旅と祭りのフォトログ

さて、どちらへ行こう 風が吹く

よさこいinおいでん祭2019  笑゛

2019-05-31 09:12:59 | よさこい

 

 

 

 

 

 

 

2019年5月 愛知県豊川市

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垂井曳山まつり2019 終章

2019-05-28 20:44:04 | 垂井曳山祭

風薫る皐月の夜に花開く一力茶屋。

 

大人顔負けの演技と評される子供歌舞伎だが、

 

大人では絶対に表現できないであろう純な愛らしさに魅了されてしまう。

 

 古の芝居小屋情緒が漂う東町・北裏の芸を楽しんだ。

 

帰り際に振り返れば中山道、後ろ髪引かれる哀調の旋律である。

2019年5月 岐阜県垂井町

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垂井曳山まつり2019 其の四

2019-05-27 21:45:13 | 垂井曳山祭

 伊吹山の稜線が夕陽に浮かび上がる。

 

 人で埋め尽くされた旧中山道を、

 

 提灯を吊るした曳山がやって来た。

 

 曳山の祭りですから、ここは曳山オペレーションに注目したい。

 

 夜の曳山は古い伝統家屋を借景に眺めたいものだ。

 

 酔いも吹っ飛ぶであろう渾身の力で・・・

 

 方向転換は曳山の片方を頭上に持ちあげ回転させる。

 

 男たちの技量と力の見せ場である。

 

夜の芝居見物を楽しもう。

2019年5月 岐阜県垂井町

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垂井曳山まつり2019 其の三

2019-05-25 22:38:13 | 垂井曳山祭

 「攀鱗閣」の芸題は「摂州合邦辻 合邦庵室の場」

 

 奉芸前の厳粛な儀式。

 

 奉納芸ですから神様に失礼にならないよう鳥居正面に曳山は据え付けられます。

 

 先人から伝承されてきた祭礼の決まり事です。

 

 さて「摂州合邦辻 合邦庵室の場」を鑑賞するのは初めてです。

 

 嘘と不倫の恋をとりあげた本作品は大正時代には上演禁止になった問題作とのこと。

 

 子供たちはどんな芝居を見せてくれるのか興味津々。

 

場所は合邦庵、玉手御前の邪恋から逃れた俊徳丸は業病で盲目となり許嫁の浅香姫とかくまわれている。

 

 そこへ俊徳丸の後を追って玉手御前が現れた。

 

 合邦に咎められても俊徳丸を口説くことをやめない玉手御前。

 

 浅香姫に嫉妬して乱交の限りをつくし、俊徳丸に毒をもったのは自分の仕業と告白。

 

 これを聞いた合邦は思い余って刺してしまう。

 

 わけも知らずに刺してしまったとはいえ、これ以上お前を傷つけることなどできぬ

 

 寅年で寅の月、日、刻が揃った生まれの女の肝臓の生血をのませれば業病は全快する。

 

 玉手御前は肌身離さず持っていた鮑貝で自らの肝臓の生血を飲ませると、

 

 すると、不思議にも俊徳丸はたちまち元の美しい若殿の姿に立ち戻ったのでした。

 

 家督相続をめぐるお家騒動に巻き込まれた継母の信じ難い愛の形。

 

大人の心をもった子供たちの渾身の演技でした。

2019年5月 岐阜県垂井町

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垂井曳山まつり2019 其の二

2019-05-22 22:05:32 | 垂井曳山祭

 「鳳凰山」の芸題は「仮名手本忠臣蔵 七段目 祇園一力茶屋の場」

 

 遊女お軽の艶姿・・・ このまま床の間に飾っておきたくなる。

 

 歌舞伎三大名作の一つで、特に七段目は最も人気が高い傑作。

 

 人目を忍び大星力也が顔世御前の密書を持ってやってきた。

 

 すぐにも読みたいが折悪しく斧九太夫が訪ねてきて酒宴。

 

 明日は判官殿の月命日、旨そうなタコはいかがでござる・・・  由良助の反応を確かめようとする九太夫。

 

 床下で巻紙の文字を読もうとする斧九太夫、二階の座敷からは遊女お軽が合わせ鏡に写し盗み見ている。 ここは七段目で最も有名な場面。

 

 夜風に吹かれていたわいなぁ  芝居に季節を重ねれば花街の夏風情、団扇で胸元に風を送る姿が色っぽい。

 

 お軽・・そちの器量にわしは惚れてしもうた、身請けをさせてくれぬか

 

 ここでお軽の兄寺岡平右衛門登場、お軽は父と夫の早野勘平が不慮の死をとげたと聞かされる。

 

 密書の内容を平右衛門に伝えると・・・

 

 それを知った平右衛門は自分がお軽を殺し仇討の連判に入れてもらおうとする。

 

 こりゃ 四十余人の者どもはな 親に別れ 子に離れ 一生連れ添う女房を 君傾城の勤めをさするも

 

 亡君の仇を報じたさ 寝覚にも現にも 御切腹の折からを思い出しては無念の涙 五臓六腑を絞りしぞや

 

 虚々実々の駆け引きとそれぞれの運命が交錯する一力茶屋。

 

夜の一力茶屋も綺麗どすえ、見に来ておくれやす。

2019年5月 岐阜県垂井町

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