走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

縁の下の...

2007年01月18日 20時15分29秒 | その他
 今度の日曜日は、いよいよ愛媛県知事選挙です。
報道の予想を見ていると無風選挙の可能性が高く、投票率も低迷しそうだとのこと。

 私は、選挙管理委員会事務局(以下「選管」)のOBですので、当日は投開票事務のお手伝いです。私の職員生活の半分は選管だったので、選挙事務が身体にしみこんでいるような気がしますが、公職選挙法も改正され、ついていけない部分もあります。

 しかし、選管の仕事は本当に地味な仕事で、人知れずやる仕事なのです。
本当にスポットライトが当たらないというか、「民主主義の縁の下の力持ち」的役回りですので表には出にくい仕事なのです。
 でも、仕事をしている職員は活き活きしていて、さまざまな苦情(選挙は権利の主張なので日頃の鬱憤が一気に噴出し、その苦情は半端でないのです。)にも負けず、ひたすらがんばるのです。
 私も現役のときに、先輩から「100%が当たり前でそれ以上を目指せ!!」などと叱咤激励をされたものであります。(内心100%以上ってどんなこと?などと疑問を抱きながら)

 そして、さまざまな突発的アクシデントに対しては、いかに迅速に対応できるかがポイントでした。
これは、選挙執行日が明確に定められていたため、事務処理のスピードが重要なファクターとなっています。

 一方では、間に合いそうもなければ、「どうにか見繕え!!」などと檄が飛び、本当に帳尻あわせだけはうまくなりました。(「帳尻あわせのタケ」と言われる所以です。)

 選管の職員は、本当によく働きます。
 それは、一人でも多くの民意を正確に伝えるのが使命であるとわかっているからです。
ですから、彼らにとって投票率が下がることは何よりもさびしいことなのです。

 どうか、
     1月21日(日)愛媛県知事選挙

              には、こぞって投票に行ってください。


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