「くる人多き筑摩の湯 月の名にたつ姨捨山 しるき名所と風雅士が 詩歌に詠みてぞ伝えたる」
長野県歌「信濃の国」の一節に登場する、
筑摩（つくま）の湯とは、
松本市に隣接する美ヶ原温泉と浅間温泉を指す。
たまには、家族サービスもしておかないとね・・・
松本の奥座敷でもある浅間温泉に「湯々庵 枇杷の湯」があります。
松本城主の湯殿として400年の歴史を持つ日帰り温泉施設。
野趣豊かなお殿様の露天風呂。
脱衣場を名残の紅葉が彩ります。
松本市内には信州蕎麦の名店が数多く点在する。
蕎麦と温泉好きにはたまらない信州、来年は７年に一度の「式年造営御柱大祭」 通称「御柱祭」が巡りくる。
２０１５年１１月 長野県松本市
「雲龍院」恒例の秋季ライトアップです。
期間は紅葉時期の１０日間と短い。
肩書は「真言宗泉涌寺派別格本山」
随所に格式の高さが漂う。
書院の「悟りの窓」
「悟りの間」から眺める今年の紅葉。
こちらは「月窓の間」
皇室ゆかりの御寺に徳川慶喜寄進の灯篭が立つ。
勅使門もライトアップされ美しい。
秋色が欲しかった「大輪の間」
最後は「蓮華の間」へ、
雪見障子の窓から４枚の異なった絵を眺める。
２０１５年１１月 京都市東山区
紅葉の時期に限り一般公開される「金戒光明寺」の塔頭。
今のところガイドブックや京都紅葉サイトにも掲載されていない。
なんや？ ここ綺麗やんか～
通りすがりの人々も吸い寄せられるように門をくぐる。
今年も訪れた「栄摂院」
ひときわ存在感を示す紅葉。
散紅葉が池を覆い尽くす頃に訪ねたい。
２０１５年１１月 京都市左京区
この時期、わざわざ京都まで足を運ばなくとも美しい紅葉は身近に存在する。
だが、京都ならではの由緒ある伝統建造物を背景に愛でる紅葉は、
やはり、日本の秋を代表する風景だ。
正式名称は「真正極楽寺」
通称「真如堂」として親しまれている。
紅葉の時期には多くの人が訪れる。
紅葉だよりと天気予報から目が離せない。
２０１５年１１月 京都市左京区
美しい紅葉が迎えてくれた。
洛北の地にひっそりと佇む古刹。
「蓮華寺」です。
２０１２年のＪＲ東海「そうだ 京都、行こう」夏のキャンペーンポスターは、
ここ「蓮華寺」で撮影された。
巧みなキャッチコピーと共に、
書院から額縁構図で俯瞰した新緑が登場する。
紅葉の時期ともなれば、
観光バスを連ねての団体客とは一線を画す、
プライベート見物客が秋の風情を求め訪れる。
２０１５年１１月 京都市左京区
