のパイオニア８０系、湘南電車と呼ばれ親しまれた

 

国鉄２３０形蒸気機関車、その洒落た姿は重要文化財

 

範としたのはウエスチングハウス、アメリカンスタイルの重厚なリベット組立構造のＥＦ５２

 

東海道全線電化が完成した昭和３１年、特急「つばめ」は東京から大阪までＥＦ５８が先頭を務めたが庶民には高嶺の花

 

国鉄の電気機関車と言えばＥＦ５８、高度成長期に全国津々浦々の直流区間で活躍した

 

信号機も時代の経過につれ複雑になるようだ

 

２０系客車の食堂車には行列が出来ていた

 

ＥＦ８１形交直両用電気機関車、どこから眺めても全盛期のチームロータス色です

 

世界初の寝台電車５８１系、晩年には急行「きたぐに」に使用され、寅さんも数回お世話になりました

 

「青春１８きっぷ」の旅は新快速でもつ、米原京都間の所要時間約５０分の韋駄天ぶり

 

出力３９００kWで高速貨物列車を牽引し、東京発ブルートレイン群の先頭に立ったＥＦ６６

 

親子揃って鉄ちゃんで行こう

 

「森の京都QRトレイン ～Quality and Relaxing Train～ 」 梅小路京都西駅から豪華な電車で京都駅へ帰ってきました

２０２４年１月　京都市下京区

京都鉄道博物館 Ⅽ６２－２

幸運にもⅭ６２－２号機の動く姿に出会うことができた

 

落成は昭和２３年

 

愛称はスワローエンゼル　デフレクターに描かれた燕のシルエットで人気が高い

 

全盛期は昭和３０年代であろうか

 

東海道本線の優等列車「つばめ」「はと」の先頭に立ち

 

未電化区間の名古屋～京都間で活躍した

 

特に山科の築堤を驀進する雄姿は蒸気機関車全盛期の白眉であろう

 

現在は余生を「京都交通博物館」で過ごす

 

出発時の蒸気を吐く姿は迫力満点である

２０２４年１月　京都市下京区

京都鉄道博物館 新春SL頭出し展示

戦前の超特急「燕」やお召列車の先頭に立った栄光の蒸気機関車

 

動輪は狭軌最大の直径１、７５０ｍｍ　レジェンドⅭ５１形

 

重要文化財の梅小路機関区扇形車庫

 

新春恒例の「新春SL頭出し展示」です

 

国鉄時代に日本各地で活躍した蒸気機関車の揃い踏み

 

京都ゆかりのⅭ５９　特急「かもめ」の牽引機として名高い

 

足回りはメカニカルな鋼鉄の美学

 

手前のⅭ６２-１号機は開催中の「銀河鉄道９９９展」仕様

 

扇形車庫8番線から20番線にて先頭部に日章旗を掲げ、車庫より出した状態で展示

 

新春の風物詩となっている

 

整備作業中のⅮ５１

 

磨き込まれた「義経号」

 

亀山始発関西本線、草津線、東海道本線経由の京都行き仕業表が興味深い

２０２４年１月　京都市下京区

紅燃ゆる京都２０２２ 建仁寺

京の禅寺はお洒落で格調高い美術館

 

京都最古の禅寺「建仁寺」です

 

京都紅葉のフィナーレを飾る「潮音庭」

 

紅葉の名所が見頃を終えると色付き始める

 

師走の初旬でも見頃には早かったようだ

 

赤、橙、緑を写す蹲

 

願わくは無人の庭で

 

絶頂期の紅葉を愛でたいものだ

 

こちらは庭園「〇△□乃庭」

 

秋の日は釣瓶落とし

 

西日を浴びる方丈庭園「大雄苑」

 

法堂の天井画「双龍図」を拝み退出です

２０２２年１２月　京都市東山区

紅燃ゆる京都２０２２ 法然院

人影が途絶えた山門

 

紅葉を絡めて左から

 

今度は正面から

 

木々に埋もれた茅葺の山門

 

法然上人ゆかりの古刹

 

古き良き京都の風情が残る「法然院」でした

２０２２年１２月　京都市左京区