旅と祭りのフォトログ

さて、どちらへ行こう 風が吹く

おわら風の盆2019 其の八

2019-09-19 20:30:20 | おわら風の盆

 深夜の諏訪町通りを町流しが上って来た。

 

 「風の盆」では夜を徹して「越中おわら節」が唄われ、

 

 着流し姿の粋な地方衆がゆっくりと歩を進めます。

 

 昭和63年にNHKが制作したドキュメンタリー番組がある。

 

 越中おわら風の盆 ~高橋治原作「風の盆恋歌」より~

 

 深夜から明け方にかけての町流しを生中継し、

 

 詩情豊かな映像をバックに男女二人が演じるドラマ表現が実に艶っぽい。

 

声の出演は佐藤慶と加賀まりこ・・・納得である。

 

 自宅に録画したVHSビデオを保存しているが再生機器が無い、困ったものだ。

 

 忘れがたし胡弓の音、去りがたし「おわら風の盆」

2019年9月 富山県富山市八尾町

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おわら風の盆2019 其の七

2019-09-17 21:09:07 | おわら風の盆

 北陸に秋が一歩をしるす二百十日。

 

 二百十日の 八尾の町は 唄と踊りの オワラ 花が咲く

 

 憎や編み笠 揃いの浴衣 誰が主やら オワラ 殿御やら

 

 日本三大盆踊りといえば「郡上踊り」「阿波おどり」「西馬音内盆踊り」

 

 「おわら風の盆」は日本で最も美しい盆踊りと呼びたい。

 

 詩情豊かで気品高く、

 

 哀調の中に優雅さを併せ持つ。

 

 祭りに甲乙つけるなど野暮なことだが、

 

 ひとたび風の盆の夜を経験してしまうと、

 

 この町は生涯にわたって毎年訪れる格別な町になる。

 

 八尾よいとこ おわらの出たとこ 蕎麦は名物 良い紙たんと出る

 

 八尾八尾と 皆行きたがる おわらよいとこ オワラ 唄の里

 

 夜が更けるにつれ感覚が唄と踊りに浸されてくる。

 

 顔は見えねど 編み笠ごしに 主を見つけた オワラ 盆踊り

 

気の向くままに 唄の流れてくる辻へ、

 

 ぶらりぶらりと町を彷徨い歩くのもよかろう。

 

 長年通い詰めても、また新しい感動がある。

 

 今年は幸運にも11支部全ての演舞を拝見することができた。

 

 西新町 東新町 諏訪町 上新町 鏡町 西町 東町 調子合せて 今町 下新町 天満町 福島で オワラ 夜が明けた

2019年9月 富山県富山市八尾町

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おわら風の盆2019 其の六

2019-09-16 10:00:01 | おわら風の盆

 酔芙蓉が咲いております。 

 

 多くの観光客で埋め尽くされた西町筋。

 

 洗練を極めた格調高い所作。

 

 踊り衣装にも各支部の伝統と誇りがこめられている。

 

 11支部全世代別の衣装を言い当てることができれば、あなたはおわら通。

 

 天満町中学生女子の衣装は鮮やかなイエローでお洒落だが、1980年代は白地に緑の柄であった。

 

 帯を締めると腰が落ち着き身が軽くなるそうである。

 

 年少女児は思い思いの浴衣姿。

 

 昼間の踊りは子供から大人まで町民参加で、地域に根ざした行事であることを実感する。

 

 こんなもんで、どや~?

 

 私がお手本! よーく見て踊ってね。

 

 東町の町流しに遭遇した。

 

 女踊りは他支部と一線を画す振袖調の衣装。

 

 淡い鶯色の袂に金銀黒市松模様の帯が上品だ。

 

 かつては旦那町と呼ばれ大店が連なった頃の心意気が伝わってくる。

 

 今町の町流しはアットホームである。

 

 自町公民館前から古刹聞名寺の坂まで流す。

 

 先頭右側の幼児が笑わせてくれた。

 

 やっぱり、ママのそばがいいよ~

 

 後方に控えし地方が踊りを締める。

2019年9月 富山県富山市八尾町

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おわら風の盆2019 其の五

2019-09-14 09:24:49 | おわら風の盆

 かつて川窪新町と呼ばれた川に囲まれた一角。

 

 風の盆の三日間は紅白の幔幕と雪洞が飾られ町は祭りムードに包まれる。

 

八尾小学校演舞場の出演を終え天満町支部が帰ってまいりました。

 

 唄の町だよ 八尾の町は 唄で糸取る オワラ 桑も摘む

 

 ひときわ目を引くイエローの踊り衣装。

 

 軒端雀が また来て覗く 今日も糸繰りゃ オワラ 手につかぬ

 

 美しい隊列だ。

 

 そろそろ始まるぞ、準備はいいのか?

 

 いつでも、OKよ!

 

 唄ってくれないか、あの唄を・・・

 

月の出の 坂を抜け行く涼風夜風 盆が近いと オワラ 言うて吹く

 

 天満町恒例の花打ち演舞が始まりました。

 

 数軒おきに踊りを披露する踊り子に見物人は堪能する。

 

 虎は 千里の藪さえ越すに 障子一枚が オワラ ままならぬ

 

 「コラショツと」の囃子に独特の節回しの「天満町おわら」

 

 舞台隊形の女踊りは揃いの美学。

 

 春風吹こうが 秋風吹こうが おわらの恋風 身についてならない

 

 唄われよ わしゃ囃す

 

 言葉の響きがいいのよ・・・ 越中八尾「おわら風の盆」

 

「越中おわら盆踊り」では情緒に欠ける。

 

秋風に 乗ってツバメよ 御無事で帰れ 風の盆唄 オワラ 忘れずに

2019年9月 富山県富山市八尾町

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おわら風の盆2019 其の四

2019-09-11 21:46:32 | おわら風の盆

 高山線の越中八尾駅から坂を上ること約40分。

 

 東新町は坂の町の一番奥にある。

 

 蚕養宮とよばれる若宮八幡宮の境内で、

 

 風の盆の公式行事が始まりました。

 

 公民館前では輪踊りも始まります。

 

 カメラマンの標的になる折り鶴の髪飾り。

 

 橋になりたや 京で名高き 一条二条三条四条の次なる五条の橋に

 

牛若さんのよな 不思議な殿御を連れ行き 花見に オワラ 通わせる

 

 曇り空にオレンジ色の衣装が輝いた。

 

 手っ甲脚絆に 紅緒の襷 可愛いやな早乙女 オワラ 風の盆

 

 わんぱく世代も真剣に踊ります。

 

♪うちら陽気なかしまし娘~ 誰が言ったか知らないが~♪  もちろん一服中の光景です。

2019年9月 富山県富山市八尾町

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