走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

学ぶって...

2014年02月24日 20時52分38秒 | 職場の出来事

今日、部下のK君から22日(土)に愛大で開催された「有権者教育ワークショップ in MATSUYAMA」というワークショップに参加した内容の報告を受けた。

このワークショップは、科研費補助金基盤「社会系教科における発達段階を踏まえた小中高一貫有権者教育プログラムの開発研究」報告会として開催されたものだという。

昨日の愛媛新聞に内容が掲載されていたので前知識はあったのだが、部下から改めて詳細な報告を受けると、その意図が明確に理解できた。

新聞を読んだときには、「ずいぶんと難しいテーマに取り組んでおられるんだなあ」というのが偽ざる心境であった。

説明としては、政治教育を小学校低学年まで掘り下げていった場合の課題や問題点についても触れられており、学校現場での取り組みについても議論されたようである。

こういった活動は、私たちにとっても願ったりかなったりである。

ただ、心配するのは子供たちにとって、その学びの大切さがどこまで理解できるかではなかろうか。

私自身、勉強が嫌いな子供であった。

理屈の多い子供であったから、「なぜ、勉強をしないといけないの?」と常に自問自答し、答えが出ない不愉快さと元来の頭の悪さから勉強が面白くなくなり、ついには勉強嫌いになってしまった。

そんな私が最近、学ぶことの面白さや楽しさを大いに感じている。

それは、きっと明確な目的やビジョンがあって、そのために必要な学びとはなんなのかを探すところから始めているからかもしれない。

つまり、自分から学びたいというモチベーションを次々と起こさせている。

そして、その行為を重ねていくと、どん欲なまでに学びたいと思うようになってきた。

そうなると学ぶということが楽しいことだとわかってきた。

残念なことは、ずいぶんと年を取ってからそれがわかったということ。

子供たちにこのことを理解させるには簡単なことではないと思うが、それを先生に任せるだけではいけないと思う。

むしろ、家族が「何のために」を明確に伝える努力をすることが大切である。

技術や理論については学校が教え、理念や応用については家族が教えるという役割分担を明確にしておく必要があろう。

そうすれば、子どもたちの旺盛な学習意欲に火をつけれるかもしれない。



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