江戸時代から阿波の徳島で興隆してきた人形浄瑠璃。
文楽とも呼ばれている。
阿波の徳島に所縁の深い「傾城阿波の鳴門」です。
阿波人形浄瑠璃では、その一部が国の重要有形民俗文化財に指定されている。
近くで見ると人間の表情を超越した、一種の鬼気迫るものがある。
最初に徳島の阿波おどりを素材にした映画作品が公開されたのは往年の二枚目俳優、長谷川一夫主演の「阿波の踊子」ではないだろうか。
昭和１６年当時この映画も徳島市内で大掛かりなロケが行われたそうです。
映画「眉山」では人形浄瑠璃「傾城阿波の鳴門」を、松嶋菜々子、宮本信子扮する咲子と龍子が客席で見物するシーンの撮影が阿波十郎兵衛屋敷で行われました。
現場に身を置けば映画のシーンがより鮮明に蘇って来ます。
２０１１年４月 徳島県徳島市
映画「眉山」で夢幸橋（ゆめこばし）の名で登場する橋です。
実際は徳島市佐古一番町の船場橋が使用されました。
この地域は表通りから一歩入ると、どこか懐かしい風情が漂う。
この模様は一体？
徳島の町では観光客のために阿波おどりが毎日開催されている。人々は８月の４日間を日常生活の中で常に意識しているのだろう。
この場所で松嶋菜々子演ずる咲子が父親を探すシーンが撮影された。背後には「うずき連」の踊り子さん達が記念撮影する場面も登場する。
映画の場面を回想しながらの散策も楽しいものだ。
２０１１年４月 徳島県徳島市
見事に揃った女踊りの所作、「うずき連」の演舞は完成度が高い。
今年も、やさしい微笑に出会うことができました。
芸達者なベテラン踊り手の演舞は実に味わい深い。
昨年は藍場浜エントランスで流し踊りもあったのだが、今年は「あわぎんホール」のみの公演となった。
会場の「あわぎんホール」は多くの観客で満席の状態。
「うずき連」の看板女優陣が観衆の視線を釘付けにする。
また８月にお会いしましょう。
２０１１年４月 徳島県徳島市
「うずき連」の演舞を久々に楽しみました。
桜の花びらが春風に舞い遊ぶような女踊り。
後姿にも艶やかな気品が漂います。
男踊りはキレ味が冴える団扇さばきと、個性豊かな顔の表情に注目。
このまま、床の間に飾っておきたい。
「はな・はる・フェスタ２０１１ 阿波おどり春舞台」の一日目、前半のトリをつとめる「うずき連」です。
２０１１年４月 徳島県徳島市
うららかな春の陽気はどこへやら、不安定な天候のなか阿波の徳島を訪ねました。
映画「眉山」ロケ地のひとつ、吉野川越しに眺める眉山の姿は正に徳島のシンボル。
このイベントは「あわぎんホール」内の会場で有名連の演舞が手軽に楽しめることです。
当日売りのチケットは完売に近い状態、阿波おどりの人気はすごい。
そうだ！！ 夜は「阿波おどり会館」へ行こう。
今夜の出演は「ゑびす連」です。
「ゑびす連」のチビッコ演舞は見応え十分。
男踊りも迫力満点。
粋な女ハッピ踊りで決まりです。
２０１１年４月 徳島県徳島市
