暖かな冬と思いきや、
最強の寒波にブルッときた。
この時節ならではの淡雪を期待したいものであるが、
県外からの一見さんにとっては高嶺の雪花。
それでも・・・
冬の禅庭は、
訪れる人も少なく、
静寂の中で思惟にふけることができる。
「大徳寺」の塔頭「瑞峯院」
三つの茶席を有する。
’大徳寺の茶面’と称される所以であろう。
質素にして格調高く、
季節の移ろいを感じ、
心静かに冬の禅寺を愛でる。
2016年1月 京都市北区