桜が咲いております。
平成から新しい元号へ。
穏やかな春の陽気に、
町並みも活気づく。
軽快な左義長のお囃子に誘われて、
櫓を訪ね歩けば、
愛らしい浮き手たちが迎えてくれる。
太鼓打つ手に襷が似合う。
櫓は修練を積んだ技のお披露目の舞台。
「 勝山左義長まつり」の外せない見所は、
子供たちの浮き姿にあり・・・と言っても過言ではない。
大人では表現できない初々しさ。
自然体の浮き姿は魅力的な被写体である。
子供たちの成長する姿を見届けるのも祭り見物の楽しみ。
指導し見守る大人も真剣そのものだ。
子供ばやしコンクール運営員よりも、
わたしゃ、櫓の上がええわ~
集まっておいで!! 櫓の下に!!
即興ではないだろうが笑える。
心地よき陶酔。
べっぴん浮き手の揃い踏みに、
櫓の上は、
華やいだ空気に満たされてゆく。
何度見ても決して見飽きることはない浮き姿。
見たか!! 今年はヘアスタイル変えたのよ。
二人の絡みを毎年楽しみにしている。
♪ 白山おろしの 風にのり 雪ふり虫が きたという~♪
♪きしむ はじける 反りかえる たたく 震える 波を打つ~♪
♪瞳とじれば あゝ 越前 竹の舞~♪ 「越前竹舞い」 by 石川さゆり
まつりが取り持つご縁に感謝。
2019年2月 福井県勝山市