旅と祭りのフォトログ

さて、どちらへ行こう 風が吹く

「勝山左義長ばやし保存会」 in Nagoya

2023-09-30 13:20:23 | 勝山左義長まつり

越前若狭観光アンバサダーが開演を告げる

 

「全国県人会まつり」で福井県を代表して

 

「勝山左義長ばやし保存会」の模範演技が始まりました

 

春よ春よ こがれし春よ 花の勝山 弁天桜 弁天桜

 

場所は名古屋のど真ん中、久屋大通広場

 

多くの観客が見まもる中で

 

軽妙なお囃子にのり

 

浮き姿に覚えありの保存会精鋭陣が

 

華麗な技で魅せてくれる

 

夏よ夏よ こがれし夏よ 九頭竜川で 鮎釣りよいぞ 鮎釣りよいぞ

 

そら浮け もっと浮け

 

隣のどんぶりバチゃ よう浮く よう浮く

 

浮かれ太鼓に 左義長ばやし 襷もゆれて 櫓も揺れる 櫓も揺れる

 

秋よ秋よ こがれし秋よ 秋の勝山 こけ狩りよいぞ こけ狩りよいぞ

 

「一本義」無いか? ムリムリ

 

おかめ ひょつとこ よう浮く よう浮く

 

冬よ冬よ こがれし冬よ 雪の勝山 スキーぞよいぞ スキーぞよいぞ

 

横丁のはにゃめは よう浮く よう浮く

 

太鼓、三味線、笛、鉦の生演奏は伝統芸能の証

 

さあさおいで 集まっておいで あなたもきみも 櫓の下へ 櫓の下へ

 

次々と繰り出される個性豊かな浮き姿に

 

会場内は大盛り上がり

 

熟練者の浮き姿には独特の味わいがある

 

令和6年2月24日(土曜日)と25日(日曜日)は奥越勝山の地でお待ちしております 見に来てね

2023年9月 愛知県名古屋市

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おわら風の盆2023 天満町

2023-09-26 20:43:32 | おわら風の盆

別荘川と久婦須川に挟まれた三角州に天満町がある

 

長年にわたり支部の三味線をまとめる偉大な名人

 

唄に酔いたくなる町が天満町

 

月の出の 坂を抜け行く 涼風夜風 盆が近いと オワラ 言うて吹く

 

踊りが始まる前のこの雰囲気・・

 

天満町の胡弓は私にまかせて~

 

ウーン・・ 10年早いな~

 

他の支部では出会えない素晴らしいひとときだ

 

可愛い鳥だよ 鶫の鳥は 柿をつついて オワラ 紅つけた

 

輪踊りが始まるようです

 

踊り子と観衆の距離は限りなく近い

 

中学生女子の踊り衣裳は鮮やかなレモンイエローにライムグリーン

 

花咲いて 幾度眺めた あの海山の 色に迷わぬ オワラ 人はない

 

これからが楽しみな中学生女子の集団

 

唄で濡れたか 夜露を着たか 鬢がほつれた オワラ 風の盆

 

逢えば泣く 逢わにゃなお泣く 泣かせる人に 何で泣くほど オワラ 逢いたかろ

 

男踊りのイケメン登場

 

凛々しく

 

切れ味鋭く

 

天満町の男踊りは中学生も成年男子も同様の法被を纏う

 

編み笠を着用すると区別がつかなくなる

 

天満宮の前で行われる輪踊りは道路中央に縁台を設え

 

地方と唄い手を取り囲むように踊りの輪ができる 風立つ宵の風雅な空間

 

浮いたか瓢箪 軽そうに流れる 行く先ゃ知らねど あの身になりたや

2023年9月 富山県富山市八尾町

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おわら風の盆2023 下新町

2023-09-24 12:20:01 | おわら風の盆

井田川に架かる十三石橋を渡り

 

坂を上り始めると

 

左手に町の鎮守社である「八幡社」が見えてくる

 

三味線が出を弾きゃ 太鼓がドンと鳴る 手拍子揃えて おわらにしょまいかいね

 

下新町は風の盆の期間中

 

「八幡社」の境内に立派な舞台を設える

 

八尾よいとこ 蚕の都 秋は野山も オワラ 唐錦

 

重厚な鳥居を背景に

 

子供たちを交えて

 

豊年踊りが続く

 

蛍こいこい 八尾の盆に 夜の流しの オワラ 道照らせ

 

夕日色の衣裳が

 

舞台を幻想的に染め上げる

 

この青年女子の衣裳は映える

 

粋な小唄で 桑摘む主の お顔見たさに オワラ 回り道

 

男踊りの法被は背中に宝珠、袖に紅葉をあしらう

 

夕闇の中で穏やかな照明が有難い

 

色に咲く 菖蒲切ろうとて 袂をくわえ 文を落とすな オワラ 水の上

 

女踊りは優しく優美に揃い

 

集まった大観衆から溜息がもれた

 

「八幡社」の夜は更ける

 

来たよで来ぬよで 面影立つそで 出て見りゃ風だよ 笹の葉にだまされた

2023年9月 富山県富山市八尾町

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おわら風の盆2023 鏡町

2023-09-24 08:07:23 | おわら風の盆

かつては多くの芸妓を抱え

 

不夜城を誇った鏡町

 

町を徘徊すれば往時の雰囲気も漂う

 

芸事が盛んであった気風は現在も息づいている

 

ちょっとだけ 雲を見てみようか

 

青年女子が纏う衣裳は雲の浴衣とよばれ

 

他の支部とは一線を画す白地に紺の雲が染め抜かれている

 

「おたや階段下」その言葉の響きは

 

おわらファンにとっては格別に重い

 

振付師・若柳吉三郎直伝の洗練された男女混合演舞 唄は「鏡四季」

 

恋の礫か 窓打つ霰 明けりゃ身に染む オワラ 夜半の風

 

積もる思いも 角間の雪よ 解けて嬉しい オワラ 梅の花

 

主の心は あの釣橋よ 人に押されて オワラ ゆらゆらと

 

八尾坂道 降り積む雪も 解けて流れる オワラ おわら節

2023年9月 富山県富山市八尾町

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おわら風の盆2023 西町

2023-09-22 23:36:17 | おわら風の盆

造り酒屋や呉服店の古い町屋が残る西町筋

 

立派な公民館の前で

 

輪踊りが始まった

 

三越路の 中の越路で見せたいものは 黒部 立山 蜃気楼 蛍烏賊

 

余所で聴けないものは 本場八尾のおわらの オワラ 節のあや

 

おわらは昔ながらの伝統建造物を背景に鑑賞するに限る

 

雪洞が下がる西町

 

揃いの踊り衣裳に鳥追い笠

 

白足袋と草履の赤い鼻緒姿も美しい

 

軒端雀が また来て覗く 今日も糸引きゃ オワラ 手につかぬ

 

輪踊りが終了して慌ただしく地方衆が動いた

 

空地の奥に設えられた特設ステージ

 

男女の混合踊りが始まりました

 

揺らぐ吊り橋 手に手を取りて 渡る井田川 オワラ 春の風

 

富山あたりか あのともしびは 飛んでいきたや オワラ 灯とり虫

 

八尾坂道 別れてくれば 露か時雨か オワラ ハラハラと

 

もしや来るかと 窓押し開けて 見れば立山 オワラ 雪ばかり

 

女踊りは四季踊りとも呼ばれ

 

春夏秋冬を表現した所作が綺麗だ

 

多くの観衆を魅了してやまない

 

女の美しさに男の色気が絡む

 

おわら踊りの 笠着てござれ 忍ぶ夜道は オワラ 月明かり

2023年9月 富山県富山市八尾町

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