走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

意識のちがい

2008年11月24日 21時35分52秒 | その他
 実践教育の重要性

 友人と話をしていて、ドライバーと同乗者の意識の違いについての話になりました。
 同じ車で行くのですから、当然目的地は同じなのですが、帰路やもう一度その目的地に行く場合に同乗者に運転を替わったとしましょう。
するとどうでしょう、道に迷ったりわからなくなったりする場合があります。

 こういったことが起こる最大の原因は、おそらく運転手と同乗者の意識の違いが上げられます。
最近、私はこの意識のちがいを痛感することがあります。
同じ目的地に向かって進んでいたと思ったのに、そうではなかったと。
自分の身勝手さから後ろを見たら誰もいなかったということはあるなとわかっていたつもりなのですが、同じ車で同じ目的地に着いたのだから運転を替わっても大丈夫だろうと思っていました。

 でも現実はそうではなかったのです。
確かに何も意識せず同乗しているだけなら、途中の景色も目に入っていないでしょうから目印の一つも覚えていないでしょう。
つまり、同じ時間と環境を共有しただけで、なぜその目的地に行くのかという説明と、運転を交替するということを最初に話すことを怠ったために同乗者は自信を喪失する可能性があります。
ということは運転手である私が悪いのです。
ですから運転手は、自らの運転技能を高めるだけでなく、後継者を育成するという観点から「ここはこの目印で右にまがるんだよ。」と、ときどき説明をするということが必要だと思うのです。
そこまでしなくてもいいだろうと思われる方もおられるとは思いますが、自分が未経験の同乗者とした場合、どうでしょうか。
「最初に言っといてよ。」とか「それなりに、きちんと教えておいてよ。」と思うにちがいありません。

 そして、大事なことは必ず運転をさせるということです。
道に迷ったら、まず任せましょう。
仮に間違ったら、迷った場所までもどり、もう一度挑戦させてみましょう。

 どのような場合にも障害はつきものです。
その障害は、自らが乗り越えていかなければ自分のものになりません。
そして、乗り越えるたびに自信とやりがいを積み重ねていくことになるのです。 





 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。