走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

誇りは高く、視線は低く

2008年04月03日 05時47分34秒 | その他
 国会中継より

 先日、深夜、たまたま国会の委員会中継を見ていたところ、NHKの福地会長が次のような質問(趣意であり、一部のみの抜粋です)に対して、素敵な答弁(趣意であり、一部のみの抜粋です)をされておられましたので紹介します。

 質問:NHKは近年、さまざまな不祥事などが繰り返され、社員の士気や
    ヤル気が失われ、さらにはそれが悪循環となりさまざまな規範や
    規律といったものが欠如してきているのではないか。
    また、公共放送として、今までのようなやり方でいいのか、考え方と
    今後の方針をお聞かせ願いたい。

 答弁:ご指摘のように今、NHKの社員は伏し目がちになり、誇りを失い
    かけています。
    そこで、私はそうした社員に対して、「誇りは高く、視線は低く」と
    言い続けておるところであります。
    また、NHKが他の民間放送と大きくちがうところは、公共放送と
    しての使命や目標をもって取り組む必要があるということです。
    それは、あらゆる視聴者から平等に受信料をいただいている反面、
    あまねくニーズに応える必要があるからです。
    また、民間の評価基準が視聴率である一方、視聴率では推し量れない
    番組も時に必要であります。
    その時に大事なことは、だからといって評価しないでいいという
    ことにはなりません。
    全国民から受信料というものをいただいている限り、常にそのニーズ
    に応えつつ、それを評価する基準を設け、定期的に評価し、変える
    べきところは変えるという姿勢が大切であり、今後もその方針に従い、
    公共放送に携わっているという自覚と誇りを持つよう指導してまいり
    たいと思っています。」

 行政に携わる者として、このとおりだと思いました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。