走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

支えあうとは...

2012年02月17日 22時25分04秒 | 職場の出来事

年度末が近づき出先機関である支所は、引越しシーズンとともに忙しくなる。
そのため、ゆっくりと職場内研修(OJT)ができる環境でなくなるので、来年度の窓口サービスの対応を含めて、しっかりとした研修を行った。
事前に私からは、「気持ちのいい窓口づくりとは...」というテーマを投げかけていた。
前にも紹介したが、私の職場は6人。
そのうちの一人、Sさんが今週の月曜日から産休に入ったために5人になってしまった。
そして、チャーミングだけど芯の強く、お客様にとてもやさしかった臨時職員のMさんの任期が来てしまう。
かなりの戦力ダウンである。
危機感が増してきたところだったので、OJTにはいいタイミングではあった。

小さいがゆえにあまり発言がないだろうと思っていた。
口火は、
「3月1日に増員がされない場合の業務処理方法と、仮に来てもスキルのない増員の場合を想定してほしい。しかし一方では、お客様に対して『気持ちのいい窓口』を作りたい。矛盾していることはわかっているが、ここはチエと工夫で乗り越えたい。」と
驚いたことに、このことに彼らはしっかりと受け止めてくれていた。
事前に、T君とS君で話し合って「窓口業務・対応も心も、待ち時間ゼロ作戦」というキャッチコピーをつけて、提案書を作ってくれていた。

その提案書にしたがって、話し合いをしていく。
私は、すべて頷くだけ。
時に、感心し、一つ一つ確認をしながら押さえ込んでいく。
すべて部下たちの提案である。

そして、今月末までに迅速に動けるように事務所内のレイアウトを見直し、整理整頓するように決めた。
切羽詰った状態で、支所長の私と用務員のSさんはフロアーマネージャーをおおせつかった。
さらに、「笑顔あいさつリーダー」なるものを新設し、毎朝の練習計画を作ってもらうことにした。
当然、リーダーはK君。
頼んだよ、K君。


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