旅と祭りのフォトログ

さて、どちらへ行こう 風が吹く

尾張津島天王祭 其の二

2016-07-30 10:52:59 | その他

 午後7時、如意点火に続き提灯に点火開始。

 

逢魔時の頃合に、

 

まことに美しき儀式が粛々と進行してゆく。

 

 提灯の灯火は蝋燭が用いられ、

 

 一年の日数にあたる365個の提灯が半球型に飾り付けられる。

 

 蝋燭が揺れる満艦飾の提灯。

 

 伝統の灯りは上品で優しい。

 

 「東海道名所図会」は記す「賑はしき事は京の祇園会に四条河原の夕涼をひとつに見るが如し」

 

 午後8時45分、出船です。

 

 津島笛の音に乗りゆうゆうと漕ぎ進む巻藁船。

 

 まさに夏の夜の風流絵巻。

 

 船頭の巧みな竿さばきで舵を切り、

 

 船は狭い水路からメイン会場でもある天王川公園の丸池へ。

 

 水面に映る提灯の灯りが幻想的な雰囲気を醸し出す。

 

 初めて訪れた「尾張津島天王祭」・・・

 

来年訪れる時は、撮影場所の確保と三脚が必須のようだ。

2016年7月 愛知県津島市

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尾張津島天王祭 其の一

2016-07-27 20:36:04 | その他

 「日本三大川祭」と呼ばれる祭礼がある。

 

 大阪の「天神祭」、宮島の「管絃祭」そして「尾張津島天王祭」

 

津島市は 鎌倉時代以降、木曽三川を渡って尾張と伊勢を結ぶ要衝「津島湊」として発展した地。

 

 「尾張津島天王祭」は京都の「八坂神社」と共に牛頭天王信仰を代表する「津島神社」の祭礼です。

 

 500有余年の歴史を持つ荘厳華麗な川祭は国指定重要無形民俗文化財。

 

 夏の夕暮れ時、川面を渡る風が涼しい。

 

 巻藁船は二艘の船を連結し、その上に屋台が組まれている。

 

 天王川に隣接する車河戸とよばれる船溜まりでは、

 

 見物の屋形船や観光船で賑やかだ。

 

 尾張の国の英傑、織田信長や豊臣秀吉も見物したと伝承される川祭。

 

 宵祭の準備が手際よく進んでゆく。

 

 今日はにわか雨の心配もない。

 

 多くの見物客が見守る中で、

 

 如意点火の時刻が迫る。

2016年7月 愛知県津島市

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祇園祭2016 山鉾巡行 其の二

2016-07-24 17:05:17 | 祇園祭

  日本各地に曳山の祭行事は多々あるが、

 

 そのお手本は「祇園祭」の山鉾群。

 

 新旧交えた豪華な装飾は孤高の存在。

 

 最大の見せ場は’辻回し’と呼ばれる方向転換。

 

 巨大な鉾は音頭取の掛け声で数回に分け上品に向きを変える。

 

 巡行は昼過ぎには終了し解散となる。

 

 見逃せないのは新町通を南へ下る’戻り鉾’

 

 京町家が残る狭い道筋を、

 

 道幅いっぱいに迫りくる山鉾は、

 

 本来の祭り風情を身近に感じ取ることができる。

 

 高名な文字柄見送。

 

 やはり曳山祭りは昔ながらの町並みで見るに限る。

 

 各地方の曳山祭りで300年以上の伝統を誇る行事は多々あるが、

 

 「祇園祭」の起源は何と貞観11年(869年)

 

 1,100年以上の歴史に驚かされる。

 

 動く美術館が目の前を通り過ぎていった。

 

巡行を終え各山鉾町に戻った山鉾は直ちに解体収納される。 行事の終焉は潔い。

2016年7月 京都市中京区、下京区

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祇園祭2016 山鉾巡行 其の一

2016-07-22 21:46:39 | 祇園祭

 鉾の高さは25メートル、重量は12トン。

 

 格式の高さと伝統の重みは計り知れない。

 

 どこから眺めても絢爛豪華。

 

 華麗な巡行に花を添えるのが、

 

 艶やかな舞妓さんの姿。

 

 華麗なる夏の祭り絵巻。

 

 非日常の微笑ましい光景。

 

 巡行の立役者は緊張の連続だ。

 

 ここは熟練者の腕の見せ所。

 

 巡行は河原町通から御池通へ、

 

 この界隈は道幅も広く、

 

 粛々と行列は進む。

2016年7月 京都市中京区

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祇園祭2016 宵山 其の二

2016-07-19 21:45:01 | 祇園祭

 祇園囃子が始まった。

 

 鉾が灯に包まれ始める頃、

 

 宵山の幻想的な光絵巻に、

 

 駒形提灯と人の熱気が交錯する。

 

 近くにレンタル脚立ないかな~

 

 三連休初日の宵山とあって凄まじい混雑だ。

 

四条通の混雑を逃れ、

 

四条通から綾小路通に抜ける狭い路地へ、通称名は膏薬図子。

 

京都ならではの光景に遭遇するチャンスもある。

 

 毎年、涼しげな飾り付けを拝見するたびにホッとする。

 

 屏風祭は京町家のゆかしい慣習。

 

 宵山の風情を楽しむなら、やはり浴衣姿だ。

 

 黄昏時に暖色の灯が美しい。

 

 提灯の優しい灯が映える。

 

 「ロウソク一丁献ぜられましょう」

 

 宵山名物の可愛い童歌が流れる。

 

国宝級の銘品を鑑賞したい人々で、

 

どこの町会所も長い行列ができていた。

 

「 泣かない約束を したばかりなのにもう涙 ひとりでお祭りの人ごみを逃れて~」 by 小柳ルミ子

 

 賑わう綾小路通から、

 

再び新釜座町のミステリアスな空間へ、

 

粋人たちの祭り談義が聞こえてくるようだ。

2016年7月 京都市下京区

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