旅と祭りのフォトログ

さて、どちらへ行こう 風が吹く

郡上おどり・2013 水と踊と心の郷 其の二

2013-07-30 20:36:55 | 郡上おどり

 三大盆踊りをご存じだろうか・・・徳島の「阿波おどり」、秋田県羽後町の「西馬音内盆踊り」そして「郡上おどり」

 

 日本の夏は盆踊りの夏でもある。

 

 「郡上おどり」は毎年7月中旬に始まり9月上旬までの三十数夜踊り続けられる。

 

 今宵も全国からの踊り愛好家が郡上八幡に集う。

 

 涼しげな小径を地元の熟練者が会場へ急ぐ。

 

 提灯に灯りがともる頃・・・

 

 ♪郡上の八幡出てゆくときは~ 三度見かえす桝形を~♪

 

地方のお囃子が始まる前から踊りの輪が出来始めた。

 

郡上八幡の夜はこれから始まる。

2013年7月 岐阜県郡上市

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郡上おどり・2013 水と踊と心の郷 其の一

2013-07-28 20:06:28 | 郡上おどり

日本有数のブランド河川「長良川」の上流域に位置する郡上八幡の町。

 

昼間は釣りに興じ夜は踊りを楽しむ・・・私にとって憧れの夏の別天地。

 

郡上八幡の町は奥美濃の小京都とも呼ばれている。

 

清流の水辺に佇めば、あちこちで懐かしい水遊びの光景が展開する。

 

市内を流れる吉田川沿いの散策路でクールダウン。

 

「郡上おどり」は下駄を鳴らすことがポイント。

 

こんな洒落た踊り浴衣で踊りに参加したいものである。

 

夏の陽が西に傾き、川風が心地よい風鈴の夕べ。

 

「郡上おどり」は2ケ月にも及ぶロングラン盆踊り。

 

こちらは「水舟」と呼ばれる水を効率よく利用するための木製貯水槽。

 

名水「宗祇水」で喉を潤し夜の踊りに備えよう。

2013年7月 岐阜県郡上市

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博多祇園山笠・2013 其の五

2013-07-25 21:39:28 | 博多祇園山笠

7月15日、早朝4時59分・・・「櫛田神社」の太鼓の音とともに一番山がスタートする。

 

「櫛田神社」前が山笠撮影のベストポジションではあるが、旅の県外者にとってその敷居は限りなく高い。

 

しかし、スタート地点から須田町の回り止めまでは約5キロ。

 

コース沿いのいずれかの地点で見物は可能である。

 

あまり高望みはせず、道幅が広い大博通りで山笠の到来を待つ。

 

メダルや表彰状がもらえるわけでもなく、ましてや金銭の報酬があるわけでもない。

 

それでも男達は何かに憑かれたように渾身の力を込めて山を舁く。

 

豪快無双な祭りも終焉は実に潔い、その姿に魅せられて7月の博多通いが止まらない。

 

お疲れさまでした・・・また来年!!

2013年7月 福岡県福岡市

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博多祇園山笠・2013 其の四

2013-07-24 20:25:13 | 博多祇園山笠

ここは「櫛田神社」に程近い「キャナルシティ」

 

福岡を代表する大規模商業施設だ。

 

吹き抜けに建つ飾り山は山小屋を造らないので四方八方から多くの視線が送られる。

 

「グランド・ハイアット福岡」のラウンジからの眺めも情緒があります。

 

この日、中洲の歓楽街は当然ながら眠らない。

 

川面を渡る夏の夜風が心地よい。

 

洒落た屋形船も行き来する那珂川の畔を彷徨。

 

誰もが7月15日の早朝を待ちかねている。

 

腹ごしらえは豚骨ラーメン、美味いラーメンに事欠かないのが博多なのだ。

 

「櫛田神社」の神前で神事が始まった。

 

今年の一番山「恵比須流」の回りはすでに身動きできない状況。

 

午前1時30分頃から「櫛田神社」前の土居通りには山笠が連なる。

 

お参りの後はここでひたすら開始を待ち続けるのだ。

 

午前4時を過ぎると男達の緊張はいやがうえにもは高まってくる。

 

「追い山」が始まる。

2013年7月 福岡県福岡市

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博多祇園山笠・2013 其の三

2013-07-23 19:10:00 | 博多祇園山笠

「博多祇園山笠」は祭りなしには生きられない博多っ子たちの年に一度の大爆発である。

 

至近距離で眺めると鳥肌がたつ。

 

豪快さが際立つ祭りではあるが、優しくて温かい光景に遭遇することも多々ある。

 

舁き山は高さ約4.5m、重さは約1トン。

 

流によって参加者の数は違うが少ない流でも600人、多い流れでは2,000人を越えると聞く。

 

7月14日の夕刻から其々の流で最後の流舁きが行われる。

 

美尻の競演である。

 

冷泉町の狭い通りを疾走する「西流」を捉えてみた。

 

最後の流舁きを勢い水がねぎらう、残す行事は追い山のみである。

2013年7月 福岡県福岡市

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