旅と祭りのフォトログ

さて、どちらへ行こう 風が吹く

今宮戎神社十日戎2020 浪花の恋の福娘 其の三

2020-01-19 14:23:32 | 関西紀行

年の初めのえべっさん~ 商売繁盛で笹持ってこい~

 

「今宮戎神社」正月三が日の参拝客は約5万人ほど。

 

それが十日戎の三日間で訪れる参拝客は何と100万人を超える。

 

大阪の新春は正月よりもえべっさんで盛り上がる。

 

巫女姿のえびす娘、福娘選考会で最終審査まで勝ち残った花も実もあるお嬢さんだ。

 

「今宮戎神社」の福むすめは昭和28年から始まり、60年以上の歴史がある。

 

宝恵駕籠行列に参加していた上方芸妓の減少で「今宮戎神社」が独自に選考し福娘として行列に加えたことが起源。

 

今では十日戎に無くてはならない存在となっている。

 

そうであろう、どこに出しても通用する美的存在感。

 

報道メディアの画像では参拝者の持参した福笹に縁起物の吉兆を授ける福むすめの姿が度々取り上げられる。

 

浪花の新春に花を添える風物詩である。

 

福むすめの応募資格は満18才から23才までの未婚の女性。

 

関西在住の大学生と社会人の応募が多いらしい。

 

「今宮戎神社」には「いまみや福娘会」なる歴代福娘のOG会がある。

 

十日戎の期間中は境内に特設ブースが設置され人気が高い。

 

福娘OGは着物の色で見分けることができる。

 

十日戎ではほんまもんのべっぴんさんが笑顔を振りまいてくれます。

 

好きやねん 好きやねん 咲くやこの花 大阪ロマン

 

ほら、お爺ちゃん・・・ 福笹にお札と吉兆つけといたで、長生きしてや。

2020年1月 大阪市浪速区

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今宮戎神社十日戎2020 浪花の恋の福娘 其の二

2020-01-15 22:30:07 | 関西紀行

チンチロカンチロ 会社をサボって 今宮ゆけば 戎のべっぴんさんが 笑顔で招く

 

本戎を迎えた境内、ここは大阪ならではの遊び心でお参りしたいものだ。

 

アッ、 宝恵駕籠に乗ってた福むすめさんやんか。

 

奉仕活動は大変やね~

 

アッ、寅さん!! 何でこんな場所で・・・ 大阪で商売のかたわら、ちょっと覗いてみたのよ。

 

逢いたかったわ・・・

 

縁起ものだ、釣りは要らねえ、取っときな。

 

ハーイ、いらっしゃーい!!

 

エッ、PayPayで初穂料払いたいって・・・

 

困ったね~ えべっさんは現金しか受け取らないのよ~

 

いやだー ちゃんと持ってるじゃないの。

 

あんた、おもろい人やね。 毎度おおきに!!

 

違った、もとい  「よいお参りでございました」

2020年1月 大阪市浪速区

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今宮戎神社十日戎2020 浪花の恋の福娘 其の一

2020-01-13 22:11:21 | 関西紀行

 

浪花の「福むすめ」 只今見参!!

 

あーら寅さん、今年も来てくれたんだ、嬉しい、綺麗に撮ってね~

 

わかっておりますとも、約3,000人の応募者の中から選ばれし40名の「福むすめ」 お世辞ぬきで全員超べっぴんさんです。

 

何気なく花簪に手をやる女性らしい所作。

 

どこから眺めても容姿端麗にして気品に満ちた立ち姿。

 

遠方から訪れた寅さんのカメラにも ホレッ、この笑顔です。

 

鶯色の着物に千早を纏い、頭には金の烏帽子。

 

清く、正しく、美しく、満面の笑顔でのおもてなし。

 

新春を寿ぐ祭りは日本各地に存在するが、華やかさと活気が都会のど真ん中で実感できるのが「今宮戎神社十日戎」

 

「うーちましょ~ ヨイヨイ もひとつせ~ ヨイヨイ いおうて三度~ ヨヨイノヨイ」  難波の繁華街にお目出度い上方締めが響いた。

2020年1月 大阪市浪速区、中央区

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今宮戎神社十日戎2020 宝恵駕籠行列

2020-01-13 10:24:38 | 関西紀行

「今宮戎神社十日戎」に花を添える「宝恵駕籠行列」です。

 

いきなり上方落語界重鎮の桂文枝師匠の登場。 「オヨヨ」

 

東海地方では1月7日に門松も片づけられるが、関西方面では1月15日に松の内が明けると言われている。 

 

十日戎で賑わうミナミの繁華街にべっぴんさんを追いかけた。

 

前日の宵戎に続き変幻自在の活躍をみせる「ちんどん通信社」さん。 芸達者の鳴り物がお練りを盛り上げます。

 

上方舞山村流からは家元の山村友五郎さん。

 

難波の商店街に人波をかき分け鯛の練物がやってきた。

 

大物吉本芸人も登場。

 

宝恵駕籠~ 宝恵駕籠~ 宝恵駕籠~ 景気のいい掛け声が響く。

 

♪きっと来てねと~ 泣いていた~ 可愛あの娘は~ うぶなのか~ なぜに泣かすか~ 宗右衛門町よ~♪

 

OSK日本歌劇団の女優男優さんが愛嬌を振りまいております。

 

戎橋筋商店街のマスコットキャラクター「えびたん」

 

国立文楽劇場からは品格漂う技芸員の吉田勘彌さんに抱かれ赤姫人形も戎詣です。

2020年1月 大阪市浪速区、中央区

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新春の観智院

2020-01-06 20:40:28 | 京都散歩

 新年は凛とした清々しい気分で迎えたいものだ。

 

 そこで、比較的観光客が少ない京都の名刹を訪ねてみた。

 

 世界遺産として名高い東寺の塔頭「観智院」です。

 

 正式名称は「真言宗総本山 東寺 別格本山 観智院」

 

 東寺に限らず真言宗全体の勧学院としての重責を担う。

 

 まずは茶室「楓泉観」

 

 室町期に上流武士が好んだ書院風の茶室。

 

 貴人口をもつ本席と奥の席から構成されている。

 

 雪見障子から眺める中庭。

 

 坪庭の千両は冬の彩。

 

 客殿と本堂の間には手入れの行き届いた中庭が、

 

 安土桃山時代の作庭と伝わる「四方正面の庭」

 

 どこから眺めても絵になります。

 

 京都の名刹は格調高い美術館です。

 

 客殿南側に広がる枯山水様式の庭園「長者の庭」

 

 国宝客殿から眺める真言密教の無限なる宇宙観と涅槃寂静の境地。

 

 東寺の塔を寒い雲がゆく。

2020年1月 京都市南区 

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