旅と祭りのフォトログ

さて、どちらへ行こう 風が吹く

郡上おどり・2011 其の一

2011-07-31 16:57:14 | 郡上おどり

郡上八幡は奥美濃の小京都と呼ばれ、緑の山々に囲まれ、町の中心部を長良川の支流である吉田川の清流が流れる。

「郡上おどり」の始まりは夜の八時、しばらくは美しい郡上八幡の街並みを散策してみよう。

 

郡上八幡旧庁舎記念館の横に「いがわ小径」と呼ばれる用水沿いの散歩道がある。

 

大きな鯉や川魚が泳ぐ用水ではあるが、その水は澄みきっている。

 

民家の裏手を流れ、夏ともなれば西瓜や果物が冷やされた生活用水路は格好の散策路。

 

 彼方には奥美濃の山々が重なる、郡上八幡の旧市街地は袖壁と呼ばれる防火壁を備えた町家が連なり、懐かしい風情を醸し出している。

 

 昼は釣りに興じ、夜は踊りを楽しむ。 都会の生活ではありえない夏の贅沢がここにある。

 

 ご先祖の慰霊と供養のために飾られる‘切り子灯籠’が夏空に揺れていた。

2011年7月 岐阜県郡上市

 

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少年時代に還る夏・路面電車を楽しもう

2011-07-29 20:03:01 | 九州紀行

天下の名城・熊本城と路面電車。

よくぞ、残してくれました。

 

熊本駅から市内中心部までは少し距離がある。

ここは路面電車を利用したい。

 

様々な種類の路面電車が楽しめる。

 

高度成長期、路面電車は交通渋滞の原因として次々と廃止されていった。

その結果、町の中心部は空洞化し衰退する商店街が多い中で、熊本の商店街は活気に満ちている。

 

料金は均一150円、県外からの旅人にもお値打ちで分りやすい。

このスマートな車両は日本初の低床車。 歴史が息づく美しい熊本の町に、路面電車は見事なまでに溶け込んでいる。

2011年7月 熊本県熊本市

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少年時代に還る夏・九州新幹線に乗ろう

2011-07-25 20:52:32 | 九州紀行

九州新幹線の全線開業は3月12日、東海地方では全く祝福されることもなく東日本大震災の惨状を伝える報道ニュースの中に飲み込まれてしまった。

季節は巡り、祭り見物に訪れた博多の夏。  そうだ!! 九州新幹線に乗ってみよう!!

博多駅に到着した最速のN700系「みずほ」 熊本まで僅か33分と速い。

JR九州の車両はその斬新なデザインで評価は高いが、この九州新幹線CMも素晴らしい。

 

博多駅で出発を待つ800系新幹線「つばめ」

 

800系新幹線「つばめ」は九州新幹線内折り返し各駅停車として運用されている。

「つばめ」は国鉄時代に東海道本線をヘッドマークも誇らしげに疾走した頃が最も輝かしい時代だったのかもしれない。

 

夏姿つばめレディ。

 

お馴染みの700系「ひかりレールスター」

 

熊本駅に進入する新大阪行N700系「さくら」

 

大阪駅に先立ち博多駅もリニューアルされた。 開業を飾り山が祝福する。

 

駅が新しく生まれ変わることは画期的で新鮮ではあるが、人の往来を見続けてきた古い駅舎の情緒も捨て難いと思う。

JR博多シティの煌めき。

2011年7月 福岡県福岡市、熊本県熊本市

 

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少年時代に還る夏・飛行機の旅を楽しもう

2011-07-24 10:47:04 | その他

中部国際空港から福岡空港へ。 福岡便の座席は左窓側を指定したい。

天候に恵まれれば琵琶湖上空から京都、大阪、神戸の市街地、瀬戸内海の島々、さらには四国の山並を眺めることができる。

 

中部国際空港を離陸後、伊勢湾上空で左旋回、四日市上空を経て鈴鹿山系を横断する。

眼下に御在所岳。

 

大阪市街地と大阪湾、海上遥かに関西空港が霞む。

 

広島市上空、雲の切れ間から瀬戸内海の島々を望む。

 

手前の海は響灘、中央部の海峡が関門海峡、彼方の周防灘には北九州空港。

下関市上空を通過、福岡空港はもうすぐだ。

 

福岡空港に着陸、STAR ALLIANCE塗装の777が離陸を待っていた。

 

一時間足らずの空の旅を子供目線で楽しんでみました。 機内で寝ていてはもったいない。 

夏雲沸く福岡、暑い一日となりそうだ。

2011年7月 ANA213便機内

 

 

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祇園祭・2011 山鉾巡行 其の二

2011-07-22 21:31:26 | 祇園祭

日本で最も格式が高く、知名度もあり、伝統に裏打ちされた、祭りの中の祭り、それが祇園祭。

人気撮影場所ともなれば敷居も高い。

 

菊水鉾の辻回し。

 

巨大な鉾は10トンを超える。 割竹を前輪に敷き、水を打ち、車輪を滑らせて上品に曲がる。

 

 リストランテ・ストラーダ御池のテラス席から山鉾を眺めたいが・・・

 

新町通を下る菊水鉾。

 

動く美術館と讃えられる山鉾群は、やはり伝統ある町家建築を背景に眺めたい。

 

八幡山の帰還。

 

新町通の京町家・紫織庵前では祇園甲部の舞妓さんや芸妓さんが巡行に華を添えておりました。

2011年7月 京都市中京区

 

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