「真如堂」から「金戒光明寺」へ向かう石畳、白い土壁に真紅の紅葉が映える。
「金戒光明寺」の塔頭「栄摂院」です。
京都のガイドブックに載る名刹とは趣を異にする塔頭寺院。
中門をくぐると風雅な散り紅葉の庭が目に飛び込んできます。
簡素ながら趣のある庭の佇まいは見応え十分。
平素は非公開の庭が紅葉の時期に限り一般公開されるとのこと。
こんなにも素晴らしい庭が無料で拝観できるとはありがたいことです。
偶然にも訪れることができた、知る人ぞ知る紅葉の名所。
秋のエッセンスを全部詰め込んだ「栄摂院」の庭。
水鏡に写す晩秋の彩である。
2012年11月 京都市左京区